ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 地獄生活脱出法。〜キャラ募集&参照100突破!〜
- 日時: 2011/02/12 23:11
- 名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY (ID: sX8dkNn6)
こんにちは
真由子です。素人です。
参照100突破!!有り難う〜!!!
スレタイの通り、キャラ募集をしたいと思います!
集まるか不安ww。
☆*:;;;;;:*☆応募用紙☆*:;;;;;:*☆
名前:(読み方もお願いします!)
性別:
身長:
血液型:
年齢:
外見:
性格:
死んでもいい?:(はい、いいえで)
☆*:;;;;;:*☆応募用紙☆*:;;;;;:*☆
※グロ要素ありです。多分。
※たまに、いやしょっちゅう日本語が可笑しくなります・・。
※パクリなどの要素は含まれてません。もし他作品と似ている部分があったとしても気にしないで下さい。
※脱字・打ち間違い等を見つけた場合は教えてくれると嬉しいです。
温かい目で見てください・・(
てことです。
では書きます。
゜。*:゜。*゜:゜*。゜。*:゜。゜*:゜。*゜:。゜*
>>1
プロローグ。
〜第1章〜
>>4『終わり、始まり』 >>11『愛する人』
>>12『逃』 >>13『狂い』
>>14『二人、一人』 >>16『目』
>>19『目2』 >>21『説得』
>>22『少女』 >>25『母と子』
>>26『出会い』
。*゜。:。*゜。:゜*。゜:。゜*。゜*:。゜:*。゜
コメントくれると嬉しいです。
てか下さい(死
>>6 コメントを下さった方
>>15 登場人物
荒らし・私の事を嫌いな方・・・。Uターン!
- Re: 地獄生活脱出法。 ( No.8 )
- 日時: 2011/02/02 20:57
- 名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY (ID: sX8dkNn6)
桐乃〜!!!
嬉しいよ〜♪
ふぉおーんwww
続き・・・うん!頑張るw
- Re: 地獄生活脱出法。 ( No.9 )
- 日時: 2011/02/03 18:05
- 名前: ノイズ (ID: rzJe41w6)
初めまして。ノイズと言います。
面白いっす!!!更新頑張ってください!
- Re: 地獄生活脱出法。 ( No.10 )
- 日時: 2011/02/03 20:57
- 名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY (ID: sX8dkNn6)
>>ノイズs
はじめまして♪
コメントありがとうございます!
更新頑張ります!
- Re: 地獄生活脱出法。 ( No.11 )
- 日時: 2011/02/03 22:24
- 名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY (ID: sX8dkNn6)
『愛する人』
2036年3月12日 午後4時。
悠之介はその日、ある人の元へ向かっていた。
彼女———・・・、茶川和葉の元へ。
第三次世界大戦が始まって既に8日も経っている。
まだ悠之介の暮らす幻繋市には敵軍は来ていない———・・が既に日本では約300人程の死者が出ているという。
とにかく、和葉に会いたい。悠之介は足を速める。
*
いつの間にか悠之介は、和葉の家の玄関にいた。
お願いだからいてくれ、と思いながら和葉の家のインターホンを押した。
ドアがゆっくりと開く。
警戒しているようだ。
和葉—————・・・。
心から安心した。
「あっ!悠・・!会いたかったよ・・。」
和葉は涙をためた目で言う。
泣くなよ、お願いだから。
そう言いたかったけど、何故か言えなかった。
「俺も、会いたかった。不安でしょうがなくて、怖くて」
本当に日本はどうなってしまうのだろう。
まわりには敵だらけじゃないか。敵、敵、敵。
ひょっとしたら和葉も敵になってしまうのかも知れない。
何てことを考えてるんだ、俺は。この戦争で死んだ人の分まで。
俺は絶対に生き残るんだ、そして馬鹿な天皇と総理大臣に復讐してやる。
所詮、人間なんて弱い。
嘘を吐いて自分を実際よりも美しく着飾っている。
なんと醜いんだろう。
「とりあえず、今は生きる事だけを考える。現在のアメリカやイギリスは日本よりも高い技術を持ってるし、下手をすれば日本が全滅するかもしれないから」
和葉は俯いた。
そうとう辛いんだろう。
「私、嫌だよ戦争なんて。」
それは誰だって同じなんだ。
誰もがそう思っている。天皇と総理大臣を除いた人意外は。
「俺も嫌だ——・・だけど今は前を向いて真っ直ぐに進もう」
悠之介がそう言い終わった途端、警報が響き渡った。
とうとう幻繋市にも敵軍がやって来たのだった。
- Re: 地獄生活脱出法。 ( No.12 )
- 日時: 2011/02/04 22:59
- 名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY (ID: sX8dkNn6)
『逃』
空は灰色に曇っていた。
いやな天気だった。
空には無数の敵の飛行機が飛んでいる。
「逃げろ!!」
咄嗟になって走り出す。
現在19歳の悠之介は中学の頃陸上部だった。
短距離、長距離のどちらも得意としていた。県や市の大会でも毎回入賞していた。
現在18歳の和葉も悠之介ほどではないが中学時代は学年女子で1位だった。
大勢の人がこちらへ逃げてくる。
「和葉!手!」
悠之介は和葉に手を差し伸べる。
和葉は息を切らしながら悠之介の手を握る。
手から「死にたくない」と言う思いが伝わってきた。
俺だって、死にたくないよ・・。
「川だ————!!!川へ逃げろ————!!!!」
叫ぶ声。
悠之介と和葉は必死になって走る。
悠之介は上を見た。
こんな場合のときでも天気が気になった。
空は相変わらずだった。
一つ違うのは、「火」が降ってくるという事。
「な・・何だ、アレは」
恐怖で足が竦む。
動かそうとしても動かない。
「火」に釘付けになっていた。
「ちょ、悠之介!?死んじゃう、死んじゃうよお!」
和葉が泣きそうな目で悠之介を見る。
後ろできゃあああああああと言う女性の叫び声が聞こえた。
女性は火達磨になって地面を転がる。
周囲の人間は怯えた目で女性の事を見た。
そして過ぎ去っていく。
「熱い、熱いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
断末魔の苦しみ———・・。
やがて女性の声は消えてなくなった。
ある事を思い出した。
悠之介の近くの家が火事になった時の事。
その家には悠之介と同い年の女の子がいた。
その子は火元の部屋にいたという。
火はあっという間に女の子の家を包み込んだ。
そして、何もかも無くなった。
「悠之介!何してる・・の!ひっく・・死んじゃう!ひっく・・・。」
悠之介はここで現実に引き戻された。
和葉は泣いていた。
「ごめん、和葉」
火は悠之介と和葉の近くまで迫っていた。
悠之介は舌打ちをした。
天皇め・・、必ず復讐してやる。
「和葉、俺に乗れ」
悠之介は膝立ちをし、和葉に言った。
「で・・でも」
和葉は迷っている。
悠之介におぶって貰ったら逃げ遅れて死んでしまうかもしれない。
「いいから乗れ!」
和葉の気持ちを察しているかのように悠之介は言った。
悠之介は和葉を背中に乗せると猛スピードで走り出した。
背中から和葉のすすり泣く声が聞こえた。
こんな人殺し、終わらせてやる。
一日でも早く。
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