ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 欠落人形とその妹
- 日時: 2011/01/05 10:12
- 名前: てと (ID: slitpE5G)
初めまして、「てと」と申します。
完全なる初心者ですが、宜しくお願いします。
まず、
・初心者の小説なんて読みたくないね
・てと とか嫌いだし
・更新が気まぐれなんて許せん!
という方はバックプリーズ!
で、
・初心者でも許せるよ
・てと?仲良くしたいなあ(嫌いじゃないけど、普通!)
・気まぐれでも見てやんよ
という方は宜しければ見ていってください。
※コメント募集中!(寧ろ、下さい!←
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- Re: 欠落人形とその妹 ( No.1 )
- 日時: 2011/01/05 10:26
- 名前: てと (ID: slitpE5G)
<キャラクター紹介>
<欠落人形>
名前:祁流樹
本名:ケルキ=ルセンダ=ラックドール
性別:女性
年齢:見た目18歳前後
容姿:右半分は白髪、左半分が黒髪。左目は隠しており、右目の色は赤色。太腿の裏にlackと刻まれている。髪は全部染めたため、本来の色すら忘れている。
<(義理の)妹>
名前:橋本 樹流祁(はしもと キルケ)
性別:女性
年齢:16歳
容姿:左半分は白髪、右半分が黒髪。両目とも黒色で丸い。姉の真似をして髪を染めた。染める前は、茶色だった。
<完全人形>
名前:紗音
本名:不明
性別:女性
年齢:見た目20歳前後
容姿:常に黒フード&マントなために不明
※増える可能性大
- Re: 欠落人形とその妹 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/05 10:34
- 名前: てと (ID: slitpE5G)
プロローグ
「お姉様!」
「どうしたの?」
本来、彼女は欠落人形になる者では無かった筈だった
別の者がなる—…筈だった
「私の妹をどうなさるおつもりで?」
「アイツは黒の集団に無理矢理“アレ”に……欠落人形になった」
純粋無垢な彼女は欠落人形となり、人間界へと捨てられた
そして人間界で彼女は、家族を見つけた
(始まるモノガタリ)プロローグ・終
- Re: 欠落人形とその妹 ( No.3 )
- 日時: 2011/01/05 11:26
- 名前: てと (ID: slitpE5G)
<第1章>
綺麗なガーデン、外壁は白色—…と絵本にでも出てきそうな綺麗な屋敷に二人の少女が居た。
恐らく、綺麗でお淑やか会話でもしているのだろう—…と思うかもしれないが、それは嘘だ。
「アニメラブッ!! マジ良いよなァ、アニメってよ」
「……私は漫画が好きですわ」
「何言ってんだよ、アニメだったらあの美声が…!!」
アニメアニメ、と言っている少女の名は橋本樹流祁、漫画が好きだと言ったのは祁流樹、だ。
二人は名前が特徴的であり、姉妹だからと反対の名前になっているのでよくからかわれてはその相手に制裁という名の暴力を振るっていた近所では噂の姉妹だ。
尤も、漫画好きアニメ好き、が一番有名なのだが。
「…あら、お時間ですわ。行きますわよ」
「へいへい」
スタスタと歩き始めた祁流樹にのんびりとマイペースで着いて行く樹流祁。
時間、というのは家庭教師の来る時間という意味だ。
「……お姉様を思い出しますわ」
不意に祁流樹が呟いた言葉は風に消え、樹流祁に聞こえることは無かった。
自分の部屋に着くと、其処には既に家庭教師の女性が待っていた。
因みに、祁流樹と樹流祁の部屋は別々だ。
「ご機嫌よう、祁流樹お嬢様」
「…ハル、挨拶は良いわ」
恭しく祁流樹に頭を下げたハルと呼ばれた家庭教師は苦笑を浮べて「はい」と小さく答えると教科書を広げ始めた。
暫くはずっと勉強だけで、午後5時にやっと勉強から解放された。
「お疲れ様、ハル」
「お嬢様こそ」
隣から樹流祁の「アニメ見てぇー!」という声を無視しながら他愛の無い話をしてハルと別れる。
「見つけた、欠落人形サン」
そう小さく呟いた全身真っ黒な人間に気付くこと無く、祁流樹はスタスタと歩き始めた。
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