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- ウワバミパラソル
- 日時: 2011/02/09 18:02
- 名前: 白米 (ID: nWEjYf1F)
はじめまして、白米です。
大まかに言うと、海辺で女の子がキャッキャウフフとかヘビの呪いで貧乳になったとかそんなのばっかりの小説です。
それでもいいっていう勇者さんはどうぞ。
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- Re: ウワバミパラソル ( No.1 )
- 日時: 2011/02/09 18:16
- 名前: 白米 (ID: nWEjYf1F)
プロローグ
「待てー待てー」
「きゃああああああああああああああ」
「逃げてばっかりではつまらぬぞー観念しろー」
「ひぎゃあああああああああああああ」
えっと……なんというか……
簡単に言うと、ここは森の中です。
わたしは、森の奥に住んでいる病気のお婆ちゃんのお見舞いに来ていました。
カゴの中にきのことかそこ辺で摘んだ鬼百合とかを突っ込んで、なんだかこれって赤頭巾ちゃんみたいねウフフとか考えてました。
でも、なんかそれは甘い考えだったということが今わかりました。
わたしは今、めっちゃくちゃに、もう本当それこそ規格外とか言わんばかりの大きなヘビに追いかけられています。
「待てー待てー」
「いやああああああ!! こっちに来ないでぇええええ」
「人間よー二ヶ月前の怨み晴らさでおくべきかー」
「二ヶ月前って! 意外に怨んでた期間短ぇなぁオイ! 普通そういううのって百年前とか千年前とか言うんじゃないのおおお!?」
なんか、ヘビ……というか、髪の毛がヘビで出来てるって感じの……女の人?だと思います。
「二ヶ月前ー紅葉狩りに来た人間の集団たちにーワタクシは思いっきり踏まれたのじゃーしかもアイツら謝りもせんかったんじゃぞー」
「単にあなたの存在に気づいてなかっただけなんじゃないですかあああああああああ!?」
「知るかー何はともあれー二ヶ月前の怨みーお前を呪ってやるー」
「ひゃああああああああああああああ!?」
ヘビ女は、いきなりわたしの体に巻きつきました。
なにこれ、なにこれ、なにこれ。
「お前の体が一生成長しないようにしてやるー」
「そ、そんな魔女みたいなことできるんですかヘビさあああああん!?」
「フハハハハハハハハハハハーこれでもうお前は肉体的に成長しないー一生そのAカップで過ごしていくのだなーハハハー」
「いやああああああああああああ!? あともう少しでBになるとこだったのにぃいいいいいいいいいい!?」
「フハハハハハハー残念だったなーワタクシを踏みよった人間共を精々憎むがいいさーさらばじゃー」
「ああああああああああああああ待ってえええええええええ」
ヘビ女はどっかに消えました。
無駄にうざったい高笑いと共に。
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