ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

配毒姫
日時: 2010/12/18 12:14
名前: 々々 (ID: PQ6W.j/M)

々々【ノマノマ】です。


配る女の子の話です。

Page:1



Re: 配毒姫 ( No.1 )
日時: 2010/12/18 13:13
名前: 々々 (ID: PQ6W.j/M)



李衆音 アリス【イシュウイン-アリス】

黒髪の長髪
太陽を好まない
頬に傷がある


白黒 キセノ【モノクロ-キセノ】

小さな図書館の館長
チャレンジャー
太陽大好き


秋宮 恭【アキノミヤ-キョウ】

本名:秋宮 恭也
おもいっきり、オカマ
だが、皆からは女だと思われる
声もスタイルも女性モデルなみ

Re: 配毒姫 ( No.2 )
日時: 2010/12/20 14:55
名前: 々々 (ID: PQ6W.j/M)

-sideキセノ-



その時見た女の人は魔女みたいで、すごく暗い人だった。



見せた笑顔は——だった。

Re: 配毒姫 ( No.3 )
日時: 2010/12/21 13:46
名前: 々々 (ID: PQ6W.j/M)

「いらっしゃい」


黒いお客さんに笑顔を向けた。


「今日は、何をお探しで?」





「アリス、笑顔とか嫌いなの。」


黒い人は綺麗な細い声で返事をしてきた。


「アリスね、人と関わるとか出来ないのよ。そもそも人間嫌いだし。」



かぶっていた大きな黒い帽子を取り、笑顔で返事をした。


「今日は絵本を探しに来ただけなの。あなたとお話する予定なんて私のスケジュール帳には、ないのよ。」



そう言った後、館内の奥の本棚の前で立ち止まり、大きな声で言ってきた。



「ねぇ、あの本。」
と言いながら、本棚の一番上にある本を指差した。


「取ってちょうだい。」

脚立を持って行き、ホコリのかぶった本を取った。




「これ、借ります?」

「えぇ、借りるわ。」


「えーっと・・・名前なんでしたっけ。」







「アリスよ、李衆音アリス。心臓に刻んどくといいわ。」


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。