ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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足探し
日時: 2011/01/18 20:48
名前: とっちー (ID: I1.lOxPt)

クリックありがとうです。
この話は、グロがありますぜ…
大丈夫なら問題ありませんが。


目次
>>1 人物紹介
>>2 呪いのゲーム
>>3 足探しという名のゲーム
>>6 消えていく人達

Page:1 2



Re: 足探し ( No.2 )
日時: 2011/01/18 18:14
名前: とっちー (ID: I1.lOxPt)

第一話 呪いのゲーム



私はいつもの様にパソコンのゲームで遊んでいた。

「おっ、新しいゲームだ。やってみよっと。」

名前は呪いのゲームと書かれていた。

気味が悪い…と思っていたが気になるのでクリックする。

画面には


はじめから
つづきから
やめる


と、書かれていた。

はじめからを選択する。

次に


あなたの名前は?


と、質問される。

「愛香っと…。」

自分の名前を入力し、次に進む。

最後の質問は


性別は?


だった。

私は女を選択する。

次に進むとゲームが始まる。

『いらっしゃい』

ゲームの中の女キャラが言った。

『皆が待ってるわ』

女キャラが愛香の手を掴み、どこかに連れて行かれた。

たどり着いた場所は、リビングだった。

『皆は隣の部屋にいるわ。行きたければこれを飲みなさい』

出されたのは紅茶。

私は紅茶を飲む。

飲んだら、眠たくなった。

『眠たいの?なら、眠りなさい』

私は眠りについた。

———ゲームオーバー———

Re: 足探し ( No.3 )
日時: 2011/01/18 19:03
名前: とっちー (ID: I1.lOxPt)

第二話 足探しという名のゲーム



「愛香!起きて!」

うるさいなぁ…。誰?

「蹴ったら起きんじゃね?」

「痛そうだからやめてあげようよ。」

どこかで聞いた事がある声。

そう思っていたら、背中の方を蹴られた。

「イッタァ!」

私はとび起きた。

「大丈夫?背中。」

目の前にいたのは、優奈、ダイキ、直人だった。

「うん、ズキズキするけど…それより。ダイキ!蹴るな!!」

「起きねぇから悪いんだろ。」

あぁ、うざ。

「それよりもここはどこだろうか。」

直人が私達に聞く。

そのとき私の後ろに何かの気配がした。

「きゃっ!愛香の後ろぉぉ!」

優奈が泣きながら私に言った。

「お前、後ろに誰かいんぞ!」

私は何も言わずに振り向く。

「呪いのゲームした?」

女の子が聞いてきた。

人間じゃない。

そんな気がした。

「私、したよ。」

優奈が言った。

次にダイキ、直人、私が言った。

「じゃあ全員探してね?私の足を。」

そう言って女の子は消えた。

私達は、また眠りにつく。

Re: 足探し ( No.4 )
日時: 2011/01/18 19:27
名前: ノイズ (ID: lITb0hIn)

はじめまして。ノイズと言います。
面白いです!!グロ、ホラー、シリアス、ミステリーという単語が大好きな人ですけどこれからも見に来ます。

Re: 足探し ( No.5 )
日時: 2011/01/18 19:48
名前: とっちー (ID: I1.lOxPt)

ノイズs、コメントサンキューです♪
頑張った甲斐があった…

これからも、がんばります!

Re: 足探し ( No.6 )
日時: 2011/01/18 20:47
名前: とっちー (ID: I1.lOxPt)

第三話 消えていく人達



気づいたら、どこかの学校のトイレにいた。

「あれ、優奈は?ダイキも直人もいない」

ここ、どこだろう。見た事がない…。

とりあえずトイレから出て、探しに行こう。

「うわぁぁぁぁっ!」

「きゃ!」

どこからか、人の声がした。

ダイキでも直人でも優奈でもない声が。

私は怖くなり、トイレから逃げだす。

私は、2階の踊り場で止まった。

「ハァ、ハァ…」

ぐちょ…

「え?」

何かをふんでしまった。

よく見たら…それは

「あっ足!?い…いやぁぁぁ!!」

何でこんなところに人の足があるの!?

「足 踏まないで…。」

女の子の声がした。

「足…足…あ…し…」

どんどん声が低くなっていく。

私は目をつむり、じっとしていた。

しばらくしたら、女の子はいなくなっていた。

「足も…ない。よかったぁ」

ゴロゴロ…

3階から、人の死体が落ちてきた。

「いやああああぁぁぁ!」」

「こんな足はやだ、もっとキレイな足がいい」

どこかで女の子の声がした。

女の子は、足を持っていた。

「あっ、愛香!」

「優奈!?」

1階から優奈が走ってきた。

「愛…ひっ!死体がぁ!」

「さっき落ちてきて…とにかく、違う場所に行こう」

「うん、早く早く!」

優奈が私の背中を押しながら1階に行こうとする。

「ちょ!優奈!?落ちるって!!」

ドン

「きゃぁあああ!!!!」

私は階段から落ち、気を失った。


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