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- 田中の伝説
- 日時: 2011/02/04 19:51
- 名前: Sword (ID: Ql6I3uXy)
はじめまして、Swordです!
田中の伝説は、物理学という学問を得意とする主人公、田中のぼうけんの物語です!
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- Re: 田中の伝説 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/16 13:58
- 名前: Sword (ID: Ql6I3uXy)
第一話
「バカなお前は、これでも読んどけ!」
いつものように、罵声を浴びせられた少年は、投げつけられた本を手に取った。
(題名は…、なんだろう?周りが…ぼやけてる?とうとう、僕の頭も狂ったか?)
と、まだ6歳の子供が、原因は分かっているのに、一人、考えていた。
少年は、目に浮かんだ涙を手の甲で拭った。
- Re: 田中の伝説 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/16 20:24
- 名前: Sword ◆W5Wvdlh1lI (ID: Ql6I3uXy)
第二話
周りの景色が澄んだ。
少年は、手に取った本の題名を見た。そこには、“物理”とあった。おそらく、父…信じたくは無いが、先ほど自分に罵声を浴びせた彼の読んでいた本だろう。本を開くと、見開きに突然大量の数式が羅列されている。
(なんだ…、この不思議なものは?)
父は、少年をバカなどと罵ってはいたものの、少年の知能は平均よりは上だった。少なくとも、数学的テクニックは、周りの人間よりは幾らか上だった。それに、漢字も一般の成人並みには読めた少年だったため、少年がこの本を読むのは決して苦ではなかった。
もう、何時間たっただろう。分厚いこの本を読むのには、12時間はかかる。しかし、少年は全く集中力を切らさなかった。
そして、日は落ち、部屋は気づくと暗くなっていた。少年は、本を読み終え、それに気づいた。裏表紙には…
作者:田中 大
と、書かれていた。それは紛れも無く少年、田中 真介の父親の名前だった。
「うそだ…。」
田中は、驚きを隠せなかった。あの父がこんな本を書けるわけが無い。自分が入り込むような本を!
- Re: 田中の伝説 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/20 14:19
- 名前: oh ◆sUOXLav4ic (ID: 5LwYdnf7)
がんばれ!
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