ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

復讐。
日時: 2011/02/02 14:40
名前: 尾山菜央 (ID: UQX0Uxqb)

1.開始
 私は桜田菜美。
 私は元々、引きこもりという分類の者だった。でも今は、頑張ってきている身体の弱い子になっている。
 でもそれが気にくわない奴もいる。「なんであの子の宿題は少ないの?」それは今の体力だとみんなと同じはほぼ不可能だから。「授業中に絵を描いていたけど、引きこもりってそんなことも許されるんだ☆」授業に関する絵ですけど。ていうか、もう引きこもりではありません。貴方なんて授業に関係ないこと普通にしてますよね。
 私の苛立ちはドンドン恨みに変わっていった。私が泣けば馬鹿な教師は私の味方をする。でもそれじゃあつまらない。全校生徒を彼女たちの敵にすればいいんだ。と、私は思った。
 でも精神的に追い詰めるなら、ターゲットを一人に絞るのがいい。本当は話したくも無いけど、主犯格以外を仲間。つまり下僕にすればいいと思った。と言うことで主犯格の深川栄美をターゲットにした。
 まずは深川がいない時を狙う。これを失敗したら、開始もできない。嫌そうな顔をする馬鹿を騙す。
「私のこと嫌いでしょ☆」
まずは内心をつく。
「私強がってただけなんだ。実は………」
嘘のカミングアウトをし、親近感を抱かせる。
「わたしもいままでゴメンね。」
そう言わせれば後は楽。
 今の彼女達は、今までの自分たちが嫌い。つまり、深川が嫌いということだ。 
 そうなれば、彼女達は深川を避ける。そして深川は孤独になる。
「佐恵?」
「………。」
ほら、彼女の味方はもういない。
 やっと開始だ。
2,孤独
 現在深川に友人はいない。これからも作りさせない。
 まずはこの馬鹿な高校1−4の奴らを、味方にする。これは簡単だ親近感を沸かせれば、どんな奴でもひょこひょこついてくる。まあ時間は掛かる。それは承知の上でだ。
 予想よりも時間は掛からなかった。二ヶ月弱。かなりのハイスピードだ。
 そして深川はクラスでも孤独になった。

Page:1




この掲示板は過去ログ化されています。