ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜 オリキャラ募集開始!
日時: 2010/12/14 17:06
名前: ネクロフィリア ◆vVVAk74uXk (ID: OeXJRIuY)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=pY1a5-bFra4

時は世界第二次大戦の真っ只中。戦争の混乱に乗じ、悪魔が活動を始める。
最強の悪魔、荒れる教会。壊れる女神像。目覚める女神。
女神を模した偽りの女神。愛に飢えた男と女たちの、複雑な物語───。


クリック有難うございます。元・狂人魔女です。狂人魔女に続いて変な名前ですね(←

内容は、冒険(ファンタジー?)や聖書や悪魔や宗教などが沢山出てきます。
時代背景は中世ヨーロッパ風、世界第二次大戦の年代あたりです。史実とは全く違う表現の可能性有(←

ネクロフィリアの大好きなジャンルです。自分でもびっくりする内容に挫折の可能性大です(←
でも、挫折しないように頑張りますので、応援してやって下さい。

では、始まります。駄文覚悟でお付き合い&応援よろしくお願いします!

♪イメージソング♪
歌/ALI PROJECT 作詞/宝野アリカ 作曲/片倉三起也 曲名/亡國覚醒カタルシス
ALI PROJECT様より「亡國覚醒カタルシス(ボウコクカクセイカタルシス)」です!
通常バージョンもありますが、オーケストラの方がぴったりなのでオーケストラを載せました。
いつか通常バージョンも載せたいです♪ ぜひ、聴いて下さい。(*歌詞付き)

*オリキャラ募集*
オリキャラ募集を開始しました。詳細は>>06です。


「嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜」
  ・登場人物・
・ベリアル(詳細>>01)
・ガブリエル(詳細>>02)
・ミカエル(詳細>>03)
・イスラフィール(詳細>>14)

  ・登場人物オリキャラ
・滝川 綾星(詳細>>08)
・ヴォルフラム・ケッセルリンク(詳細>>11)

  ・嘆キノ物語・
 Ⅰ ドイツの美女はフランスの悪魔を殺す
Ⅰ-Ⅰ「仏・悪魔討伐」>>04
Ⅰ-Ⅱ「悪魔と謳われる男」>>07
Ⅰ-Ⅲ「右目のない女神像」>>10
Ⅰ-Ⅳ「ドイツ帝国陸軍大尉」>>13
Ⅰ-Ⅴ「悪魔と共に進む道」>>15

 Ⅱ悪魔と共に進み行きつく先


*お客様*
月夜の救世主様(オリキャラ 滝川綾星様を作成して下さいました!)
ラーズグリーズ様(オリキャラ ヴォルフラム・ケッセルリンク様を作成して下さいました!)

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Re: 嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜 ( No.6 )
日時: 2010/12/12 21:18
名前: ネクロフィリア ◆vVVAk74uXk (ID: BcdVt4VG)

***オリキャラ作成に当たっての注意***
1、登場回数が少なくてもOK?
2、キャラ崩れ大アリでもOK?
3、死んでしまってもOK?
4、登場頻度の差があってもOK?
*********************
↑が全て「OKだぜ!」や「OKよ!」の優しい方は↓へ進んで下さい。

***オリキャラ募集***
(*ネタバレ気味注意*)
1、主人公の敵になった場合は、主人公の敵の組織の部下に。
 主人公の味方になった場合は一緒に旅をします。それを踏まえて“所属”をどうぞ。

2、属性は、火、水、風、地、闇、光から選んで下さい。相対は↓を
 火は水に弱く、水は火に強い。地は風に弱く、風は地に強い。
 闇は光に弱く、光は闇に強い。上記の逆パターンもあり(火は水に強く、水は火に弱い等
**********
↑を踏まえたうえで、次は本当に↓へ

名前/読み【漢字の場合は読み仮名をお願いします】

性別【女か男で。男装の女性キャラなどは可】 年齢【何歳でも可】 種族【なるべく人間が嬉しいですが、何でも可】 所属【主人公の敵か味方か。職業などあればそれも載せて下さい】

性格【なんでも可ですが、なるべく詳しい方が嬉しいです】

容姿【髪の色、長さや瞳の色や身長、体重や服装などなるべく詳しいと嬉しいです】

設定【とりあえず、出身国が欲しいです。あとは備考的なものをこちらへ】

一人称【何でも可】 二人称【何でも可】 愛称【あだ名みたいな感じです】

属性【自分で作ってもOKですが、その場合は説明を】 武器【なんでも可。難しいものなら説明を】 固有技【必殺技みたいな感じです】

サンプルボイス
「」
「」
「」

*************
オリキャラを作成して下さる心やさしい方は、↑をコピーして使って下さい。
説明が下手なので、意味が解らないところは聞いて下さい。

Re: 嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜 オリキャラ募集開始! ( No.7 )
日時: 2010/12/12 21:33
名前: ネクロフィリア ◆vVVAk74uXk (ID: BcdVt4VG)

Ⅰ-Ⅱ「悪魔と謳われる男」

「ベリアル……」
システムで敵を察知した事を彼に知らせる。

私はアンドロイドのガブリエル。“神の人”の意を持つ天使の名を得ている。
元は彼を殺す為、イタリアから内密に派遣された私。でも、見つかって彼に完敗。
以後は彼に忠誠を誓い、彼と行動を共にしている。これがイタリア軍にバレたら、私は殺されるだろう。
今の私は“フランスの悪魔に殺された役立たずなアンドロイド”になっているから。

「どっかの軍隊がいるんだろ」
殺気立つ教会の外。何となくその雰囲気を感じていた。

彼はベリアル。過去にあった出来事で、悪魔と肉体の契約を交わした。
よって、彼は悪魔に姿を変える事ができる。悪魔となった彼の力は誰にも止められない。
よく、彼の命を狙って様々な国の軍隊が急襲を仕掛けてきたり、爆撃を行った。
でも、悪魔となった彼の前には全て無力。彼を倒す事は人間にできない。

「攻撃は恐らく夜中。眠らずにいましょう」
いくら彼と私でも、眠ってしまっては歯が立たない。彼は徹夜が苦手な人。
でも、起きていてもらわなくてはいけない。私は……。貴方を……。

「今夜は徹夜か……」
と欠伸をしながらうんざりと呟く。下を向いたとき、綺麗な黒髪が揺れる。
私はその姿に未知の感情を覚える。いくら未知とは言え、この感情は抱いてはいけないものだ。
なぜか私のプログラムがソレを一気に否定する。きっと、いけない思い。

「───」

そんな考え事をしていると、彼が瞳を閉じる。きっと、軍隊の者が近づいてきた。
黒い全身に紅い瞳、黒い翼を持った彼。彼はこの時、私の事は解っていない。
彼はフュージョンすると、理性がなくなる。すべて本能のままに行動する。
だから、時々吐き気を催すような惨殺を行うこともある。でも、私は彼から離れはしない。

その時、教会の扉が勢いよく開き、一気に銃撃が始まる。
夜の闇の静寂を裂く、けたたましい音。

Re: 嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜 オリキャラ募集開始! ( No.8 )
日時: 2010/12/12 21:59
名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
参照: PS3を購入したお父さん

名前/読み【滝川 綾星/たきがわ あやせ】

性別【男(名前が女っぽいですがちゃんとした男)】 年齢【20歳】 種族【人間】 所属【味方側/職業:風来坊】

性格【無口。クール。結構好戦的。ちょっと仲間思い。】

容姿【白髪、肩に付くぐらいのショートヘアー、180cm。69kg。白いマフラーをしていて黒いコート。フードつき。寒いときはそれを被る。深い青のGパン。水色のスニーカー。Tシャツは白く、骨をかたどったネックレスをつけている。】

設定【日本】

一人称【俺】 二人称【お前】 愛称【滝川or綾星】

属性【風・火】 武器【二刀流風鬼・炎魔(一つは風の力を持った風鬼。もう一つは火の力を持った炎魔。)】 固有技【風鬼烈風炎魔斬(ふうきれっぷうえんまざん)(強烈な風を吹かせ炎で焼き斬る技)】

サンプルボイス
「すぐに終わらせてやる。」
「仲間?俺はその言葉が嫌いだ。」
「幸福を掴むには不幸の壁を超えなければ幸福なんて一生つかめない。」

*************
お気に召していただけたら光栄です。

Re: 嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜 オリキャラ募集開始! ( No.9 )
日時: 2010/12/13 16:20
名前: ネクロフィリア ◆vVVAk74uXk (ID: BcdVt4VG)

月夜の救世主様>>8

素敵なキャラを有難うございます! 勿論即お気に入りでしたよ^^ 特に風来坊設定がツボですww
結構登場回数が多くなると思います。宜しくお願いします!
あ、私の事はタメ&呼び捨てで気楽に接して下さいww

Re: 嘆キノ壁〜ソロモン72柱〜 オリキャラ募集開始! ( No.10 )
日時: 2010/12/13 16:31
名前: ネクロフィリア ◆vVVAk74uXk (ID: BcdVt4VG)

Ⅰ-Ⅲ「右目のない女神」

「砲撃止め!!」

その声は女性のものだった。澄んでいて、とても綺麗な声の女性。
鼻をつく匂いと、何も見えない煙で覆われた視界。
煙がすべて消えた頃、赤毛の女性が率いる軍隊が見えた。人数は100人程度の小軍隊。

そんな軍隊で敵うわけがない。ガブリエルにも、ベリアルにも。

煙から現れたのは、長身の黒い悪魔。所々に浮き出る赤い血管、黒い禍々しい翼。その身体には傷一つない。

「はっ───」
赤毛の女性が驚いたように呟き、目を見開く。

彼は恐ろしいだけでない。心のどこかに悲しみを持っている───。
何故か解った。心のない悪魔の心が───。

次の瞬間、長いようで短い一瞬の出来事が起きた。
ある男性兵士が、赤毛の女性を突き飛ばして爆弾を投げ込んだ。
皆はそれを見て教会から走り去り、残ったのは赤毛の女性だけ。

この教会に残れば、間違いなく赤毛の女性は死ぬ。でも、赤毛の女性は動かない。
その瞳はしっかり爆弾を捉えている。でも、彼女は瞳を閉じた。

宵闇の静寂を裂く耳を劈く爆音が轟き、教会は粉々に崩れ落ちた。
誉れ高き女神像の右目は崩れ、床に材料の石がパラパラと零れ落ちる。

彼女は生きていた。悪魔と謳われる男に救われて───。

私はそれが信じられなかった。心がない悪魔状態の彼が人を救うなんて。
彼女もまた、驚いているようだった。そんな中彼はフュージョンを解く。

そこには、悪魔でもない、ただ悲しげな表情を見せる人間が立っていた。


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