ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

自分の秘密 完結
日時: 2011/01/23 20:51
名前: あいる♯tennnouzu (ID: HPru.2N2)

 
  
 私は夜になぜか目が覚めた。幼い私は父の寝ている方を見た。その時

 ザクッッッッッッ!!!!!!
何?この音。響きが残酷。
私は目をこらして父を見た。父は血の付いた包丁を母に刺していた。
ウソでしょう?まさかそんなハズがないわ。父は優しい人よ。
「今見たことは言うな。」
父はそう言って私の口をおさえた。私は苦しみとショックで何がなんだか分からなくなり、そのまま眠ってしまった。そして息をして目覚めることはもう無かったのである。…。

Page:1 2 3



Re: 天使と悪魔と人間の事情  ( No.1 )
日時: 2010/12/24 17:55
名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: xiz6dVQF)

#は半角にしないとトリップ機能が発動しませんよ

Re:自分の秘密 ( No.2 )
日時: 2010/12/28 19:49
名前: あいる♯tennnouzu (ID: 9RoM5lpe)

 あたしは新居を見渡した。うん、いい家じゃない。あたしは今日から春ヶ丘第二中学校に通う。どんな人がいるんだろう。ドキドキだなあ。
「紫依(しえ)、そろそろ行きなさい。遅刻しちゃいけないわよ。」
は〜い。おかあさんの気にしすぎにも元気に答えて、あたしは走り出した。春ヶ丘のあたりは農家や民家ばかりだ。現にあたしの家も民家ですから。やっぱり都会とは違うなあ。


「はじめまして。風野 紫依です。宜しくお願いします。」
挨拶を一通り終えると、あたしはみんなの顔を見た。普通の中学生の顔をしていた。その中で一人だけ、ほかとは違う顔をしている人がいた。ちょっぴりミステリアスな感じ。窓からふくそよ風に内まきになった髪の毛がゆれている。目には長いまつげがふわっとかかって可愛い。天使みたいな顔だ。あたしはどっちかというと悪魔だけどね。ミステリーが好きなあたしはすぐに友達になりたいと思った。

休み時間にあたしはその天使みたいな子に声をかけた。これがすごく話やすくてさ。いろいろ聞いてみたんだ。名前は彩実 紗南。趣味は旅行だって。でも、家は教えてくれなかった。きっと紗南にはヒミツがあるんだろうな。直感でそう感じた。
あたしの家はこの前おかあさんが刑務所からでたばっかりの男と再婚した。あたし的には大迷惑なんだけどね。おかあさんってば、聞いてなかったよ。紗南はきっとあたしの家庭事情をこえた事情があるって思ってる。それはすぐわかること、このときのあたしはそれを知らなかった。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。