ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 教室という世界
- 日時: 2010/12/08 15:21
- 名前: カノン (ID: r4kEfg7B)
- 参照: http://profile.ameba.jp/kanon-burogu/
こんにちは!
初投稿のカノンです(・∀・)
自己紹介はURLに載っていますのでそちらを見てください。
よろしくお願いします♪
(小学6年生なので、文章や言葉が変なところがあるかもしれません。そのときにはご連絡ください。訂正致します。)
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- 1、弱肉強食 ( No.1 )
- 日時: 2010/12/08 15:31
- 名前: カノン (ID: r4kEfg7B)
- 参照: http://profile.ameba.jp/kanon-burogu/
教室———
それは、弱肉強食の世界だ。
強いものだけが生き残り、弱いものは排除されていく。
そんな世界に疑問を感じるものは、強いものに標的にされ、日常のストレスのはけ口とされる。
アフリカのサバンナ、いや、サバンナ以上に厳しい世界。
サバンナに生息する動物には、仲間がいる。
生涯、信頼できる友が大勢いる。
裏切ることはない。
人間のように。
ライオンは食べるために、生きるために、狩をする。
人間は違う。
つまらないから、刺激的なことを欲して狩をする。
狩られるほうの気持ちなど知らずに。
- 2、裏切り ( No.2 )
- 日時: 2010/12/08 15:47
- 名前: カノン (ID: r4kEfg7B)
- 参照: http://profile.ameba.jp/kanon-burogu/
教室という世界はあまりにも過酷だ。
誰も信頼してはいけない。
『あははははっ!』
人気のない廊下に笑い声が響く。
『真奈のやつマジウケた!!』
『てか、もうあれオワってるよね』
『言えてる!』
3,4人がこっちの方向に歩いてくる。
『あれ?あいつ真奈じゃね?』
一人が私のことに気づいた。
私の話をしている途中に本人が現れたからか、みんなきまり悪そうな顔をしている。
『え、えっとお、ん、それは…。』
『いいよ、別に』
わけを話そうとしているグループのリーダーをさえぎって、私は小走りで廊下を歩いていった。
思わずため息が出る。
私もあのグループの一員だった。
一ヶ月前までは——。
- Re: 教室という世界 ( No.3 )
- 日時: 2010/12/08 16:55
- 名前: 健一 ◆x32DmUZvS6 (ID: lJWT90W0)
わわっ!
なんかすごく続きが気になります><
がんばってください★
- ☆感想へのお礼☆ ( No.4 )
- 日時: 2010/12/09 16:15
- 名前: カノン (ID: r4kEfg7B)
- 参照: http://profile.ameba.jp/kanon-burogu/
ありがとうございます♪
更新はゆっくりだと思いますが、どうぞよろしくお願いします(´▽`)ノ
- Re: 教室という世界 ( No.5 )
- 日時: 2010/12/12 14:36
- 名前: カノン (ID: r4kEfg7B)
- 参照: http://profile.ameba.jp/kanon-burogu/
それは突然始まった。
私の友達が病に倒れたのだ。
たった一人の大切な友人だった。
人間はこんなにも早くいなくなってしまうものなのか。
そのとき、私はクラスの不良グループと付き合い始めた。
さっきの人たちはそのグループの一員。
万引き、暴力、ゆすり…。
今考えれば凄いことをやっていた。
できることなら、そんなことしたくなかった。
もっと普通に、楽しく、明るく学校生活を送りたかった。
でも、できない。
わたしは茨の道に足を踏み入れてしまったのだから。
悪に手を染めてしまったのだから。
もう、あの世界には戻れない。
そう考えると、向こうの世界にいる人がもっと憎たらしくなってきて、もっといじめたくなって、でもそんな自分がもっと惨めになって…。
あるとき、私は勇気を出してカウンセリングの先生に相談した。
笑顔で、時には真剣な顔で、私の話を聞いてくれた。
こんな私のために———。
私はついに茨の道から抜け出すことができた。
でも、そんな私を受け入れてくれる人はどこにもいなかった。
本当に私はこれで良かったのだろうか。
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