ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死神少年
- 日時: 2011/02/02 18:32
- 名前: ヘカテ (ID: fZAC/ZMy)
前に作ったのがいつのまにやら消えていたのでもう一度...初めまして、ヘカテです。二次小説で書いてますが、こっちは初めてなので、駄文かもしれませんが、見てみてください(笑)
登場人物紹介
レイ
モイラたちに仕える死神の少年。
モイラたち
クロト、ラケシス、アトロポスの三人の運命の女神。
モイラは本来老女ですが、ここでは結構若いということで。
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- Re: 死神少年 ( No.1 )
- 日時: 2011/02/02 18:41
- 名前: ヘカテ (ID: fZAC/ZMy)
〜プロローグ〜
「!?」
夜の館。ケインが妻、マリアの悲鳴を聞き、部屋に駆けつけると、そこでは驚くべき光景がひろがっていた。黒いコートの鎌をもった少年が、マリアに向けて今にも鎌を振り下ろそうとしている。
2年前まで、同じ部屋で寝ていたマリアは、重い病にかかってしまい、別の部屋で寝るようになっていた。そのマリアは、少年にすっかりおびえきっている。
「何をしている!マリアを放せ!」
ケインは叫ぶが、少年は動じない。冷たい無表情で、マリアを見下ろしている。
少年は鎌を振り上げる。
「やめろ!」
ケインはあわててマリアを助けに入る。
少年は、ゆっくりとケインのほうを向き、やはりゆっくりと手を挙げる。
(なんだ?)
ケインがそう思い、立ち止まった瞬間、少年が『パチン』と指を鳴らした。
少年は、マリアに向き直る。ケインは、また助けに行こうとしたが、足が動かない。少年が再び鎌を振り上げる。
ケインの意識はそこまでだった。
作者から
だいぶ前と変わってしまいました...やっぱ駄文ですねww
- Re: 死神少年 ( No.2 )
- 日時: 2011/02/02 18:50
- 名前: ヘカテ (ID: fZAC/ZMy)
一章
暗い洞窟に、少年の足音だけが響く。
しばらく歩くと、明かりが見えてきた。三人の人影も見える。
「ただいま帰りました。」
少年は跪く。
「お帰りなさい、レイ。お疲れ様」
糸を測っていた、若い女が少年に声をかける。レイと呼ばれた少年は、無表情で
「いいえ、疲れてはいません。ラケシス様」
と答えた。
「そう。レイらしいわね」
糸をつむいでいた、クロトが言う。
「それで。しっかり147人殺したのだろうな」
糸を切っていた、アトロポスが暗く、冷たい声で問いかける。
「勿論です」
「そうか」
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