ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ゲームノセカイ prologue 一章 *1* up!
- 日時: 2011/01/23 16:40
- 名前: 黒蜜チェーンソー ◆mszflcyTKY (ID: QfUSk8fE)
- 参照: 何? 文章力ない? 分かってますけどおおお!?
はい、前回完結も何もしていないし、prologueの途中だし、申し訳ございません!
今回は、dark fantasyです。
グロい表現もあると思います。苦手な方はお逃げください。
そして、無茶苦茶駄文ですww
駄文無理な方は逃げてくださいww
……ゲーム、ヤリマショ?
☆目次☆
prologue
>>1
一章 勇者の行き先は何処に
♪*1* >>2♪
Page:1
- Re: ゲームノセカイ 〜アナタハイキテノコレル?〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/01/22 16:44
- 名前: 黒蜜チェーンソー ◆mszflcyTKY (ID: QfUSk8fE)
- 参照: 何? 文章力ない? 分かってますけどおおお!?
prologue
今、流行っているRPG……任天堂DS専用ソフト、「サラマンダーの野望」。
このソフトは、十八歳以上を対象にした、ごくごく普通のRPGだ。魔王サラマンダーを倒すために、主人公が旅をするという、ごくごく普通のストーリー。正直言うと、内容は全年齢対象レベルである。
では、何故十八歳以上対象なのか?
普通、RPGでは相手に攻撃して、ダメージを与える。このゲームでは、そのダメージに合わせて、生々しい血のエフェクトが出てくるようになっている。
モンスターの絵も、子供に見せられるようなものじゃない。RPGの定番雑魚モンスター、スライムまでもが、グロテスクなグラフィックである。ゾンビなんか、大人でも耐えられないようなビジュアルだ。肉は裂け、真っ白い骨がチラチラと覗き、目玉は飛び出ている。血がそこら中についていて、個人的にトラウマになりそうだった。
しかし、今までにはないDSでもとても綺麗な画質、RPGオタクも魅了してしまう戦闘システム、なんと百種類以上を超える職業、飽きないように工夫されているメインストーリー、壮大なマップ、メインストーリーをクリアしても、楽しむことができる、サブストーリーなどなど、素晴らしい要素が揃っているので、瞬く間に大ヒットゲームとなった。
……そんな俺も、「サラマンダーの野望」をプレイしている。恐るべき中毒度だ。頭から、「サラマンダーの野望」が離れない。学校でも、このゲームの話題で持ちきりだ。
……正直言うと、俺は十二歳である。小学六年生だ。
教育上、悪い気もするが、俺は気にしない。
このゲーム……ただものではない……。
- Re: ゲームノセカイ 〜アナタハイキテノコレル?〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/22 21:16
- 名前: 黒蜜チェーンソー ◆mszflcyTKY (ID: QfUSk8fE)
- 参照: 何? 文章力ない? 分かってますけどおおお!?
一章 勇者の行き先は何処に
「佐藤っ!!」
急に声をかけられ、俺は椅子から落ちそうになった。
……ふぅ、危ねぇ。……つか、一体誰なんだよ……?
誰か確かめるために、振り向いて見た。
六年生だというのに身長百三十五cm、座高六十二cmという、小さすぎる身長のせいで座っていたら、立っている平均身長の奴らの、腰までしか見えないが、目の前にいる人物は、よーく分かった。
やけに明るい声、真冬だというのに短パンで短い靴下を履いていて、元気いっぱいということをアピールしている、黄色と白の上靴の奴って……あいつしかいねぇじゃねぇか。
「……ったく、何だよ。愛海……」
俺は椅子から、思いケツを上げて立った。
愛海可憐(ナルミ カレン)。六年B組では、テストの点数順位を、ここ五ヶ月最下位を保っている馬鹿だ。しかし、運動神経は抜群に良く、得意分野のソフトボールでは、毎回愛海が打つとツーベース以上のヒットを打ったり、仲間が打つと、六年一の足の速さで駆け抜け、ホームベースに行くのだ。
スタイルだが、正直言うと抜群に良い。背は高く、どんな服でも似合いそうだ。
今日は、綺麗な栗色の髪に、ニコちゃんマークが散りばめられた、シュシュをつけている。黄色の長袖Tシャツと、オレンジ色のベストを着ている。ズボンは相変わらず、デニムの短パンで、靴下もくるぶしあたりまでしかない。
「……お前、寒くないのか」
いつも思っていたのだが、なかなか言い出せなかった言葉を、漏らした。
「ちょっと……寒い……かな」
「寒いならせめて、ズボンぐらい長ズボンにしろよ……」
「ヤダよ。このズボン、気にいってるんだから」
……愛海らしい一言である。
思わず、純粋な笑い声が零れてしまった。
「フハ……ハハハハッ」
「あ、佐藤! お前、笑ったなあ!?」
愛海は漫画でいう怒りマークが見えそうなくらいまゆを上に上げ、威嚇の体制をとった。すぐそばにあった黒板消しを手に持ち、まるでソフトボールでボールを投げるように勢い良く投げた!!
「危なっ!!」
俺はとっさに避けてかわした。
「……で、何だよ。用があって呼んだんじゃねえのか?」
真上に黒板消しが通ったときに、儚い粉雪のように落ちてきたチョークの粉を払いながら、俺は訪ねた。
「ああ、実はね。「サラマンダーの野望」の攻略法を教えてほしくってね」
*1* end
- Re: ゲームノセカイ prologue 一章 *1* up! ( No.3 )
- 日時: 2011/01/23 17:15
- 名前: ウマウマ ◆mszflcyTKY (ID: QfUSk8fE)
- 参照: 名前変更いたしました。黒蜜チェーンソーです!
*2*
愛海は、そう言って俺の腕を引っ張り、教室を出て、階段上に密かにある、小部屋へと連れ込んだ。
——さすが、体育馬鹿だ。握力がハンパない。つかまれた右手の手首が焼け付くように痛い。ヒリヒリする。
「ったく、何する——」
「静かにして!」
愛海は、俺の言いかけた口を左手で塞ぎ、小声で言った。
俺が少し落ち着いたのを確認し、そっと手を俺の口元から離し、デニムの短パンの大きなポケットに、勢い良く突っ込んだ。
「……で、なんでここに?」
俺達の周りを、埃が踊っている。昔授業で使っていたと思われる木と鉄でできた机も、ぼろぼろだ。鉄は異様なほど錆びており、木も腐り、強烈な悪臭を放っている。
こんなところで話すのも……まあ、検討が無茶苦茶つくが、あえてこいつから理由を吐くのを待とう。
「決まっているじゃない! 先生にあたし達が、「サラマンダーの野望」をしてることがばれたら、やばいからよ!」
……やっぱりか。
一時中断いたします!
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。