ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ——白空遊間——
- 日時: 2011/02/10 19:12
- 名前: 融菜 (ID: qBHvelZ4)
タイトルは本編に関係ありません。
…………多分((
こんばんは、融菜です*
当て字なので自由に呼んでください。
タメ口上等です、気軽にどぞw
プロローグから入ります、面倒臭い場合は飛ばしてくださいb
コメントはなるべく控えめにお願いします……。
失礼ですがお世辞は好きじゃないのd((
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- Re: ——白空遊間—— ( No.3 )
- 日時: 2011/02/12 17:02
- 名前: 融菜 (ID: O9ehSN8q)
彼は人間という生き物が嫌いだったのだ。
裏切ったり、裏切られたり、殺したり、殺し合ったり。
そういう醜いモノを軽蔑しているのだ、今も。
それが、秋風スイという一人の『人間』なのだ。
「…………お腹空いた」
いくら無感情でも、お腹ぐらいは空く。
そう思い冷蔵庫まで行こうと立ちあがった瞬間、パリンッという音が部屋に響き渡った。
スイが居る部屋の北の窓から突然パリンッという音がした、ということは——
——そう、窓が割れたのだ。
そしてその窓からひょこっという効果音が出そうな感じで、一人の少女が部屋に侵入してきた。
だが、ただの少女ではなく——大鎌を持っていて、服装は普通とは言えない全身が黒で包まれているものだった。
だが、少女のことなんてスイにはどうでも良かった。
彼女には目もくれず、冷蔵庫に向かう。
「え、あの、ちょ、少しくらい反応してくれたって良いじゃん! 例えば『君、誰??』とか『キャー不法侵入者ぁ!!』とかさ……」
そこでスイはくるりと少女の方を見るが、やはり大して驚きもせず、
「別に、君のことなんてどうでもいいし」
思ったことだけを述べる。
「えっ……。……!? この大鎌についてはツッコみなしですか!?」
「君が何をしようと君の自由だよ、俺にそれを止める権利なんてないんだからね」
「あたしが君のことを今、ここで殺すって言っても?」
- Re: ——白空遊間—— ( No.4 )
- 日時: 2011/02/18 19:05
- 名前: 融菜 (ID: O9ehSN8q)
「別に。勝手にすればいいんじゃない?」
(なんでだろう)
不思議と怖くない。
「……じゃあー」
その少女はぴょん、と飛び跳ねスイの体を押し倒した。
つまり、馬乗りというやつだ。
衝撃で背中に若干鈍い痛みが走る。
(何、コレ。色んな意味で邪魔なんだけど。殺しても正当防衛で捕まらないかな)
「このままキミのこと、襲っちゃいますよ?」
普通の人なら赤面してしまうだろう。
だが、スイは決して普通ではないのだ。
「キミ、結構カッコ良いんで。超あたしのタイプですっ!!」
「…………で?」
冷めたように短い言葉を吐き捨てる。
「で!?」
「だからなに? 結論は?」
その言葉に少女は戸惑いを隠せない。
(意味不明、理解不能、何なのコレ。迷惑だからやっぱ殺そうかな。でも死体の処理とかめんどくさいな)
「ぇ……結論って。あたしキミのこと襲おうとしてるんですよ?」
その言葉に呆れを感じ、投げやりになってぶっきらぼうに、
「じゃ、さっさと襲えば?」
(さっきまで襲うとか言ってたくせに)
「お、襲えばって。……流石です」
「どうでも良いけど。どいてくんない? ——そういえば君って、なんていう名前だっけ」
「やっと聞いてくれましたねー」
はぁ、と軽い溜息をつき満面の笑みで、
「あたしの名前は羅雨! ええと、死神、かな? まぁそういうわけで、宜しくお願いしますっ」
- Re: ——白空遊間—— ( No.5 )
- 日時: 2011/02/18 19:03
- 名前: 融菜 (ID: O9ehSN8q)
登場人物@
秋風 スイ sui akikaze
年齢不明。
無感情で、無表情で、無関心。
イロイロと、過去に背負っている。
一人称:俺 二人称:君、あんた
羅雨 rau
死神、デス・シルウェ。
仕事でスイの家へと来た。
ほぼ、敬語で話す。
一人称:あたし 二人称:キミ
柳原 比奈 hina yanagihara
スイの数少ない友達。
というか、知り合い。
短気ですぐ手が出る足が出る。
口、悪し。
一人称:ウチ 二人称:アンタ、お前
無白 musiro
謎の多い人物。
なんだか、人間離れしてる存在。
身体能力が抜群。
一人称:僕 二人称:君
- Re: ——白空遊間—— ( No.6 )
- 日時: 2011/02/18 18:59
- 名前: 融菜 (ID: O9ehSN8q)
死神ランク@
デス・フェール
一番目に偉いランクの死神
デス・フェールが言ったことは絶対死守
デス・ヒーター
二番目に偉い幹部クラスの死神
それなりに強い権力を持つ
デス・シルウェ
普通の死神
デス・ミースィ
一番下のランクの死神
下っ端見習いがこのランクになる
ランクは人の魂を壊す程あがっていく。
- Re: ——白空遊間—— ( No.7 )
- 日時: 2011/02/18 19:25
- 名前: 融菜 (ID: O9ehSN8q)
羅雨ビジョン
(なんなのかな、あのスイっていう子。
噂には聞いてたけどホントに感情ないんだな。
ていうか……あたしが死神って言ったの、結構勇気いったのに、反応が「へぇ、そう」って……)
「有り得ないって。ないよ。……て、あたしなんで今おつかい行かされてるんだろ……」
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