ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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誰 も 知 ら な い(参照100突破です!
日時: 2011/02/13 16:24
名前: 陰魔羅鬼 ◆ohBawF8LBM (ID: gwrG8cb2)

ようこそ、いらっしゃいませ。ここは可愛い娘さん達が監禁されている屋敷です。

え、何て惨いお方だと? 何を仰っているのです。私こそ、貴方様が思い描いた妄想。

貴方様が望む全てを現実化した者ですわ。貴方、普通の現実に飽き飽きしてきたのでしょう。

だからここへ来た。隠さずとも好いのです。少女達が無心になって殺し合い、裏切り合う……。

そんな血も涙もない、残酷劇を見たいのでしょう。さあさ、この空席へどうぞ。

劇が終わるまで立つ事は許されませんわ。御覧遊ばせ、醜いこの劇を。


          因みに、この劇の主人公は第三者の貴方様ですわ。




クリック有難う御座います。陰魔羅鬼です。もう一個のは私が挫折しない限り終わらないです。
なのに、この話を思いついてしまって、同時更新(?)になります。

今回は超注意です。グロテスクに猟奇的表現、ひたすら暗いです。
そう言うのが苦手な方は戻るをクリックして下さい。

逆に、そう言うのがOK、どんと来い! と言うお方は残ってやって下さい(笑)


最近、オリキャラ募集にも挑戦したいな……と思ってます。
多分募集する事になるのではないでしょうか。初です!←どーでもいいよ

早速オリキャラ募集します(笑) ↓をコピーして使って下さい。

   □オリキャラ□
名前/読み:漢字の場合は読み仮名をお願いします。

性格:そのキャラの性格をお願いします。又、キャラ崩れがある事をご了承下さい。

性別:女か男ですね(笑)出来れば女の子がいいです(考えるの苦手だから)

容姿:髪の色、長さ、瞳の色、衣装などお願いします。多分キャラ絵描くと思います。

備考:過去の出来事や、何か特別な能力などあればこちらへお願いします。

属性:炎、氷、風、地、光、闇、無で選んで下さい。自分で作ってもOKです。その場合は説明をお願いします。

武器:何でもOKです。難しいものなら説明をお願いします。

サンプルボイス(付け足しOK)
「」
「」

   □□□□□□□

これくらいの記入でお願いします。勿論書き足しもOKです。
作者が駄文の神←なので、キャラ崩れや意味不な表現がある事をご了承ください。

申し訳ありません。超凡ミスです。性別と武器忘れてました<(_ _)>

キャラ絵とありますが、実際私は絵が超下手です。マウスは特に……。

後、また勝手にボイスで声優さんイメージさせてもらってます。(敬称略)
声優さん大好きなんです(笑)

ある程度キャラが集まりましたので、オリキャラ募集は終了させていただきます。
協力して下さった皆様、本当に有難う御座いました<(_ _)>


では、宜しくお願いします。応援してやって下さい!


   「誰 も 知 ら な い」
    登場人物>>01 >>02 >>05 >>09 >>10 >>16 >>17 >>21 >>22

   第壱章「蜘蛛の糸」>>08 >>23 >>24

   □お客様□
・春華様(オリキャラ 鎖月 薺様を作成して下さいました)
・黒鳩様(オリキャラ 神崎 美南様を作成して下さいました)
・風様(オリキャラ 能登 潤様を作成して下さいました)
・ヴィオラ様(オリキャラ 坂下 狢様を作成して下さいました)
・緑紫様(オリキャラ 椎名 月夜様を作成して下さいました)
・蒼緋様(オリキャラ 鋪楼 亥穏様を作成して下さいました)

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Re: 誰 も 知 ら な い ( No.21 )
日時: 2011/02/13 15:48
名前: 陰魔羅鬼 ◆ohBawF8LBM (ID: gwrG8cb2)

   □登場人物□

 縊鬼/いつき/男
・年齢不詳。蜘蛛女を信頼しきっている。蜘蛛女の為に命を落とす事すら厭わない。
 蜘蛛女を「蜘蛛姉」と呼ぶ。忠誠意外に好意もあるようだが、蜘蛛女には相手にされず。
 茶髪のショートヘアーに緑色の瞳。顔からしてやんちゃで元気っ子。細い。
 属性は風。主に扱う武器は刀。飛び道具は好まない。若干頼りないが、勿論強い。
 ボイス 吉野裕行


サンプルボイス
「俺は縊鬼。縊鬼って呼んでくれ」
「ちょっ、蜘蛛姉に手ぇ出すなよ!!」
 

Re: 誰 も 知 ら な い ( No.22 )
日時: 2011/02/13 15:56
名前: 陰魔羅鬼 ◆ohBawF8LBM (ID: gwrG8cb2)

   □登場人物□

 樹怪/じゅかい/男
・年齢不詳。セクシー担当(笑) 大人の男の雰囲気漂う女たらし。泣かせた女は数知れず。
 黒髪でポニーテール。茶色い瞳。右目に泣き黒子アリ。容姿だけで十分セクシー。
 属性は炎。主に扱う武器は三節棍。素早い動きで身軽。よく縊鬼をからかっている。
 ボイス 松野太紀

サンプルボイス
「はいはい、解りましたよ」
「ふぅん、人間の女の子って可愛いんだねぇ」

Re: 誰 も 知 ら な い ( No.23 )
日時: 2011/02/13 16:10
名前: 陰魔羅鬼 ◆ohBawF8LBM (ID: gwrG8cb2)




「その前に、死んだ娘達を生き返らせてあげましょう」

パンパン、と手を叩くと、死屍の山が動いて、こちらへ向かってくる。


「っ……」

何を間違えたんだろう。確かに、ちょっと現実が普通すぎてつまらないなぁ、とは思った。
まさかこんな異常な世界に迷い込むとは思っていなかった。ただの出来心で、殺し合いに発展した。

でも、全部自分が望んだ事。自分の始末は自分でしっかりつける。


「何やってるの、死にたいの?」

冷静に武器を構える神崎美南と名乗った女の子。

「怖くないの?」

私も武器を構える。多少の恐怖はあった。蠢く死人達の中には、怪しく微笑む女の人がいた。


「怖くないよ。わたしは死にたいもの」

現実に絶望したわけじゃない。ただ、何となくだと思う。自分でも解んない、考えたこと無いもの。

「ふうん……」

この子に興味はないけど、私はまだ死にたくない。


だんだんと間合いを詰めてくる死人達を撃ち殺す。その度に鮮血が吹き出して、体のあらゆる所に付着する。
美南の方も凄くて、あの子は鋭利な刃物で死人と間合いを詰め、次々と斬っている。

  どんどん死人の数は減って、とうとうお姉さん独りになった。


「……お姉さんなら、わたしを殺してくれそうだね」

尋常じゃない事を口走っているが、お姉さんは驚いた様子もなく。


「フフッ、そうねぇ。名前、教えといてあげる。私は蜘蛛女」


あ、そうか。この人の異常な雰囲気は蜘蛛のものだ。巣に捕らえられた獲物は逃すことなく、食い潰す。



「蜘蛛女さんも殺るの?」

バズーカを向けても、何も感じないように白々しい態度だった。




    「“殺る”ねぇ……。殺れるの、お嬢ちゃんで?」


Re: 誰 も 知 ら な い ( No.24 )
日時: 2011/02/13 16:25
名前: 陰魔羅鬼 ◆ohBawF8LBM (ID: gwrG8cb2)


「五月蠅い!!」

酷く自分を冒涜された気分になって、気づけば撃っていた。
それは命中。蜘蛛女さんの左目に確実に打ち込まれた。

勿論左目があった部分はぐちゃぐちゃ。奇妙なほどに白い肌を少し黒っぽい血が滴る。

「酷い人」

美南もそれは流石に酷いと思ったようで、心からの言葉だと思う。




 少しの罪悪感に見舞われた後の事だった。蜘蛛女さんは本当に人間じゃないと確信した。


「アハハッ、凄い事するわねぇ」

左手の人差し指を傷口に突っ込んで、傷口をぐちゃぐちゃとかき混ぜる。
傷口は疼き、やがて失われた左目へと姿を変えた。


「私は尊大だから許してあげるわ。じゃあ、またね」

左目を傷つけられた事、何とも思っていない。むしろ愉しそう。屋敷は血塗れ、死体だらけ。
吐き気を催す腐臭。でも、不思議と何も思わなかった。もう壊れてしまったのかもしれない。



「はぁ。まさか蜘蛛女にバズーカ程度で勝とうとするなんて」

柱の陰から現れた、茶髪のセミロングに青みがかった黒い瞳を持つ少女。

「世間知らずもいい所。どこのお嬢様?」

身長や顔は少女だが、口は達者なギャップを持っている。


私たちは驚いて、声も出ないと言うか、喋る気もないと言うか。


「私は能登 潤。ま、仲間かしら」


まさかこの世界で、味方と言う存在に遭遇するとは思っていなかった。

Re: 誰 も 知 ら な い(参照100突破です! ( No.25 )
日時: 2011/02/14 21:39
名前: 陰魔羅鬼 ◆ohBawF8LBM (ID: gwrG8cb2)

初めまして、陰魔羅鬼の兄です。身の上話になりそうですが、少し聞いてやって下さい。

俺たちは両親を亡くして、父方の祖母の家に引き取られました。祖母は完璧主義と言うか、聖人君子と言うか、そんな感じの人です。
ゲーム、パソコンも禁止するような厳しい人です。勿論、小説だって禁止されていました。

「誰の前に出しても恥ずかしくない大人」に育てる為、祖母は妹に沢山の習い事をさせ、妹もうんざりしていました。
そんな妹の唯一の気晴らしがパソコンで、初めて自分で見つけた趣味が小説を書くことです。

ですが、祖母に小説を書いている所を見られ、軽い自宅軟禁みたいな感じで……。とてもここに来れる状態ではありません。
暫く皆様と妹はお会いできないでしょう。

ですが、妹もきっと祖母に内緒でまた小説を書くと思います。その時は優しく見守ってやって下さい。
禁止の魔力と言うか、妹も止められない筈です。その時は責めたりせず、優しくしてやって下さい。

途中で打ち切りみたいになってしまって申し訳ありません。
そして、この小説を書く事はもう無理でしょう。祖母に見られてしまったからです。
きっと次お目にかかる時は新しい小説を考えているのではないでしょうか。
そしたら、また応援してやって下さい。

では、今まで愚妹の応援等有難う御座いました。またお会いできる日を、妹は待っている筈です。


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