ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 大麻。 †五話更新ω///
- 日時: 2011/02/25 00:57
- 名前: げそ^p^ ◆Tkli7JWVZg (ID: .ys/4ZzH)
初めまして^^ww
げそていいます←
大体一話か二話で終了するのがクセですが
頑張りたいと思うので応援お願いしますw←
まず登場人物ww
ψ登場人物ψ
者下原 彪真 しゃげはら ひゅうま
ひゅーひゅー
164cm 50kg A型
小浦田 凱夜 こうらた ときや
ときやん
179cm 64kg AB型
空宮 儚花名 あいく はかな
タリンちゃん
149cm 39kg AB型
鞍谷 音李朱 くらたに ありす
むく
158cm 46kg O型
刺裏 戦慄 せきうら わななき
ぶりお
160cm 50kg B型
下名知 恋杏 かなち れあん
れいれい
154cm 43kg O型
鉈祢邱 己鶴 なたねおか みつる
みっつん
168cm 69kg B型
阿片 羚汰 あかた れいた
あかち
186cm 70kg A型
曇 魅亜日 たん みあび
ベンゼン
153cm 40kg AB型
(夢子 理要) むこ りいり
165cm 35kg AO型
多いですね、すいません←
じゃ次はプロローグです
ψプロローグψ
皆…絶対にベンゼンには
近づくな—。
アイツは唯一俺らが
制御出来ない人間だ。
だから—
このグループに所属させた。
そう…大麻にな。
ベンゼンこと曇 魅亜日は
多分ここらでは一番危ない人間だ。
俺らのボス をも殺した。
だがアイツはきっと大麻の中では一番の
人間だ。
だからこそ近づいてはいけない
危険物質として登録された。
アイツは人の体を傷つけ殺した事は
一度も無い。
ボスの…
精神は死んだが、身体は生きている。
今もボスは
俺らの近くにいる。
ただ、ただ笑いながら。
はい、意味不明ですね^p^←
とりあえずみんな主人公なので、見てってくださいw
シリアスですが面白いとこもあるかもでーす☆キラッ←
ではでは。物語の始まり始まり←
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- Re: 大麻。 ( No.3 )
- 日時: 2011/02/22 01:29
- 名前: げそ^p^ ◆Tkli7JWVZg (ID: .ys/4ZzH)
{> die 3 選択
「どーれぇーに、しーよーうぅーかぁーなーあ☆」
儚花名は小さく笑いながら、殺すマフィアを選んでいる。
〈心配すんな、脅しだ〉
とマフィア同士は励ましあうが、脅しで終わればよいものだ。
「君に決ぃ〜めたっ」
儚花名が選んだのは体型がしっかりしている男だった。
「はぁ?ははは、こんなクソチビに俺が殺されるってのかよ!!!!」
と男は笑い飛ばす。が、
「うん☆」
と儚花名は元気よく答える。
「俺がこんなチビに殺されたらたまんねえなあおい!!!」
とまわりにいるマフィアと笑い出す。
「剣山だあ…あはははははっ」
と言い、男にかかる。
儚花名は手がメンバー一小さいが、握力は男子並にはある。
その手で、首を掴む。
「死ねえっ!!!キャハハッ」
甲高い笑いを響かせた後、男をフォークで刺そうとした。
が、
「…やっぱこれで死んだら面白くない」
と怒り、まず頬からフォークでさすことにした。
「まっずは、ほっぺたあ〜☆」
と勝手に唄いだし、まず男の右頬に思いっきりフォークをさした。
「ぎゃいあああああああああああああ!!!!!!!」
男に激痛が走る。
「うーん…つっぎっはあー、おでっこー!!!」
と言葉の最後のほうに力がはいり、額にも刺さる。
男はこの時点で激痛のあまり喋れなくなる。
「次はどこがいい?…ねえ、無視?ねえ…ねえ!ねえ!!!!ねえ!!!!!!!!!」
儚花名の迫力のあまり男の目からは涙が流れる。
「…じゃあ、次っはー、つっめー☆」
といい、爪と指の間にフォークをめり込ませる。
男は、ビクンとだけ動き、目をギョロギョロ動かしている。
【助けてくれ…助けてくれよ、おい!!】
と合図しているつもりなのだろうが、仲間は全員無視。
「もう、タリンちゃんはいつまでも脳タリンなんだから」
と凱夜と一緒に笑う彪真。
「うぅーん…うーん…!!—めんどくさい、下から順番にやってきまーす☆」
と言い、予告どおりつま先から頭のてっぺんまで何かしらさしていった。
「…はい☆剣山の出来上がりーっ」
と一人で笑い一人で拍手をする儚花名。
男の全身には、とんがったものが刺さっていた。
「次はー誰にしよっかな」
と首だけマフィアが固まっている方へクルリと動かし、言った。
「もうやめとけ、可哀想だ」
恋杏が儚花名を止める。
「えぅ!?れいれいでも可哀想って言葉は使うんだね!?」
と驚愕する儚花名。
「ウチだって人間だ。同情くらいするに決まってんだろ」
と少し怒る。
「…とりあえず、どうすんだよ」
と凱夜は苦笑する。
「やるしかないですかね」
羚汰は少し嫌そうに言う。
「まあ嫌ではあるが、あかちの言うとおりだな、やるか」
己鶴は、はぁ。とため息をつき、マフィアのところへ向かった。
—
- Re: 大麻。 ( No.4 )
- 日時: 2011/02/22 06:15
- 名前: しずく (ID: Au2wVmYz)
ゎww
スゴイ面白いです・・・w
タリンちゃんみたいな狂ってる子好きですねw
あだ名の由来も面白いですし・・w
スゴイ見入っちゃいましたw
これからも更新頑張ってください!!
- Re: 大麻。 ( No.5 )
- 日時: 2011/02/22 23:03
- 名前: げそ^p^ ◆Tkli7JWVZg (ID: .ys/4ZzH)
しずくさん
ありがとうございます涙w
げそもタリンちゃんが好きなんです^^ww
- Re: 大麻。 ( No.6 )
- 日時: 2011/02/24 00:35
- 名前: げそ^p^ ◆Tkli7JWVZg (ID: .ys/4ZzH)
{> die 4 悪魔
「はぁ…めんどくせえ。何で毎回毎回此処来んだよ、死ねよ」
とマフィアにグチグチ言う己鶴。
「何だこいつ、一人でぶつぶつ言いやがって」
と一人のマフィアが言う。
それに己鶴が反応してこう言った。
「あ?黙れ。てかもう帰れ。そんでもって一生来んな」
そう言った後、マフィアが一斉に己鶴を囲んだ。
「こうなったら一人ずつ潰してくぞ。この人数対1だ。まず負けない」
と少し格が上そうなマフィアが言った。
「…はぁ、めんどくせえ」
己鶴は再び思いため息をつき、戦う構えに入る。
その時。
「だっせんだよ、みっつん」
後ろからマフィアを飛び蹴りして、輪の中に入り己鶴と背中合わせになったのは
「れいれいお前、どうしたんだよ」
恋杏だった。
「みっつんがダサすぎるから来てやったよ、感謝しろ」
ここから二人の会話が始まる。
「は?俺一人でもやれるわ。輪の中から出てけ」
と切れる己鶴。
「は!?ウチはみっつんのことわざわざ気ぃ使ってきたのに!?死ね」
恋杏も切れる。
「そもそもお前がいちいち飛び蹴りなんかする必要なかったんだよ!!!」
と言う己鶴。
「あ゛!?やんのか」
と己鶴の胸倉を掴む恋杏。
「おう、やってやるよ」
そういってお互いガンつけあう二人。
唖然とするマフィアたち。
「い、いまだ、やれ!!!!!!!」
と一人が言ったので、マフィアは二人にかかる。
「—しゃあねえな、うちらのは後だ、そっち半分やれよ?」
と恋杏が言い、己鶴は分かってるよ、と頷き二人は戦う。
「女だからって手加減しねえぞ!!!!!」
と恋杏に何人かがかかる。
恋杏はニヤっと笑い、こう吐く。
「当たり前だ。そんじゃねえと何もおもろくねえしな」
「お前さっきからぶちぶちきもいんだよ」
マフィアが己鶴に言う。
「…」
恋杏とは対照的に己鶴は黙っていた。
彪真が、最近大麻に入った羚汰に話しかける。
「この二人、付き合ってんの知ってた?」
ニヤニヤしながら言う彪真。
「えっ!?そうだったんですか!?あんなに仲悪そうなのに…」
羚汰は心底びっくりする。
「ま、それはいいの。…あの二人の通り名、あいつ等知んないんだろうね」
と相変わらずニヤニヤしながら言う彪真。
「え…通り名って…」
問う羚汰に、待ってましたとばかりに言う。
「『悪魔石像』だよ。見てみなよ」
恋杏と己鶴の二人には共通する事があった。
それは—
無邪気な笑み を ずっと浮かべていること。
どれだけ殴られても決して倒れないこと。
この二つだ。
「—…」
羚汰は成程、と納得する。
その頃ちょうど、戦いが終わった。
「しょぼい」
恋杏と己鶴がはもる。
「はもってくんなよ」
までもはもってしまった。
「…面白いんでしょ、大麻って」
彪真は笑う。
「…はい、すごく」
羚汰は本気で言った。
だがこの面白いの意味は『面白い』では無かったのだ。
—
- Re: 大麻。 ( No.7 )
- 日時: 2011/02/25 00:56
- 名前: げそ^p^ ◆Tkli7JWVZg (ID: .ys/4ZzH)
{> die 5 無口が故に
「か…帰るぞ」
何人かの命を失ってしまって動揺しているマフィアたちは、退散しようとした。
「待ちなよ…」
その時、音李朱が逃がせまいと、マフィアの前に立つ。
「どけ…!!!!どけ!!!!!!」
マフィアの一人が音李朱を押しのけようとした。
「駄目…、…」
何か言いたげな喋り方で、押しのけようとするのを阻止する。
「お前…やめろ…、どけえええぇええあああああ!!!!」
マフィアが何かされたかのようにおかしくなる。
また違う一人のマフィアが音李朱の目をよく見ると、
真っ赤な液体が目から流れていた。
「…ねえ」
音李朱が笑う。
「何か今日、むく覚醒すんの早くね…?」
凱夜が一人呟く。
「あ、あの人まさかあ…」
戦慄がケータイを開く。
「…?何だ、情報あんのか?」
凱夜が戦慄に聞く。
「あぁ。だからかあ…」
戦慄が納得するように何度か頷く。
「待って…?」
音李朱は相変わらず笑っている。
真紅の
辛苦の涙を流しながら。
「まさかあいつ…むくの元カレか!?」
凱夜が気づく。そして戦慄は微笑む。
「そうだよぉ…むくは気づいたみたいだね」
「久しぶり…朱雨」
「お前…誰だよ…!!!!」
「向こうは、気づいて無いみたいだけどぉ」
戦慄は、薄ら笑う。
「朱雨…?」
音李朱はマフィアの朱雨という男に話しかける。
「お前…誰だよ…」
朱雨は音李朱の存在を忘れてしまっている。
「私の事忘れたの、朱雨」
寂しそうに、そして嬉しそうに問う音李朱。
「お前のことなんか、知らないよ…!!」
音李朱は覚醒してしまい、相手の声が聞き取れなくなっている。
「…ばいばい」
音李朱の瞳から溢れ出る紅い血の雨は止み、
音李朱は朱雨の心臓を潰す。
『ドクン』と聞こえそうな程、朱雨が飛び跳ね、地面に落ちた。
「…音李朱」
最後に一度だけ、朱雨は彼女の名前を呼んだ。
「…誰」
音李朱の朱雨に関する記憶は、全て消えていた。
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