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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 大切な物
- 日時: 2010/12/12 17:55
- 名前: 奏 (ID: rUpk0CSp)
ミカミ リンネ
私、御神 鈴音は世界がいつ消えようがいいと考えていた。
つまらない毎日。いつ死んでもおかしくない体。
それならさっさと、無くなってしまえと思っていた。
だけどー・・・
君が全てを教えてくてた。世界はこんなにも美しくって、綺麗なんだよ?って・・・
だから、これからの人生、しっかり生きようと思った
だってー・・・
自分の気持ちに気づいたからー・・・
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- Re: 大切な物 ( No.1 )
- 日時: 2010/12/12 17:58
- 名前: 爽 (ID: fbqYC.qT)
おもしろそうですね!!
続き楽しみにしていますww
- Re: 大切な物 ( No.2 )
- 日時: 2010/12/13 19:10
- 名前: 奏 (ID: tk7FG1Mp)
第一話「現実」
「・・・・・・はぁ」
私、御神 鈴音は1人病室で溜息をついた。
ここ何年間、詳しく言うと6年間ずっと、主に1人で過ごしていた。
病気にかかってからずっと、1人でいるので、最近暇で仕方ない。
「もぅ、鈴音ちゃん。溜息すると幸せが逃げちゃうわよ?」
1人の看護婦師が私の病室に入ってきた。
私の担当の中川 歩先生だ。
歩先生はそう言うと、花の水の入れ替えなどをしてくれる。
「幸せならもう、とっくの昔に無くなってるわよ」
鈴音は、そう返した。
無くしたというよりも、もともと無かったって言う方が近いかもしれない。
いや、無くっていい。
どうせー・・・
そんな夢なんか、儚く終わるー・・・
所詮夢は夢。現実にはあらわせれない
ずっと、孤独で過ごしてた私、
それが「現実」だ。
子供の頃、問いかけた事があった。
『ねぇ、希望の中にいると暗闇はすぐ分かるのに、何で暗闇からは希望は見えないの?』
そうー・・・
それが現実なんだよねー・・・
私が、
幸せになれる日って来るのかな?
誰か、
教えてー・・・
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