ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死遊び______
日時: 2010/12/16 18:21
名前: 遊び屋さん (ID: U3CBWc3a)

みなさーん!!


楽しい、楽しい遊びの時間が


ハジマルヨ♪



━━━━
更新はカメ並みに遅いと思いますが、どうか宜しくお願いしますm(__)m
コメント、アドバイスお待ちしております。

×ルールは守りましょう×
1.荒らしや喧嘩は絶対にNO
2.パクリ、ネタ盗みはないのでご安心を……
3.みんな仲良く♪

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Re: 死遊び______ ( No.1 )
日時: 2010/12/16 18:57
名前: 遊び屋さん (ID: U3CBWc3a)

『0』

━天国━

それは善人が逝ける死後の花園


━地獄━

それは悪人が逝ける死後の牢獄




━遊獄━

それは、生き返るチャンスを与える楽園




「死人の皆さん、死んだあなた方にチャンスを与えましょう!!!」




白いローブに身を包めた若き少年は、笑顔で目の前に呆然と立ち尽くす死人に言い放った。
「私の名前はプレイ……天使です。あなた方には、これから“死遊び”をしてもらいます。」
死人たちはざわつく。どの死人も、黒いローブに身を包めている。まるで、悪人扱いだ。

「“死遊び”の参加者には、特別の胸賞をお渡しします。それが“死遊び”参加の証です。」

プレイが指パッチンすると、死人の着ているローブに真っ白な宝石のブローチが現れた。
白い宝石は見たことのない輝きを纏い、とても純粋な雰囲気を漂わせている。心が清められる感じだ。

「それでは“死遊び”のルールは、フィールドへ移動して話しましょう。」

プレイが指パッチンした瞬間、眩い光が辺りを包みこみ、死人とプレイの姿を消した。

Re: 死遊び______ ( No.2 )
日時: 2010/12/16 19:00
名前: 友美 (ID: ZfyRgElQ)

ぉもしろぃですネ!!
続き、気になる。。

Re: 死遊び______ ( No.3 )
日時: 2010/12/17 19:56
名前: 遊び屋さん (ID: U3CBWc3a)

>>2 友美様
初コメントですね!!ありがとうございます!!!
続き更新するので、これからもよろしくです♪

 

Re: 死遊び______ ( No.4 )
日時: 2010/12/17 21:25
名前: 遊び屋さん (ID: U3CBWc3a)

『1』

「ようこそ。ROOM−Gへ。」

目を開くと、俺は全面青色の部屋に立っていた。
更に目の前には、青色のスーツに白いネクタイをした………天使らしき人がいる。

「ここは……どこだ?俺は死んだ筈だ。」

「これから、あなたに“死遊び”をしてもらいます。綾川湊さん。」

顔は小さく、身長は160ぐらいだろうか。雰囲気は学生だ。だが、どこか人間と違う雰囲気がある。
男の子は一礼すると、歩み寄り微笑みながら手を出した。握手の合図だ。

「私はあなたの保護者、魂管理天使のベカです。これからよろしくお願いします。」

「て、天使!?てか、一体ここはどこだ!?」

「天国と地獄の境目にあるチャンスの楽園、遊獄という所です。その説明よりルールの説明をします。」

ベカはそう言うと、振り向いてコツコツと足音を鳴らしながら説明を始めた。
どうやら、歩きながら話すらしい。


「あなたを含め、選ばれた26人の死人に生き返るチャンスを与えます。通称“死遊び”、そのゲームに勝てば生き返ることを保証します。ルールは簡単、それぞれ与えられた任務を遂行するだけです。制限時間はナッシング。しかし、もう1つだけ不可能と言っても可笑しくないルールがあります。




生き返ったことをばらしてはいけない。




つまり、家族、恋人、親友、その他もろもろの顔見知りと会えば、ゲームオーバーと言うことで、その時点で脱落となります。それでは、準備は良いですか?」


ベカは振り向き、俺「綾川 湊」の方を見た。
状況さえ飲み込んでもいないのに、“死遊び”というゲームをさせられ訳が分からない。

「あなたの任務は、向こうに着いたらお伝えします。」

「む、向こうって……」




「世界ですよ。」




ベカは俺に近づき、目の前で指パッチンを鳴らした。
その瞬間、俺の意識は途切れたのだった。

 


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