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殺人レタ—。第三話更新♪
日時: 2010/12/17 16:21
名前: 柚月 (ID: gZSttT.g)

こんにちは☆
柚月と申します(*^0^*)
小説書くのは、
2年ぶりくらいです。

見てくださる方はコメ
いただけると嬉しいです。

*+*+*+メニュー*+*+*+

●登場人物>>1
○プロローグ>>2
●第一話>>4
○第二話>>7
●第三話>>8


(*^0^*)お客様(^∀^)☆
○明羅さま
○爽さま

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Re: 殺人レタ—。 ( No.4 )
日時: 2010/12/16 18:17
名前: 柚月 (ID: s4AxdT15)



第一話


「おはよ〜」

いつものあいさつ。
いつもの教室。

ここは私立桜ケ丘高校
進学校で頭もそこそこ。
あたしは親に入れられた感じ。

今までは平和な日常だった。

歯車が狂い始めるなんて
思ってもいなかった…。

*

「ごめん。別れよう」

「え…?」

学校に登校してから10分後
あたしは今彼氏と話してる。

状況が全く理解できない。

「だから終わりにしようって」

「突然どうしたの!?」

あたしは動揺を隠せなかった。

「俺…花梨が好きなんだ」

ドキッ

心臓が止まりそうになった。
花梨はあたしの親友なのだ。

「なんで…。酷すぎるよ!」

あたしの頬に涙が伝った。


「ばっかじゃないの」

「!?」

誰かの声が降り注ぎ
顔をあげた瞬間…

パン!!

親友の花梨があたしの頬を
平手打ちしていた。
優斗は驚いて逃げて行った。

「なんで…花梨が…」

「あたしが優斗に告白したの。あんたの悪いことや秘密、ぜーんぶばらしちゃった!そしたら優斗、引いててさ。花梨と付き合うって」

パァン!!
声よりも前に手が出ていた。

「ふっ…花梨のこと思う存分叩けばいいわ。もう優斗は花梨のものなんだから」

ポタッ——

残酷に満ちた涙が落ちた。








「絶対…復讐してやる」

あたしは今恨みを持った。

Re: 殺人レタ—。 ( No.5 )
日時: 2010/12/16 19:06
名前: 爽 (ID: fbqYC.qT)

おもしろそうです!!
続きがんばってください。

Re: 殺人レタ—。 ( No.6 )
日時: 2010/12/16 20:34
名前: 柚月 (ID: B1rykyOu)


>>3 明羅さま
コメありがとうございます!!
頑張ります☆
明羅さんのも見に行きます♪


>>5 爽さま
コメありがとうございます!!
頑張りますのでどうぞ気楽に
ご覧になって下さい♪

Re: 殺人レタ—。 ( No.7 )
日時: 2010/12/16 20:56
名前: 柚月 (ID: B1rykyOu)


第二話

「うぅっ…」

声を殺しながら泣いた。
涙が枯れるまで…

あたしは人を信じられなくなった。

学校では目の前で花梨と優斗が
イチャイチャしていて笑えてくる。

いっそ死んだほうが正しいのかな。


「・・・・・」

気付いたら屋上に来ていた。

ガシャン!
フェンスを飛び越え下を向く。
…足が震える。

「さよなら。」

飛び降りようとしたその時…


「待ちなさい—」

聞いたことのない女の声がした。

「あなたの恨み買うけど?」

「恨みを買う?」

ガシャン!
フェンスを飛び越え、
とりあえず話を聞く事にした。

「私の名前はK。殺人レターというものを創立させた。あなたが生きる代わりに恨みを晴らす。どう?契約しない?」

あたしは悩んだ。
人を信じていいのだろうか。

「本当に晴らしてくれんの?

「もちろん」

「…じゃあ契約する」

「良かった。これは殺人レターの説明書」

Kに説明書と言われ渡された紙を見た。


+殺人レター+
このレターにあなたの願いを書き
ポストに投稿して下さい。
そうすればあなたの恨み晴らします。
その代わりあなたに生きる事を
約束していただきます。


なんだか怖そう…

でも・・・
あいつらの顔見たくない。

死ネバイイノニ!!

そう思うと悲しみなんて生まれなかった。
ただただ憎しみが生まれてくるばかり。


「明日の4時27分までにポストにいれて。」
Kが怪しい笑みを浮かべながら言った。





「恨み…晴れるといいわね」

私は唾をゴクリと飲んだ。

Re: 殺人レタ—。 ( No.8 )
日時: 2010/12/17 16:15
名前: 柚月 (ID: gZSttT.g)



第三話

憂鬱な気持ちで街路を歩く。

本当に恨みはらせんのかな?
と半信半疑でもあるがとりあえず
家に帰って書いてみることにした。

「ただいまー」

そう言っても返事はない。
親は外出中のようである。

「…書くか」

封筒を開けると中には
赤の紙が入っていた。

カリカリカリカリ…

ドクンと心臓の音が響く。

「でき…た」

あたしは今までの恨みを込め
封筒を持ってポストへ向かった。

時間は4時。
そろそろ入れないと無効になる。

心臓が破裂しそうだった。

ポスッ
あたしは殺人者になった。

*

ピリリリッ!
知らない人からの電話

「はい?」

「投稿ありがとう。明日実行するからお楽しみに」

「分かりました」

あたしは明日学校へ行くのが楽しみになった。
ようやくあいつが消える!!!

消える消えるきえる…きえ…

考えすぎてパッと眠りについてしまった。

*

「おはよ〜♪」
あたしは朝から機嫌がいい。
なんせ殺人をするんだから。

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴り着席したが
花梨の姿はなかった。

「みんな…聞いてくれ」
担任が深刻そうな顔で言った。


「小林が自殺した」

みんなはキャーキャー言ってるが
あたしはただ一人笑みを浮かべた。




「えへッ…あたし、人殺しだ」

殺人レターは本当だった・・・


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