ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 正義と悪が交わるときに オリキャラ募集、締め切り迫る
- 日時: 2010/12/26 13:54
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
どーもっ!ZEROです!何度も没作品を出しているみたいですが、そんな事は気にしない((
今回は日本の裏世界が舞台に不良等が大暴れしちゃいます!!!
一応ジャンルとしては『サスペンスアクション』なので。妙に明るかったりするのは気にしない!
ZEROなんて雑魚キャラだよぉぉぉ!!!
なんでこんな奴のお遊びなんかに…!
そもそも俺コイツの事嫌いだし。
に当てはまったら退散願います。
別に読んだっていいけど…。
ちょっと暇潰しに読ませろ。
お前を信じる!俺を信じろ!
ていう感じの人は見ても問題はないでしょう。一番下
のは気にしないw
—目次—
プロローグ
>>1
第一章 罪人は正義のために戦う
#1>>2 #2>>8 #3>>9 #4>>11 #5>>13 #6>>14
第二章 罪人の悪は悪の正義へ変化する
#1>>15 #2>>17 #3>>23 #4>>26
—お客さま—
黒帝様 プラチナキング様 月夜の救世主様 Neon様
いきなりなんですが読者サービス?という事で重要キャラ募集です。
ですが、重要キャラとして出せるのは一人です。他に二、三人出せますけど。
という事でオリキャラオーディションです!応募は下記の物をコピペして、
応募してください。重要キャラ狙いなら難がある性格でお願いします。
一応敵にするんで。それ以外ならフリーでよしです。
題名を変えました。若干イメージ変わっちまうんでw
えっと、もう一つだけ言わせていただきます。この小説では書き方変えます。
とにかく応援宜しくお願いします!!!
- Re: 悪が正義で正義が悪で ( No.13 )
- 日時: 2010/12/06 22:40
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
—————————————一方、貞治は。
「オラァッ!!!」
「ぐはっ!!!」
さっきの不良に袋叩きにされていた。それも20人程で。
凶器は使ってこないものの20人の袋叩きはやはりきつい。
貞治も顔が真っ赤になっていた制服には血が飛び散っていた。
「だ、誰…たす…け…」
「そんな泣き言言ったって来るわけ…」
「助けが来たら?」
貞治が振り向いたその先には……。
————————————————————賊徒がいた。
貞治はほんの一瞬笑みを浮かべた。
「賊徒君っ!!」
「助けに来たぜ、最高のダチよ」
「あぁん?お前、やんのか?」
不良達はジリジリ距離をつめてくる。しかしまだ気づいていなかった。
後ろから不意打ちされている事を——————。
「ばーかっ!後ろが甘いんだよ」
「くっ!!!」
「やめろ!!!」
万事休すかと思われた時、堂々とした声が響く。
「なんでですか!?組長!」
「そいつ、そのヒョロのグルみたいじゃねぇか、俺にやらせろ」
…なっ!?組長が賊徒君を!?危ないよ、賊徒君!
「上等じゃねぇか、俺も賛成だ」
この喧嘩が新たな始まりとなるなど誰も思わないだろう。
- Re: 悪が正義で正義が悪で ( No.14 )
- 日時: 2010/12/07 20:10
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
二人は誰もいない工場跡地へと向かった。
ここは不良達の溜まり場らしい。運よく今日は誰もいない。
僕、貞治も不良の部下に無理矢理連れて越されました。
「じゃあ、始めようかー?新入りよぉ」
「一言余計だ」
二人はお互い睨みを利かせている。思った以上の迫力だ。
僕は背筋がつい震えてしまう。それ程怖いという事でもある。
「行くぜ、オラァッ!!!」
僕とあの不良から20mも離れているのにすごい風圧だ。
やはりあの人、口だけじゃなくて実力もある。
さすがは不良の大将やっているだけあるなぁ。
「あんた、そんなんで俺を仕留められると思ってんのか?」
「てめぇ、生意気な面しやがって…。打ち殺す!!」
賊徒君、挑発なんてしたら殺されちゃうよ!!
僕は心で何度も叫ぶ。しかし心で叫んだってどうしようもない。
ついに僕は賊徒君を助けたい一心で叫んだ。
「賊徒君!!もういいよ、これ以上やったら本当に殺されちゃうよ!」
僕は今の思いを全てをぶつけた。賊徒君はすぐこう答えた。
「馬鹿野郎!!友達っていうのは一緒にいなきゃ意味ないんだよっ!
俺の…俺の友達が傷つくのが嫌なんだよっ!!!
……ちっと待ってろ、俺が絶対助けてやる」
賊徒君…!僕は目が涙ぐんでいた。あの一言が心に響いたのだから。
「…さっきからちまちまと友情ごっこしてんじゃねぇぞぉぉ!!」
「邪魔だ、俺の友達が待ってるんだ。あんま待たせるのも迷惑だしな」
賊徒君が不良の顔に固めた拳で殴る。不良はそのまま倒れてしまった。
「ひっ…!逃げろぉぉぉ!!」
不良達は泣きながら工場の外へ出て行った。
「待たせたな、貞治。じゃあ帰ろうぜ」
「うんっ!!!!」
二人は仲良くしゃべりながら家に帰っていった。
「あいつ、見所あるな…」
工場の片隅で一人の男はその光景を見ていた。
- Re: 悪が正義で正義が悪で 1話up完了 ( No.15 )
- 日時: 2010/12/09 20:41
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
第二章 罪人の悪は悪の正義へと変化する
あれから、一週間が経った。僕はあの出来事が信じられない。
いや、出来事ではない。あの賊徒君の姿だ。どこか勇敢な感じがして、
いかにも正義を語れるような感じがした。
「貞治、一緒に帰ろうぜ」
「うん!もちろんだよ!」
こんな風に僕と賊徒君は仲良くなっていった。
賊徒君ってやっぱりいい人だな、僕の勘も冴えるようになったね。
なんて自我自賛はしないけど…。
「おい、何やってんだ?行くぞ」
「あ、ちょっと待ってよ〜」
二人はしばらく歩いていた。ただ何にもない住宅街を。
あるとすれば、公民館とか公園ぐらいだ。
ちょっと苦しそうな声を出して貞治は言った。
「ね…ねぇ、公園で休まない?ずっと歩いてるよ…」
「まぁ、俺はいいよ」
そして二人はすぐ近くにある小さな公園へ行った。
公園に着くと二人はベンチに腰掛けて水筒の中の水を飲む。
無言で休んでいる二人の顔の間からいきなり少年が出てきた。
「ちっす!お前等もここで休んでるのか!」
「うわっ!!」
「誰だよ、お前」
しげしげ服装を見てみると僕達と同じ制服だという事に気がついた。
けど、うちのクラスではないような気がする。
だって若干黄色に近い髪の色でこんなに目立つ様な人はいない。
「あ、俺。俺は悪我意高校の一年二組の結城雅治、宜しく」
「結城君か…、僕は金尾貞治、宜しくね!」
「俺は夜鬼賊徒、宜しく」
軽い挨拶を三人は交わした。そこにある男が歩いてきた。
「なぁ、お前。工場跡地で喧嘩してた奴だよな?」
その男は金髪で髪を若干逆立て学ランを着ている。そして背は貞治より高い。
貞治と賊徒はただ首をかしげているだけだった。
しかし、雅治だけは違った—————————。
「番長と呼ばれた男、王我勇将…!」
- Re: 悪が正義で正義が悪で 第二章up開始 ( No.16 )
- 日時: 2010/12/09 22:28
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
上げますw
- Re: 悪が正義で正義が悪で 第二章up開始 ( No.17 )
- 日時: 2010/12/10 18:34
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
「番長と呼ばれた男!?」
貞治はびっくりして顔に冷汗をどっとかいてしまった。
そして足をガタガタ震わせてついには顔も真っ青になってしまった。
そんな中賊徒だけは動揺していなかった。
「なぁ、あんた誰だ」
「お前俺の事しらねぇのかぁ?」
勇将が睨みを賊徒に対して効かせてくる。それでも賊徒は動揺を見せない。
そんな緊迫した場面で勇将は口を開いた。
「ハッハッハ!ごめんごめん、脅かしちまって」
「は?は?」
貞治と雅治は声をハモらせて不思議な声を出す。
そりゃ、番長と呼ばれた男がこんなに馴れ馴れしいはずがない。
さらに番長なんていったらもっと怖いイメージが強い。
「……あぁ、番長って言うからもっと怖いとか思ってた?」
「………」
二人はなかなか口を開けない。下手に口聞くと何されるか分からない。
その恐怖心が二人の思考を遮って行動できなくしている。
「で、番長が俺に何の用だ」
「ちょ、ちょっと賊徒君!!」
「別にいいってさ、で用って言うのはな」
「お前に俺らのグループに入ってもらいたいんだ」
その一言の後、しばらく沈黙が続いた。さすがにいきなりの事で、
なんて返せばいいのかわからないだろう。
「俺は嫌だ」
この掲示板は過去ログ化されています。