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- 雪子さんの呪い
- 日時: 2011/02/22 22:15
- 名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)
ちゃんとかけるか不安ですががんばります!よろしくお願いします!
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雪子さんの呪い
主な登場人物
天神 麻柚 (てんじん まゆ)
『雪子さんの呪い』をしってしまった少女
大橋 美紀 (おおはし みき)
麻柚の親友『雪子さんの呪い』に興味津々
中村 彩芽 (なかむら あやめ)
新聞部の部長。『雪子さんの呪い』について調べている
山川 雪子 (やまかわ ゆきこ)
『雪子さんの呪い』の雪子さんと同じ名前でからかわれていた
楠木 莉湖 (くすのき りこ)と楠木 美湖(くすのき みこ)
双子の姉妹。『雪子さんの呪い』の楠木雪子の子孫
大葉 郁斗 (おおは いくと)
麻柚の従姉弟(いとこ)オカルト大好き
楠木 雪子(くすのき ゆきこ)
『雪子さんの呪い』の呪者。昔、『ダンダス様』のいけにえにされた天神 直人(てんじん なおと)麻柚のお兄ちゃんで行方不明
プロローグ
「おい!雪子!」
「なに?」
そう言って楠木 雪子は、読んでいた本から顔を上げた
「お前に決定だ」
そう言って天神 太郎はにやりと笑った
「いまからお前を〔ダンダス様〕のいけにえにする」
そう言った彼の後ろから出てきた4人は彼女の机を囲むようにして
皆で手を組む
「彼女の体をいけにえに貴方に願いをかなえてもらいたい」と太郎
「私たちが彼女の体につける保証は」と大葉 舞〔おおば まい〕
「彼女を〔ダンダス様〕の後継者とする」と中村 雄介
「「「「「さあ、願いをかなえたまえ!!」」」」」
————〈その願い受け入れた〉————————
「う・・・そ・・・・」
彼女は狼狽していた・・・・信じていなかったから
————〈さあ、彼女をもらおう〉————————
「いやぁぁぁぁぁぁ!必ずこの恨みは孫の代まで呪ってやる」
そう、これがすべての不幸の始まり・・・
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- Re: 雪子さんの呪い ( No.1 )
- 日時: 2011/02/25 19:12
- 名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)
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「ねえ、〔雪子さんの呪い〕って知ってる?」
そう聞いてきたのは親友の大橋 美紀
「?なにそれ〔ダンダス様〕なら聞いたことあるけど」
「それは昔のやつ・・・」
半ば呆れて言う美紀
「〔ダンダス様〕って、いけにえを決めて
それで、その人を真中にして皆で手をつないで呪文を唱えるやつ」
といってきたのは新聞部の部長、中村 彩芽
「詳しいね彩芽」
「私は新聞部の部長だよ?それくらい知ってて当然!
いまは、雪子さんののろいを調べているの」
「私達知ってるよ」
と楠木 莉湖
「「どうやるの?」」
と、さっそく話にくいつく美紀と彩芽
「あのね、招待状が雪子さんからくるの」
と楠木 美湖
「それでね、招待状が渡されるのは7人なんだって」
と、莉湖
もう聞きたくない!・・・お兄ちゃん・・・
そう、私のお兄ちゃんも招待状がきていた・・・
〈「・・・麻柚、あとで部屋にこい」
「うん!わかった」〉
夕食後のお茶の時間にお兄ちゃんが言った
〈「なに?お兄ちゃん」
「俺がいなくなっても心配しないでくれ」
「は?」
「〔雪子さんの呪い〕の選ばれし者になった」〉
あの時、お兄ちゃんは・・・
「・・・柚・・・麻柚!聞いてる?」
「あ、うん・・・ごめん」
「でね・・・2年に1回選ばれし者が決まるんだって」
お兄ちゃんがいなくなったのは二年前・・・ってことは
「今年がその2年目じゃない?」
その場の空気が重くなる
「で、でもさ私たちが選ばれるって決まったわけじゃないし」
「そだね」
続く
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- Re: 雪子さんの呪い ( No.2 )
- 日時: 2011/12/04 19:04
- 名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)
第二話
「いや・・・俺たちには因縁があるんだ・・・」
「は?」
「だって、曽祖父たちの時代・・・・いや、俺たちの曽祖父たちが
雪子さんを生贄にしたんだ・・・・」
「うそ」
続く
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