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夜明けの銀河は支離滅裂
日時: 2010/12/18 15:00
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: cebg9jtM)
参照: 名前は、デンマーク語で麒麟。

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  My name is Giraf

  

  ...さて、前置きは置いといて(大して長くないのに。)

  この小説はSF(サイエンスフィクション)小説です。
  
  苦手な方は、戻るボタンを押すのをオススメします。

  
※注意事項※  ————————

1.荒らし、煽り、チェーンメールは来ないで下さい。

2.決して批判はしないで頂きたいです アドバイスは大歓迎です。

3.他の人が傷つく誹謗中傷もやめてください。

※注意事項※  ————————


 ┏━━━━━━━━┓    
 ┃             ┃ 
 ┃   目 次      ┃ 
 ┃             ┃ 
 ┗━━━━━━━━┛ 


>>01】 [prologue.]
>>02】 [宇宙年表.]
>>08】 [キャラ紹介 <キース編>.]
>>10】 [エルモント惑星図]


━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━
         <本編>           


>>03】 [第一話 【少年は夢を見る】]
>>04】 [第二話 【白色の機体】]
>>05】 [第三話 【宇宙の片鱗】]
>>06】 [第四話 【苦い思い出】]
>>07】 [第五話 【突然の欠落】]
>>09】 [第六話 【ハプニング】]
>>12】 [第七話 【馬鹿野郎】] 
>>13】 [第八話 【連邦の策略と夜明けの銀河】]

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Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.2 )
日時: 2010/12/14 20:01
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)
参照: 名前は、デンマーク語で麒麟。

—————————[宇宙年表]—————————

2018年:人類が初めて宇宙に旅立つ

2018年:到達地点を「ネア」と名づけ、其処に在住する。

2019年:到達地点「ネア」が人類の技術発達により、巨大惑星になる。

2023年:「ネア」が、宇宙初の中心惑星に任命する。

2024年:「ネア」から様々な惑星が国家として進化 「国際連合宇宙政府」が「ネア」に誕生する。 この時、ネアは「大国家惑星」と呼ばれる様になる。

2025:ピア・ウェンドロフが開発したテクノロジー「PIA」が誕生 大きく宇宙は進歩する。

2026年:ピア・ウェンドロフが開発した近世代テクノロジー「PIA」が民間にも使用可能になる。

2028年:「国際連合宇宙政府」に名前が誕生 「ネア連合宇宙政府」となる。

2030年:「ネア」の近辺に位置する宇宙生物が民間人に攻撃を開始する。

2030年:宇宙生物は「ヴォセト」と名づけられ、ヴォセト達が「PIA」のテクノロジーを遥かに超えたテクノロジーを開発する これによってネア民間人の大半は死に至った。

2031年:ネア連合宇宙政府の大統領にミハエル・シェーチャードスキー任命。

2035年:ミハエル大統領が、ヴォセトからの攻撃を防ぐ為PIAを改良したテクノロジーが誕生し、一時ヴォセトの攻撃は停止した。

2048年:ミハエル大統領が「永年平和」という改革案を政府に提出する。

2048年:PIA改良版をさらに改良した「PIAⅡ」は宇宙船を遠距離まで安全に移動させる事が可能にした。 しかし、このPIAⅡ開発により、PIAⅡ搭載宇宙船による攻撃活動が始まった。

2051年:ミハエル大統領の改革案が採択され、時代は更なる近未来にへと変わった。

2052年:ヴォルトの安全部類「ヴォルテス」とのファーストコンタクトを取るものの失敗。

2053年:ヴォルテスとのセカンドコンタクトを取る。

2054年:サードコンタクトを取っている最中に、ヴォルテス側から全惑星へ大規模な攻撃が行われた 500万人が死亡する。

2055年:ネア連合宇宙政府は、ヴォルテス側からの攻撃について会議 ヴォルテスに総攻撃を仕掛ける事を決断する。

2056年:司令部がPIAⅡを武器開発に使用し、自動破壊システム「クロノス」を開発する。 開発者「ヴァンダー・ノーベントン教授」は歴史に残る貢献者となる。

2060年:ついに総攻撃開始する。 後にこれを「ヴォルテス大戦争」と呼ぶ。

2400年:ヴォルテス戦争から340年 人類は新たな目標を掲げ、また動き出す。
  

———————————————————————

Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.3 )
日時: 2010/12/15 15:09
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)
参照: 名前は、デンマーク語で麒麟。

第一話 【少年は夢を見る】

銀河が薄汚れていく様をネアから眺めている男の名はキース・ウェンデア。
キースは、薄汚れた宇宙を汚れたガラスから、何かを悔やむような目でジッと見ていた。

此処はネア ネア連合宇宙政府だ。
宇宙の中心にある惑星で、人口も多い。
そして、デスプラネットを密かに反発している惑星でもある。

 「…キース  何をしているんだ?」
近くから、若々しい男性の声が聞こえてくる。

「トム… 別に何もしていないさ …ただ宇宙を眺めていただけ。」
キースはそう悲しい表情を隠しながら返事をした。
この男性の名は、トム・ディンベン キースの友人だ。

「今更悔やんでいても仕方がない …そうだ 宇宙船を買ったんだろ? 是非とも見してくれよ。」
トムはそう、子供が大好物にあり付ける そんな表情をして、キースに訊いた。

「ああ、良いよ お前は前から宇宙で戦うスペースバトラーを尊敬してたからなぁ…」
キースがそう答え、宇宙港へと手招きする。

「それで…宇宙船の種類は? やはり、PIAⅡ搭載型のユーシデット型か?」
トムがマニアックな発言をする。

「ユーシデット? 何だいそれは…?  …でも機体は白だ。」
キースが返事に困り、咄嗟に話を逸らす。

「白か ユーシデットR-5758型か?」
トムが、理解できない発言をまた続ける どうやらマニア心が騒いでいるようだ。

「ああ!! もう!! わかんないって! …良いから宇宙港に行くぞ!!」
キースは不満げな面持ちで、早歩きで港に向かった。


「短気だなぁ    …短気は損気って言葉を知らないのかねぇ…  さーて行くか。」


そうして二人は宇宙港にへと向かった。

Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.4 )
日時: 2010/12/15 15:36
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)

第二話 【白色の機体】

「トム… これが宇宙船だよ。」
キースはトムのマニア心を擽る様な一言を言う。

「うおおおおおおおお! かっこいいな!! …良かったらパートナーにさせてくれ!!」
興奮したトムが、キースに両手を差し出す。

「勿論だよ。 宜しくね。」
キースは差し出された両手をギッシリと両手で握った。

「ありがとうな!  キース!!」
トムは喜びを隠せないのか、飛び上がったり、壁に頭を打ち付けたりしてる。
その光景を見て、キースはヤレヤレと苦笑いしながらトムは宇宙船の中にいざなった。





「すげぇ… こうなってんのかぁ…」
トムは少年のように輝いた目で、宇宙船の中を見回る。


「…さて、近くの惑星 ランタスに行くか。」
キースはそう言いトムに微笑む。

「ランタスって、人口が3兆を超えている惑星だろ? 技術発達が進みすぎて酸性雨が降ってるとか何とか。」
トムは有りっ丈の知識を披露する。

「酸性雨なら大丈夫だ 一部の地域だけだし さていくぞ…」
キースが出発しようとしたその時、一人の女が走り寄ってきた。

「助けてくれ!! “アイツら”が………!!」


非日常の真っ只中に今、居た。

Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.5 )
日時: 2010/12/15 15:36
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)
参照: 名前は、デンマーク語で麒麟。

第三話 【宇宙の片鱗】

「え…? どういう事…」
事情を訊こうとしたキースの口をトムが塞ぐ。

「何すんだよ…!」
キースが、驚いたような表情で言う。

「お前、あの女の服装見たのか?」
トムが冷静な表情でキースに訊く

「ん?  …赤い服だったけど。」
「そこじゃない! 赤い服じゃなくて、胸に付いていた紋章だ!」
トムの言っている事がまったく理解できないキースは、パニックになる。


「あの紋章 デスプラネット宇宙船第七艦隊指揮官長の物だぞ!」
トムはそう言うが、なぜ知っているのかが分からない。

「なんで知っているんだ?」
キースはそう訊く。

「テレビでこの前特集されてた あの女性が …確か名前はリン…んーっと。」
トムが頭を抱え思い出そうとする。

その間に、キースは女性を宇宙船の中にへと手招きした。


「…ど、どうも。」
脅えながらも、冷たい顔でキース達に挨拶する。

さっき言われた通り、胸を見ると輝いた鷲をモチーフした様な物がエンブレムとしてある。
確かに、デスプラネットの物だ。
小さく下に『Death Planet』と書かれていた。


(デスプラネット宇宙船第七艦隊指揮官長の物だぞ!)
トムの言った言葉が脳内で再び再生される。

「デスプラネット宇宙船第七艦隊指揮官長 リン・エネーターさん…ですよね?」
キースが訊く。




「そうです    …助けてください。」

Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.6 )
日時: 2010/12/15 21:30
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)
参照: 名前は、デンマーク語で麒麟。

第四話 【苦い思い出】

「おい、キース なんでリン・エネーターだって分かったんだ?」
トムが驚いた表情で問い詰めてくる。

「…俺の友人だ。」
キースは有り得ない一言を口から出す。
トムは唖然として、声も出ないようだ。

「…良いから私を助けろ うんそうだ助けなさい。」
とても棒読みでそう言葉を言うリンをトムは距離を置く。

「…何から助けろというんだリン。」
キースは冷静に対応する。


ダーン!!

騒がしい宇宙港が乾いた音のせいで静まる。

「あー… 見つかったね キース君の対応が遅いから…」
人に罪を擦り付けて、宇宙船から出るリン。
手を振るしかなかった。



「…ねえ、私をデスプラネットに戻すのはやめええええええ...」
リンの悲鳴も、苛立ちにへと変わる。

「トム… 早くランタスに行こう。」
キースがそういうと、トムは無言で頷いた。


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