ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 刻神様-トキガミサマ-
- 日時: 2011/01/07 16:09
- 名前: 紅月 (ID: DcPYr5mR)
はじめまして
紅月(こうづき)と申します。
初投稿なんですががんばりたいです。
感想・アドバイスをいただけるとうれいしいです
荒し等はおやめください(−ωー)
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- Re: 刻神様-トキガミサマ- ( No.1 )
- 日時: 2011/01/06 00:28
- 名前: 紅月 (ID: DcPYr5mR)
登場人物紹介
・刻神様(ときがみさま)
[unknown]
・緋川 航(ひかわ わたる)
容姿 男 178cm
性格 学校では成績もよく女子受けもよい
また、陸上部に所属。全国4位の記録の持ち主。
・青木 友里亜(あおき ゆりあ)
容姿 女 162cm
性格 おとなしく、とてもやさしい。
だがいざと言う時、とても心強い。
・大空 紅雅(おおぞら こうが)
容姿 男 173cm
性格 キレやすく怒ると怖い。
航とは大の仲良しで空手有段者。
・江尻 真奈(えじり まな)
容姿 女 158cm
性格 強気で運動神経がよく、
友里亜と仲良しで週一にカラオケに行く仲。
- Re: 刻神様-トキガミサマ- ( No.2 )
- 日時: 2011/01/06 00:35
- 名前: 紅月 (ID: DcPYr5mR)
プロローグ 〜刻神様伝説〜
ねぇ…「刻神様」って知ってる?
刻神様はね、この土地の氏神様なんだよ。
でもその存在はもうみんな忘れちゃったんだ。
ある日、何も知らない子供たちが踏み込んではならない土地へ入ってしまう。
これはその村のお話…
- Re: 刻神様-トキガミサマ- ( No.3 )
- 日時: 2011/01/06 18:46
- 名前: 紅月 (ID: DcPYr5mR)
壱話
キーンコーンカーンコーン…
紅雅視点
紅(…やっと学校終わったか…)
今日も退屈な時間が終わった。
みんなは帰りの支度を始めた、そんな時——
「なぁ刻神様って知ってる?」
—刻神様—?
「あぁ知ってるw、たしかこの辺の神様だっけ?」
「でもだいぶ昔の話らしいよ〜」
その後はうまく聞き取れなかった。
航「紅雅、どうした?ぼーっとして」
紅「…ん、ちょっとなw。俺たちも帰ろうぜ〜」
帰り道
俺は学校で聞いたことが気になって仕方がなかった
紅「そういえば航…、お前刻神様って知ってるか?」
航「少しだけならな、なんでも昔はやった怪談みたいなものらしい」
紅「へ〜、でその内容は?」
航「たしか山の中に古い神社があって、中に動くはずがない時計があるらしい。
その時計が動くんだとよ。で、その音を聞いたら殺されるらしい」
航は簡単に説明してくれた。そのことがさらに俺の興味をそそった。
紅「何に殺されるんだ?」
航「それはわからないらしい」
紅「そうか、まぁ帰ったらググってみるわw」
紅雅宅
カタカタカタカタ…
静寂の中にパソコンのキーの音が響く。
紅「へ〜、なるほどね。」
結構色々なことが分かった。
とりあえず明日、航に教えよう…。
学校
真奈視点
真「あれ?紅雅と航、何の話してるんだろ?」
友「行ってみようよ」
真「そうだね」
紅雅と航が話してるのはいつものことだ。
だけど、今日の二人はいつもと違って、真剣な顔をしてた。
真「何の話してるの〜?」
航「!!…なんだ、お前らか。脅かすなよな。」
友「一体そんな顔して何の話をしていたの?」
紅「どうする?航」
航「まぁ2人増えたとこで変わらないだろ?いいよ」
紅「絶対この話は他言無用だぜ…?」
紅雅の話の内容は
・この村の近くにある東山は昔「霊刻山」と呼ばれていたと言うこと。
・その奥に大昔に建てられた神社、「刻神社」があると言うこと。
・そこに奉納された「霊刻時計」は丑三つ時と時にだけ動くということ。
・その時計の音を聞いてしまった者は「刻神様」に殺されてしまうということ。
紅「んで、今度の夏休みに肝試しに行こうって話してたんだ〜♪」
真・友「え〜〜〜〜〜〜!?」
航「なんだよ?怖いのか?だったら無理しなくても—」
真「こ、怖くなんかないよ、そんな怪談これっぽっちも怖くないよ!」
友「そ…そうだよ。みんなで行けば怖くない…かな?」
紅「じゃあ決定な、来週の夜12時に学校前集合で!!」
ほんの少し…ほんの少しの出来心があんなことになるなんて
今の私たちには知る由もなかったんだ…。
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