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- 童話のセカイ
- 日時: 2010/12/12 12:26
- 名前: 涼 (ID: VNDTX321)
初めまして。涼です。ここでは、童話などを、ハッピーエンドばかりではない、というカンじで、アレンジ?してみたいと思います。←意味不明ですいません
初心者なので、暖かい目で見ていただけるとありがたいです。
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- Re: 童話のセカイ ( No.1 )
- 日時: 2010/12/12 12:54
- 名前: 涼 (ID: VNDTX321)
〜長靴を履いた猫〜
ある粉引き職人が死んだ。三人の息子はそれぞれ、粉引き小屋、ロバ、猫が遺産として分けられた。
三男には猫が与えられた。猫など役に立たないと、二人の兄から押し付けられたのだった。三男は、猫のほかに、生活に役立ちそうなものは何もなかった。
「これから、お前と二人でどう生きていこう...」
すると、猫が
「ご主人様、どうかご心配なさらずに。あなたはいつも私に優しくしてくれました。今度は、私が恩返しいたします。」
といった。
猫は三男に、長靴と大きな袋をくれるように言った。
猫は、森へかけていき、ウサギを捕まえた。そして今度は、ウサギが大好物の王様のもとへ向かった。
猫は言った。
「王様、今日はカラバ公爵の命令で、ウサギを持ってまいりました。」
それを聞いた王様は喜んで、カラバ公爵に礼を言いたいと言い、案内しろといった。
猫は、御者に道を教え、三男のもとへ走っていった。
猫は三男に川でおぼれたフリをしろと言った。猫はすばやく三男の服を茂みに隠したしまった。そして猫は
「大変だ!カラバ公爵が溺れ死んでしまう!」
王様は、三男に公爵にふさわしい服を着せてやった。
ところが、三男におぼれているフリをしろと猫が言っていたのを聞いていた男がいた。
猫はそんなことは知らずに、広い畑に居た。その畑は、悪い魔法使いのものだった。猫はそこで働かされている奴隷に
「ここに馬車が通りかかったら、王様にカラバ公爵のものといっておくれ。」
といった。
しばらくして、王様の馬車が通りかかった。王様は
「この広い畑は誰のものだ?」
と聞いた。奴隷達は言われたとおり、
「カラバ公爵のものです。」
と答えた。王様はなんと広い畑を持っているのだろうと感心した。
続く
- Re: 童話のセカイ ( No.2 )
- 日時: 2010/12/12 13:24
- 名前: 涼 (ID: VNDTX321)
続き
猫は魔法使いの城に行った。そして魔法使いに
「お前は、本当に魔法使いなのか?本当なら、魔法を使って見せろ!」
といった。魔法使いは
「なんだと!私が年寄りだから魔法を使えないとでも思っているのか!」
と怒鳴り、ライオンになった。猫は
「すごい!でも、いくらあなたがすごくても自分より小さなねずみにはなれないでしょう?」
魔法使いは、すぐにぱっとねずみに化けた。
猫は、そのねずみを食べてしまった。
猫は城のカーテンを開け、城を明るくした。
そこへ王様と、カラバ公爵となった、三男が到着した。猫は、御者にこの城への道を教えていたのだ。王様は
「なんと立派な城だろう!カラバ公爵は、大変立派な若者のようだ!」
それから王様は、カラバ公爵を自分の城へ連れて行き娘の王女に会わせた。二人は、互いを一目で好きになり、結婚することになった。
そして結婚式の日、多くの人が二人を祝福した。カラバ公爵のものとなったお城へ向かう途中、あの畑のそばへ来た。すると、一人の男が畑から出てきていった。
「王様、王女様、よくお聞きください。私は見てしまったのです。猫がカラバ公爵におぼれているフリをするように言ったこと、そして、カラバ公爵は、ただの粉引きの息子ということを!」
それを聞いた王様は
「お前は嘘をついていたのか!」
と言った。そして、
「この粉引きの息子と猫を殺せ!」
と命じた。
カラバ公爵からただの粉引きの息子に戻ってしまった三男と、猫はすぐに処刑された。二人の処刑は、沢山の人が見に来ていた。民衆の一人がぽつりと言った。
「カラバ公爵と猫は嘘はついていたが、悪い、悪い魔法使いを倒した。おかげで沢山の人が救われた。それなのになぜ、殺されてしまうのだろう。」
〜終わり〜
- Re: 童話のセカイ ( No.3 )
- 日時: 2010/12/14 16:26
- 名前: 涼 (ID: VNDTX321)
ここからはオリジナルです。
〜人が嫌いな女の子〜
人が嫌いな女の子
大金持ちのお嬢様
パパとママは優しいけれど
ソレは世間で甘いという
女の子はソレがいや
もともと人は大嫌い
ある日パパが言いました
「お前に不自由はさせない」
と
そしてママも言いました
「あなたには、ナンだって買ってあげる。」
ソレは世間で甘いという
女の子はソレがいや
もう我慢はできないと
パパをナイフで切り刻み
ママもナイフで切り刻み
二人を海にすてたとさ
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