ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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黒猫
日時: 2011/01/28 19:58
名前: ブタミンC (ID: DQ6CtGsj)

シリアス系初めてです
下手ですが
それでも、いいという方は宜しくお願いします

プロローグ

彼女は、ただの被害者で
彼女は、人を虐めるのが好きで

彼女は、その被害者で
彼女は、その加害者で

私は、そうだと思っていたんだ

彼女は、何だ?


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Re: 黒猫 ( No.1 )
日時: 2011/01/28 20:36
名前: ブタミンC (ID: DQ6CtGsj)

第一話

「あのさ、お前うざい」

シン

さっきまで、うるさいほど賑やかだったこの教室が
静かになった

これだけだと「それで?」となってしまうので
説明します

今、私がいるここは“羽鳥女学園”文字どうり女の園である

そして、ここは3−A
この学園は、A B Cの3クラスに分かれていて

この3−Aは、成績が最も優秀な人達が集まっている

そして、最も治安が悪い

CとBについては、後ほど

話を戻そう

今「お前、うざい」発言をしたのが

羽鳥の女王 結城 里菜(ユウキ リナ)である

羽鳥の女王とは、Aの中でも成績優秀な人の事をいう

そして、「うざい」と言われた方は

羽鳥の姫君 一宮 千鶴(イチミヤ チヅル)である

羽鳥の姫君とは、女王よりも成績少し下という

なんともいえない立場にいる人だ

その姫君が、王女に「うざい」と言ったのだ

身内どうしで何やってんだ

という場面だが

王女に目をつけられた人は、必ず死ぬという

言い伝えが残っている

現に、2年前3−Aでイジメが発生した時

いじめられた子が、屋上から落ちて(または、落とされて)

死んだ事件があった

そんなわけで、今ここは静かだ

「最近、暇なんだよね」

リナが言ったが、千鶴は読んでる本から目を離さない

「いいの?」

本に目をおとしたまま千鶴が言った

「は?」

リナは、意味が分からないというように言った

「私、黒猫なんだ」


このときから、彼女は加害者になっていた



これから、ダーク・シリアスにしていく予定です

ブタミンC

Re: 黒猫 ( No.2 )
日時: 2011/01/31 20:41
名前: ブタミンC (ID: DQ6CtGsj)

第2話

あれから、1週間

何にも無いみたいだけど

最近、休み時間になるとよく王女(と、その仲間達)が千鶴のところ

に集まってる

何、話してるのかは分かんないけど、まいいか

私には、関係ない事だし深くつっこむのもよくない

それより、テスト勉しないと

でも、ちょっと気になるよ

「ねえ、この前の千鶴の黒猫ってどういう意味だと思う?」

突然、話かけてきたのは、舞浜 優奈(マイハマ ユナ)

結構仲がいい友達である

「どうって何で?」

私が、そう答えると優奈は不機嫌そうに言った

「え、まさか知らないの?」

「知らないって、何を」

私は、聞き返した

「2年前の事件の事だよ。なんか、噂だとあの事件の裏には、自殺した
子と追い込んだ子と、もう一人いるらしいんだ」

「それで?」

「だから!それが、千鶴なんじゃないかって」

えっ

「でもでも、そん時ウチラ1年だよ!いくら姫君でもそんなこと・・・」

「みんな、言ってるんだよ!」

みんな、言ってるっていわれても

「ね、だからお願い!調べて・・・・1人で」

「はぁ!」

私の声の大きさに、みんながこっちを見た

「なんで」

「だって、あんま目だってない子がやんないと・・・」

それで、私を

もう、面倒だから引き受けるか

これ以上否定しても、結果変わんないし

「いいよ」

「やった、ありがと!」

思ってみれば、これは最悪の決断だったかもしれない



目次は、出来ないのでこのままやらせていただきます

ブタミンC

Re: 黒猫 ( No.3 )
日時: 2011/02/01 21:10
名前: ブタミンC (ID: DQ6CtGsj)

第3話

休み時間

私は、姫君(千鶴)の事を調べることにした

この学校は、授業が午前の部と午後の部に分かれていて選択制

午前は、主に文学系で午後は主に体育会系

ちなみに、今は午前の部

午前中だけということで、授業の時間と休み時間の長さは一緒ぐらい

でも、姫君のことをつけるのは難しくなかった

ほとんど、教室にいるか図書室にいるから

こっちが、楽で助かるぐらいだし

今日は、千鶴を調べよう期間1日目だけど気づかれなかった

ネーミングセンスのことは、優奈にいってね

あいつが、つけたんだから

でも、王女(里菜)もなんであんな事いったんだろう

勉強だって、人気だって、王女の方が上のはずなのに

うーん、トップのことは分からん

そう、思っているともうとっくに授業が終わっていた



今日は、いつもより短かったかもしれません

ブタミンC

Re: 黒猫 ( No.4 )
日時: 2011/02/01 21:14
名前: 月_月 (ID: hap96gvm)

おぉ、更新ですね。千鶴を調べよう期間、これからどうなるのか… 楽しみです。 これからも頑張ってくださいね。

Re: 黒猫 ( No.5 )
日時: 2011/02/02 18:47
名前: ブタミンC (ID: DQ6CtGsj)

第4話 

2日目

あー、また調べなきゃ

昨日、優奈にあのこと(千鶴の報告)を言ったら

お前、サボっただろ と、言う目で見られた

ちがうもん ちゃんと調べたもん

そんな、私の心の声は、届かなかった

今、1時間目をあと5分で終わろうとしている

長い、長すぎる

あと2分

あと30秒

3・2・1

〔これで、1時間目の授業は終わりです
まだ、終わってないクラスは、速やかに終わってください〕

キターーーーー

1時間目の授業終了の放送がなった

みんないっせいに、教科書をしまう

千鶴は・・・いたいた

千鶴は、教室から出ていくところだ

向かった先は、トイレだ

私も、上靴をぬいでスリッパにはきかえた

どこに入ったんだろう

一つ目を通り過ぎようとしている時

グイッ

誰かが、私を個室の中からひっぱった

「きゃっ」

それは、千鶴だ

「何の用?」

「えーっと・・・トイレ」

「昨日、図書室で私のことずーっとみてたよね」

「そんなこと・・・」

「見てたよね」

「はい」

期間2日目   バレタ



月_月さん

コメありがとう
初めてコメをくれたので
すごく、嬉しいです
これからは、ゴタゴタになってしまうと思うけど
広い心で見てくれると嬉しいです

ブタミンC


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