ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Monster Will
- 日時: 2011/01/14 23:26
- 名前: ルジャ ◆kDGSqHXV8I (ID: LpcnUUvD)
初めての小説投稿だー(エラそうにゴメンナサイ・・・。
と、この小説ですが・・・↓↓(見ましょうw)
魔物が主となっている物語です(ちょっと異色ですかね・・・?
暗い話は自信ないですが頑張りますw
よかったら暇つぶし程度にでも読んでみるんだぞ、とw
+++登場人物(?)+++++++
リュナ
ケルティク
ティコ
エタ
−CONTENTS-
PROLOGUE >>1
Page:1
- Re: Monster Will ( No.1 )
- 日時: 2011/01/16 14:28
- 名前: ルジャ ◆kDGSqHXV8I (ID: LpcnUUvD)
PROLOGUE
ニンゲンは酷い。
ニンゲンは残酷だ。
ニンゲンは私たちを侵す。
そう・・・彼らは我々にとっての“敵”の対象。そしてそのまた対・・・・・・。
けれど、ニンゲンは知らない。
我々とニンゲンとの繋がり、関係——————。
そして、我々が戦う意味。
とある種族が遺したガイアクェイラの書に記された答え。
そこには過去の真実が記されていたことを。
私も知らない、彼も知らない。
だから、ニンゲンも知らなかった。
嫌だ—————。
消えてよ——————。
私はもう・・・・・・。
- Re: Monster Will ( No.2 )
- 日時: 2011/01/16 14:40
- 名前: ルジャ ◆kDGSqHXV8I (ID: LpcnUUvD)
1 始まりの唄
予告された未来・・・・・・予知夢の連続。
毎日の様にその夢を見ている私は、何もかもが狂ってしまいそうな感覚に飲まれていきそうになっていた。
——そんな私は、この世で“魔物”と呼ばれている存在。
そのなかでももっとも人間に近いといわれている<ガイアクェイラ>という希少種族の一人である。
その私が見ている夢——それは、私たちに許された言葉ではあらわせない、とても奇妙で気持ち悪く、不気味な夢であった。
もう見たくない・・・その思いは届かぬまま。
私はもう数十日もそれを見続けていた。
嫌だった。
けれど私にそんなことを思う暇もない。
だって・・・今日は——————・・・。
私がこの世界にいられる最後の日だから。
- Re: Monster Will ( No.3 )
- 日時: 2011/01/16 15:13
- 名前: ルジャ ◆kDGSqHXV8I (ID: LpcnUUvD)
空の色は紫色。
じゃあ私の行く先の世界の空はどんな色?
さぁ、何色だろうねぇ?
私は頭の中で自問自答を繰り返す。
誰も居ない静かな家の窓際に座って、静かに外を見て過去を懐かしむ。
そうだ、彼は何処へ行ってしまったのだろう?
三年前に世界を出て、彼は何処へ行ってしまったのだろうか?
私は悲しくなった。
「ケルティク。あなたは何処にいるの?」
つぶやいていた。
それと同時に、家の扉が開いて何者かが入ってきた。
「リュナ」
私は声のするほうを見た。
そこには、見たことのある何者かが立っていた。
「リュナ。私だよ、ティコだよ」
私——リュナ————は、ティコと名乗る少女のほうを見て立ち上がる。
そして、ティコの言葉を待つ。
「アルレナが、もうすぐだって言ってた。私たち、もうこの世界には帰って来れないね」
ティコはそういうと、うつむいた。
私はそんなティコを見て首を横に振った。
「帰ってこれるよ。いや・・・帰ってくるんだよ。私達なら、この世界にきっと帰ってくることができるよ」
私はそういうと笑って見せた。
——本当は怖かったよ。
けれど、笑っていなきゃ。
私にできることは、どんなときでも笑っているコトだけだから。
ティコはそんな私を見て、すこし戸惑ったのか唸った。
私がそれでも表情を変えずに見てると、ティコはうなずいて「そうだね。帰ってこれるよね。・・・ありがとう」といった。
それから私とティコは、この世界を旅立つために世界の中心に存在する<旅立ちの渦>へと向かった。
私は不安だった。
この先どうなるんだろう? そう思った。
けれど立ち止まることはできなかった。
私は、何かに引っ張られていくように歩いた。
これは何かの運命だろうか?
自然とそんなことを思っていた。
- Re: Monster Will ( No.4 )
- 日時: 2011/01/16 15:19
- 名前: ルジャ ◆kDGSqHXV8I (ID: LpcnUUvD)
名前/リュナ
種族/モンスター=ガイアクェイラ
性別/女
身長/157cm
性格/心配性、少し天然
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