ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ぼくらの停止戦争—Stopp krigen—
- 日時: 2010/12/16 21:30
- 名前: Raito ◆IdMOoybiu6 (ID: JbVqO821)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=p6skE28zc_M&feature=more_related
〆ご挨拶
参照はOP的なあれですねわかります。
どうもこんにちは。おはようございますこんばんは。初めまして。お久し振りの方はお久し振りです。ライトと言う名前の馬鹿野郎です。
えーとですね、今回は多分ファンタジーと呼ばれるモノです。自分でもジャンルが曖昧ですすいません。
恐らく、多分、きっと、絶対駄文になるでしょうが「なんだこいつ駄目じゃん」などと思わずに最後までお付き合いしてくださったら幸いです。
それでは、よろしくお願いします!
(Stopp krigen=ノルウェー語で「停止戦争」の意)
〆目次
初 >>
一話 破壊数式 >>
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- 一話 破壊数式 ( No.1 )
- 日時: 2010/12/17 13:36
- 名前: Raito ◆IdMOoybiu6 (ID: JbVqO821)
- 参照: 逃げることは、許されないと。
数字が何よりも大切だとされるこの世界では、どうやら俗に終末の予言と呼ばれるものすらも言葉ではなく、数列で構成されているらしい。
そんなどう考えても可笑しい噂を持ちだしてきたのは、この世界では致命的とも言える数字嫌いの友人だった。
彼は自分の持っている能力をフルに使ってその噂を僕に語ってくれたが、残念ながら彼が話してくれた殆どの部分は耳に残らずにどこかへと消えて行った。僕の脳内に残ったのは要点を簡潔に纏めた冒頭の一文だけだった。その他の内容は、僕にとってそれほど重要なことではなかったらしく、喋っている彼の姿は覚えているのに話していた内容を一切覚えていない。つくづく自分の耳は便利な機能を持っていると思う。
まあそんなことはどうでもいいのだが、何故彼が僕なんかにそんな話をしたのか。それに問題がある。
彼は交友関係が無駄に広いのだ。その噂の真実を確かめたいなら僕より行動力のある人間に話せばいいし、笑い話のつもりなら僕より冗談の言える愛想の良い人間に話せばいい。生憎僕はそこまで愛想のいい人間ではない為、欠片も笑うことなどできなかったが。
試しに彼にそれについて訊いて見たら、「お前だから話すんだろ」という良く分からない返答が返ってきた。
「……なんだよ、それ」
「だから、お前ならこの謎を解いてくれるだろうと思って話したんだよ」
「……謎って。本当にそうなのか知りたいなら自分で調べろよ」
「本当かどうかはもう実証済みだよ。問題なのは、もうすぐ世界が滅ぶ、ってその数字が示してたらしいことだよ」
……どこから仕入れたんだ、そんな情報。
念のために言っておくが、彼は確証を得られる情報を直ぐに手に入れられるほど頭が良くないし、そもそもそんな情報を聞いたのなら馬鹿正直で単細胞な彼はすぐにでも行動を起こしていただろう。
(保留)
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