ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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天使と俺と死神
日時: 2011/02/09 18:52
名前: メルー ◆f2oDWArF9w (ID: ENhMY21N)

はじめまして & お久しぶり
未だに完結した小説が無いメルーです。

少し前まで能力者系の話を書いていたのですが、新しい話が思いついたのでまた新たに書き始めたいと思います。

よろしくお願いします。

◇注意◇

・衝動的ですので何時まで続くかが分かりません。
・面白い保障は欠片もありません。
・更新遅いです。
・荒し等の迷惑行為は歓迎しません。
・下手なのでアドバイス、コメントは大歓迎です。

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プロローグ 『とある死神の心内』 ( No.1 )
日時: 2011/02/09 19:23
名前: メルー ◆f2oDWArF9w (ID: ENhMY21N)

天使 と 死神

大抵の人は天使を歓迎し
死神を忌み嫌う


何で?

この二つの間に大した差は無いのに
天使も死神も成仏しない魂を運んでいるだけなのに

なのに どうして死神は遠ざけられるの?
     どうして死の象徴とされるの?
     どうして感謝されないの?

死神の私には全然分からない


だから 誰か私に教えて

何故死神は嫌われるのかを


そして 誰か私達に言って

感謝の言葉を

   

0章 特別少年と死神少女の出会い ( No.2 )
日時: 2011/02/09 20:12
名前: メルー ◆f2oDWArF9w (ID: ENhMY21N)

0章 特別少年と死神少女の出会い



「あ……」

俺は今自分の家の自分の部屋にいる。そして明日提出するべく数学のプリントと格闘の最中に呟いた。

「晩飯用意するの忘れてた……」

時計を見ると現在 22時32分。近くの飲食店はだいたい閉まっているだろう。だからといってファミレスは高い。すると選択肢は…

「コンビニかぁ…」

コンビニでなるべく安く済ませるしかないだろう。俺は手にしていたシャーペンを放り出して部屋を出て玄関に向かう。

そして履き慣れたスニーカーと共に家を出発した。



家からコンビニまでの距離は歩いて10分ほど。

その間に自己紹介をさせてもらうよ。

俺の名前は 桐生 海徒[きりゅう かいと]。近くの天崎高校に通う2年生。

家族は父、母、姉、俺の四人家族だが、現在俺以外全員家を出てる。
親は仕事の都合で外国。姉は一人旅との事。みんな何時帰ってくるかは分からない。まぁ、機会があれば会えるかもしれないな。

とりあえずはこんな所かな。コンビニにも着いたし自己紹介は一旦終了。



コンビニの自動ドアを通ると、太った店員のやる気のない声がする。

……こんな店員じゃ売り上げ下がるんじゃないか?俺は店員をチラッと見てそんな事を考えた。

俺はまず最初に麺類のコーナーに向かった。そして量が多くて安い物を手に取り、他にカレーパンと紅茶を持ってレジに向かった。

店員は俺が来ると携帯をポケットにしまい会計を始めた。……やっぱりこのコンビニは長くないだろう。

俺はさっきと同じ様なことを考えながら、財布を取り出そうとポケットに手を突っ込んだ。


…………ない…………

この時俺は初めて気付いた。財布持ってくるの忘れた事を。

「432円になります。」

いつの間にか会計が終わって俺が持ってきた商品はすでに袋の中。

……どうしようもない。俺は店員に財布を取ってくるので待っている様に頼んだ。

店員は面倒そうな顔をしながらも許可してくれた。

俺は顔を赤くしながらコンビニを出ると、走って家に帰った。


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