ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 尖った空
- 日時: 2011/02/06 19:16
- 名前: アウィー (ID: LcJ1eRJE)
どうも初めまして
アウィーです。
一に忠告します。 一部戦争時の場面が存在いたします。
戦争が苦手な方はスルーで結構です
まあ、出来るだけがんばります
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- Re: 尖った空 ( No.1 )
- 日時: 2011/02/06 19:18
- 名前: 真由子 ◆NCebuCi9WY (ID: sX8dkNn6)
おお!戦争ですか!
私も戦争関連で書いてるんですよ〜
まったくの無知なんですけどww
これから読ませていただきます!
頑張ってください!
- Re: 尖った空 ( No.2 )
- 日時: 2011/02/06 20:16
- 名前: アウィー (ID: LcJ1eRJE)
俺はいま、草原のど真ん中にいる。
正確にいえば森を少し出たところ。
空にはトンビがまい、喉かである。
しかし、全くのどかじゃない。
俺は今、機関銃を手に握っている。
俺は、敗残兵。
生き残って逃げてきたが、道に迷いこの草原を匍匐前進で進む。
銃声がトンビの鳴き声を切り裂く。
きやがった。少しずつ逃げよう。
しかし、もっとびっくりしたのは、目の前に降ってきたトンビの死骸。
え?
「What does the soldier?」
英語は全くわからん。意味不明だ。
しかたない
「いぇーすあいあーむ」
あってる気はしないがでたらめな英語を話す。
えーいじれったい!!
「すまんが敵に追われている。そっとしておいてくれ」
「Oh no!! Well if to you!!」
はあ?
意味がわからぬまま連れられ 一つの集落に就いた
みんながなにか物凄い物を見る目で見てきた。
兵隊など初めてなのだろう。
一番大きな家に着いた。
おじいさんがいた。
うなずき奥の部屋に通してくれた。
奥には日本兵がいた。
「た・・・高田大尉?」
そこには死亡通告のあった高田大尉がいた。
包帯を巻き倒れていた。
「その声は…佐野か…?」
「ハッ!!佐野であります!!」
「こんなところで合うとはな…戦地はどうした…」
「完敗です。私は敗残兵です。」
「そうか…無傷とはよくやった…私など地雷を踏んでこのありさま…
爆音を聞きつけたこの村の者のおかげで命拾いした…」
「今は無理をなさらずに、ゆっくりされてください」
「すまん…」
俺の静かな村の生活はここから始まった。
「うわぁ!!!」
物置の荷崩れが発生した。
今日で三度目やってらんない。
「ほらほらー無理すんなー」
「だってよー…」
「あたしもやるから!!だってなし!」
「ヘーいヘーい でもねーちゃんさっきっからさぼりっぱなしジャン
やってよ」
「しょうがないでしょ!!美由から電は来ちゃったんだし・・・」
「ほらほら二人ともーサボるなー」
「へーい」
ん
何これ、ダンボールの上に写真?って読むのか? なの語だこれ
「サボるなよー」
「ねーちゃん、どーでもいいがこれ何?」
「ん、何これ かーさーん これなにーー?」
「ん?ああ、それはたぶんおばあちゃんの写真よ」
「ふーん、え おじいちゃんは?」
「さあ…私が物ごころついた時ころにはもういなかったし…戦争で死んだって聞いたことあるけど…」
「へー」
「確かにおじいちゃんいないよね」
「それにどんな人だったかよく知らないしな」
気になるが今はそれどころではない
まず荷崩れを直して。
みんなそれから
- Re: 尖った空 ( No.3 )
- 日時: 2011/02/06 20:17
- 名前: アウィー (ID: LcJ1eRJE)
ご飯はさまって、おくれました!!
スンません!!
>>1 ありがとうございます!!がんばります!!
- Re: 尖った空 ( No.4 )
- 日時: 2011/02/06 20:53
- 名前: アウィー (ID: LcJ1eRJE)
「よーいしょッ!!ふー」
手伝い始めて早1ヶ月
たぶん、全滅通達が届いて軍を立て直してるとこだろう
一人生きてまーす。なんてのこのこ帰るわけにもいかない。
第一船もないのにどうやって帰るつもりだ。
でも、全く英語がわからんのを除けば、ゆったりのどかな村だ。
英語が読めないから何村かわからない。
戦前に戻ったみたいだ。
懐かしい。あ、清子とお袋泣いてるかな。
清子が新しい男に惚れなきゃいいけど。
バケツを差し出された。
「Could you send water?」
未だに意味はわからないが、水を入れてきてほしいのか?
「いえーすいえーす」
グッドサインを出しバケツを持って井戸に走る。
水を入れたバケツ持ちというのは、聞く以上に重労働だ。
ときどき銃声が聞こえる。
狩りをしている音だと、高田大尉が教えてくれた。
でも、ただならない何かが近付いてるみたいで、内心震えた。
夜、助けてくれた狩人の家で寝ている。
爆音が聞こえ一気に目が覚める。
飛び起き見に行った。
「…」
言葉を失った
森の中でアメリカ兵が地雷にかかっていた。
近くまで来ている。まずい
察されていたのか。
すぐに村に戻ると全員が気になって起きていた。
「What happened!?」
「大丈夫!!心配ありません!!大丈夫ですから!!」
全員が顔を見合わせた。意味がわからないか
すると長老が俺の前に出た。
「Oh okay and it is allright!!」
翻訳!?
「日本語わかるのですか!?」
「ええ、もとは日本人ですから」
え?…
「あーー終わった!!」
荷崩れをせいとんして終った
「ねね!!さっきのダンボール箱、開けてみて!!」
「はいはい」
母さんがゆっくりガムテープを剥がす。
確かに写真がいっぱいで全てセぴや色にあせていた
おじいちゃんどれかなー…
「ん?この子おじいちゃんじゃない?」
「違うわよ、小太郎おじさんよ。あんたたちも知ってるでしょ」
「じゃあ、このきれいな人がおばあちゃんで、この子がお母さん?」
「あたりよ。でもこの時お父さんはいなかった。つまりおじいちゃんはすでに他界していたの」
「ふーん」
「私もどんな人だったかは知らないわ」
「謎深まるねー」
「写真一個もないのか、てがかりなんもないし無理かな?」
「おじいちゃんのことは水に流しましょ」
俺的にはながしたくないな。
そのまま、写真はもとの所定位置に戻された。
もうこんなにおじいちゃんを気になってるのは俺だけかもしれない。
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