ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ずっとずっとずっとずっとずっと
- 日時: 2010/12/13 19:53
- 名前: 黒華 (ID: H6B.1Ttr)
〜プロローグ〜
私は「花咲 くるみ」。
お父さんの転勤で一緒に都会へ引っ越してきた。
お母さんは私が小さい頃に亡くなっている。
でも私は、新しく行く学校にわくわくした気持ちを
抱いていた。
でも・・・・・・・・・・・
- Re: ずっとずっとずっとずっとずっと ( No.2 )
- 日時: 2010/12/13 20:34
- 名前: ネコ子 (ID: kS1s3PtF)
紹介が遅れました!
私、ネコ子と言います。ずっとずっとずっとずっとずっとのプロローグだけで気になったんです!頑張ってかいてくださいね!黒華さん!
- Re: ずっとずっとずっとずっとずっと ( No.3 )
- 日時: 2010/12/13 21:18
- 名前: 黒華 (ID: JABApI6n)
すみません、ちょっと落ちてしまって;
見てくれた人が居て感激です*
頑張ります!
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*****第1章 「言葉の因果」*****
学校の名前は「私立 華桜学園」。
小、中、高。のエスカレーター式の女学校。
中学2年生の私は、小走りで中へと入っていった。
教室前、先生が教室へ入り、転校生が居ると言ったと同時に、皆からどよめきの声があがった。
もちろん緊張はしていた。
スカートのぎゅっと握り、教室へ踏み込んだ。
「今日からこのクラスの一員になる。花咲くるみさんだ。仲良くするんだぞー。」
先生が黒板に名前を書いている。
皆の視線の先は私。
説明が済み、私は自分の席についた。
1時限目は自習だったので、いわれた場所のページをぺらぺらとめくる。
ふいに目の前に女の子3・4人が集り出した。
「私かなみっていうの、よろしくね!」
「私は泉ね、よろしく。」
「美玖だよ!よろしくねえ!」
案外いい人達でよかったと少し安心した。
自分の携帯を出すと、アドレスを皆と交換した。
私は皆とだんだんなじんでいった。
だけど、ある日の昼休み。
かなみ達と昼ごはんを食べていると、
クラスで目立っていない「静香」という女の子が私達のほうへ歩み寄ってきた。
「…何?静香。」
「……ちょっとうるさい、静かにしてくれる?」
静香さんは無表情のままかなみを見下ろしていた。
かなみはクラスでもリーダー的な存在だったので、
皆が一斉に静香を見た。
「は?あんた何様?ふざけないで。」
かなみが静香さんをにらみつけると、
静香さんはしれっとした表情で
「関係ないわ、迷惑だといってるの。」
といった。クラス全員の血の気が引いていった。
かなみがゾクッとするくらい怖く静香を睨みつけていたからだ。
その日からだった、静香がいじめられるようになったのは。
〜続く〜
- Re: ずっとずっとずっとずっとずっと ( No.4 )
- 日時: 2010/12/14 14:01
- 名前: ネコ子 (ID: kS1s3PtF)
こんにちわ!!!
今日は学校が4時間だったので、のぞいて見ました。
第2話がとっても気になります!!!!!!!
がんばってクダサイネ☆
- Re: ずっとずっとずっとずっとずっと ( No.5 )
- 日時: 2010/12/14 17:01
- 名前: 黒華 (ID: qBNewIT8)
頑張ります(`・ω・´)!
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*****第2章 「重い鎖」*****
重い気持ちで教室のドアに手をかける。
「…おは……」
ドアを開けたと同時に私の言葉をさえぎって机が倒れた。教科書が散らばり、床に傷までついてしまった。
その机を前に呆然としているのが、静香さんだった。
どうやらかなみが静香さんの机を思い切り蹴飛ばしたらしい。驚いた表情を無表情に直すと、静香さんはせっせと教科書を集め、机を元に戻した。
「チッ…。」
腹を立てたように席を立ち、舌打ちをするとかなみはこちらへ近づいてくる。
「おはよ、くるみ。」
泉と美玖も少し静香のほうを睨みながらもこちらへ来た。「お…おはよう…。」なるべく目を合わせないようにそういうとかなみに腕を引っ張られ、トイレに連れて行かれた。
「痛っ…、どうしたの…?かなみ…。」
おそるおそる3人を見上げると、静香にかなみが口を吊り上げた。ニヤリと笑ったのだ。するとかなみは私の顔を覗き込んでこう言った。
「ねえ、あんたも見てたよね?静香のこと。」
多分、あの反抗したときのことだと思う。
冷や汗をかきながら私は返事を返す
「見てたよ…。」
「じゃあさ、あんたもウチらと一緒に静香をいじめようよ、ね?」
血の気が引いていくのが分かった。どこかで予想していたのかもしれない。でも、断ったら私までいじめられてしまう。必死に思いをめぐらせて答えた。
「わ、分かった…。」
「本当だね?もしも裏切ったら…」
泉が怖い顔をして言う。そんなことわかってる。
「大丈夫…私は…かなみ達の味方だよっ…!!」
ただこの場所から逃れたい一心でそういった。するとかなみがにっこりと笑ってトイレをあとにしていった。泉と美玖が最後こちらを睨んだような気がしたけど、怖くて確かめられなかった。
へたりと床に座り込む。力が体から抜けていく。
私は、ああ答えてよかったんだろうか。
---次の日---
「おっはよ!」
かなみが教室へ入ってきた。
「おはよ…。」
昨日と同じ重い気分だったから、少し沈み気味で答えた。すると、美玖が耳元で囁いた。
「ねェ、ちょっと静香叩いてきてみてよぉ。」
「えっ…そんな…。」
「あれェ?昨日泉チャンに言われたよねェ?裏切る気ィ?」
「違うっ…!!!」
私の大声にかなみが驚いた様子でこちらを見る。
ぱぱっと俯くと美玖がニヤリと笑っていった。
「じゃあ行って来て☆よろしくぅ♪」
ぽんっと肩を叩かれたと同時に私がガタンと自分の席を立つ。そして静香さんの前に行く。
「…何?花咲さん。」
冷たい視線がこちらに向けられる。
怖い、罪悪感と恐怖が体を蝕んでいく。
ごめんなさいっ…静香さんっ…!!!!!
「っ……!!!!!!!!!!」
パシンッ!と痛々しい音が教室にこだまする。
私はハアハアと息を荒げながら教室を出て行った。
静香さんの頬は赤く腫れていた。
その後にかなみ達が来て、私を褒めてくれた。
だけど、私の胸の中の気持ちを薄くはしてくれなかった。
もう…逃げられない……。
〜続く〜
- Re: ずっとずっとずっとずっとずっと ( No.6 )
- 日時: 2010/12/14 17:07
- 名前: ネコ子 ◆WuiwlRRul. (ID: kS1s3PtF)
おもろーーーーイ!!!!!!!
ちょ〜先がきになるっす♪
ところで…
何歳ですか?
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