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- あの世からのメッセージ
- 日時: 2011/02/18 20:03
- 名前: 堕天使 (ID: XsI2BIkI)
始めまして。 堕天使です。
現世に堕ちて来ました(笑)((黙r
こんなのですが楽しんでください。
死んだ後は何も残らない。
そう思いたかった。
私は信じてなかった。
あの世なんて。
あの電話を、かけてしまうまでは。
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- Re: あの世からのメッセージ ( No.1 )
- 日時: 2011/02/18 20:33
- 名前: 堕天使 (ID: XsI2BIkI)
ある日見つけた変なポスター。
「嫌だぁ、ねぇみて、「あの世からのメッセージを聞きたくないですか?」だって」
学校の帰り道。 暇してた友達数人と遊びに行こうと誘った。
「ちょっと試してみない?」
「えぇ、どうせおっさんが話し相手欲しさにこんなの出してるんじゃないの?」 私は反対した。
そんなの、自分は信じてないけど友達が危ないと思うから。
「舞愛はかけなかったらいいじゃん♪
私はかけるよ、そこの公衆電話で」
「舞愛は怖がりだな〜。 私はまたあとでかけてみるよ」
その行為が、地獄へと繋がる道だとは知らずに…。
- Re: あの世からのメッセージ ( No.2 )
- 日時: 2011/02/18 20:53
- 名前: 堕天使 (ID: XsI2BIkI)
まずしてみたいと言い出したのは、仲が良かった朝暮燐耶。
好奇心旺盛で、何でもする子だった。
「えっと…。 舞愛来てくれない?」
電話はつながったが、すぐに切れてしまった。
「何だ、ただのイタズラっぽい電話番号だったんじゃん」
笑いながら受話器を置こうとしたら、切れているはずなのにこんな声が聞こえた。
「…今からそっちに行くから、待っててね」
紛れもなく燐耶の声だった。
「いやっ…。 何よこれ…」
燐耶が混乱したように言った。
「と、とにかく逃げよう!!こっちに来るからっ!!」
「うん…。 みんなにも知らせようよ」
「どうだった? やっぱりイタ電??」
何も知らない友達たちは明るい声で言った。
「詳しい話は後でするから、公園まで逃げよう!!」
「えっ、ちょっと待ってよ〜」
「話って何? 何かあったの?」
「切る前に「今からそっちに行くから、待っててね」って聞こえたんよ。
確かにツーツー鳴ってたし、ツーツー鳴りながら声が聞こえたんよ」
燐耶がショックで喋れなかったので、私が言った。
「嘘や(笑) どうせ幻聴じゃないの?」
友達は全然信じない。
「じゃあかけてみれば? 本当なんだから」
「うん、じゃあ3チームに分かれよ。今舞愛と燐耶が行ったから…。
梓沙と咲葵、美柑と自分が行ってくる」
最後に行った美柑と叶依が帰って来た時、皆のテンションは沈んでいた。
「…本当だったでしょ…?」
私が言うと、美柑が口を開いた。
「美柑の時は「嬉しい…。 今日は3人もかけてくれた…。 みんなみんな
いたぶってあげる…」って…」
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