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黄金像と魔界の天使達
日時: 2011/01/21 17:20
名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
参照: イェアアアアアアアアア

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どうもとらばさみです 漢字で虎挟みです 普通です。

今回、トレジャーハンターものにしようかと思いました。

文章が稚拙で適当。

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〆Index

[>>1]登場人物

■Chapter1 諍いの始まり [>>2][>>4][>>5][>>6][>>7]

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Re: 黄金像と魔界の天使達 ( No.1 )
日時: 2011/01/17 14:39
名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)

登場人物



ハリー・タイソン  

この作品の主人公 脅威の運動能力と、豊富な知識を持つプロのトレジャーハンター。
しかし、短気な部分があるのがキズ 葉巻を吸う人を拒絶する。
銃火器の扱いにも手馴れている。

トム・ターマヴェリー

ハリーの相棒 冒険家であり、情報屋。
銃の扱いは慣れていなく、情報面でハリーをサポートする。

ミッシェル・S・テーヴェル

女性冒険家、ハリーとトムにこっそりついていっている人。
密かに宝を狙っている。

ベルヴェソン

テロ組織率いる、恐ろしい顔つきの男。
自分に対して反抗してきた人は、全て殺.す主義。

Re: 黄金像と魔界の天使達 ( No.2 )
日時: 2011/01/18 21:31
名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)

Chapter1 諍いの始まり


宵闇。 まさにそう表現するに相応しい景観だ。

此処はビーヴェデントン 大都会、と言う漢字三文字がとても似合う場所。
寧ろ俺たちが何をしているかって、そういう質問がしたくてたまらないだろうな。

簡単に言おう、盗賊紛いの事をしている。

冒険家なんてレッテルは何処に行ったのやら、俺たちは今巡回している警備員を避けて
チョロチョロと鼠の様に動いている。
おっと説明が足りなかった、此処はビーヴェデントンでかの有名なバーリソンという大富豪の邸宅だ。
…こりゃ、捕まったら終わりだなもう。
ビ−ヴェデントンの牢屋は酷いという噂がある 余計捕まりたくないぜ。


「おおい、早くしろって。」
現時点での相棒、トムが俺に向けて手を振っている。

「へいへい。」
俺はそう、面倒そうに返答したがトムの表情は伺えない。

…警備員は見当たらないな、よし。
俺は警備員の姿をある程度探し、居ないのが分かるとトムの後を追った。



          ・
          ・
          .


ああもう不幸だなあ、と俺は実感する。
なんだってトムが葉巻を吸っているんだ、まったく俺を殺す気か!

「おーいハリー、あれを見ろよ ハーッハッハッハ」
トムはそう言い高笑いする 視線の先には、



俺たちが探す、宝、があった。

Re: 黄金像と魔界の天使達 ( No.3 )
日時: 2011/01/18 21:57
名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)

なんかあがってないぞw

Re: 黄金像と魔界の天使達 ( No.4 )
日時: 2011/01/19 18:07
名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)



…ああ正直に言おう 宝を見て興奮したさ ハッハッハ。

「あれが俺たちの目的、ヴァーボロスだよな?」
「ああ、ハリー あれを手にすれば…偉大なる冒険家アードンの日記によるとな…」
そう言ってトムは懐から汚らしいボロボロの日記を取り出す。

「こんな所でぐだぐだしていいのか?」
俺はそう、日記片手に文を読み上げるトムにハッキリ槍の様に申し上げた。

「7月12日私は宝石ヴァーボロスを残しー…って何だハリー 邪魔をするなというのに。」
トムは若干苛立ったのか、此方を睨んでくる。

「………、とまあここでぐだぐだしててもしょうがねえよな あそこに宝石が見えるだろ?」
そう言い、トムはガラスの先にある宝石を指差す。
遠い場所からでもハッキリ分かるほど輝いている 青い、宝石。


「……あ、ああ あれを持ってどうするんだ? 前も訊いた様な気がするが。」
「だぁかぁらぁ! 偉大なる冒険家アードンの日記にはちらほらとあの宝石の名が出てるから取るんだよぉ!」
トムは呆れ気味でそう言ってきた そう言われてもな、ワードが出ただけで取るのは如何な物だぜ。

「……オーケーオーケー 取りにいくのか、もう。」
「ああ、行くぞ。」


そう言い、ガラスの先を目指し俺達は近くにあるドアに手を掛けた。

Re: 黄金像と魔界の天使達 ( No.5 )
日時: 2011/01/19 20:18
名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)




「…警備員は…ざっと二人、か。」
ハリーは目の前の光景を目にし、そう呟く。

警備員は二人 二人だ。

片方の警備員はAK-47を持ってうろついている。
もう片方の警備員は警棒をプラプラと動かしながら周りに視線を配っている。

厳重な警備、とはいえないがただ一つ危険な部分がある。

AK-47。

見つかったら撃たれてジ・エンドだ、ああそうなると思う。
またとても嫌な話を思い出すが、ビーヴェデントンは犯罪を犯す者には容赦が無いんだってな。
…ああ上等だ、ここまで来たら戻れねぇよな だったら自分で地獄のドアを開けてやろうじゃねえか。
笑える話じゃねえな、こりゃ。


「トム、警棒を持った警備員はお前に任せる 俺はAK-47を持った警備員を殺る。」
俺はトムにそう小声で伝える。

「オーケイオーケイ じゃあ“これ”の出番だなあ…フッヒッヒ」
トムは恐ろしい笑みを浮かべながら懐からスタンガンを取り出す。
ビリ、ビリと音を立てながらスタンガンはもうストレス満タンの牛の様であった。
「久々に見たな、お前の改造スタンガン。」
「電圧150ボルト! どうだ凄くねーか?」
「あー凄い凄い いいから警備員始末しないといけねえぞ。」
「オーケイ …行くぞ。」

その声と同時に、俺はAK-47を持った警備員の背中に足音を立てず向かう。
腰を下げながらコソコソと走り、背中に到着。


さぁて、ショータイムだ。

「……異常、無しか。」
「異常なら今生まれるぜ」
俺はそう言い警備員の首を床に叩き落す。

案外大きな音は出ず、ガシャッと音が鳴っただけだ。

「…気絶したな …額から血、垂れてるけど。」
俺は警備員を鼻で笑うと、トムの安否を確認しに行く。


「……おいトム……」
俺は目の前に警備員の首にスタンガンを当てて一人で微笑んでいる狂人として思えない光景を作り出したトムさんにインタビュー。

「ヘヘヘッ 効果抜群だぜ……おおうハリー 殺れたか?」
トムはハリーの存在に気付くと、スタンガンのスイッチをOFFにして懐に再び戻す。


「お宝は、近くだ。」


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