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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- キオクノカケラ
- 日時: 2011/02/26 21:10
- 名前: 葉風 (ID: GSxgNYe6)
- 参照: http://syousetu-hakaze@novel
どうも。
初投稿です。
超ド級のヘタっぷりだと思いますが
読んでもらえるとうれしいです。
ではでは。
↓↓
-プロローグ-
ここはどこだろう。
なんで生きているんだろう。
生きるって何だろう。
・・・分からない。
僕?
私?
俺?
ウチ?
自分?
分からない・・・。
分からない・・・。
分からない・・・。
・・・何も、分からない・・・。
・・・『僕』は誰だ・・・。
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- Re: キオクノカケラ ( No.1 )
- 日時: 2011/02/26 21:39
- 名前: 葉風 (ID: GSxgNYe6)
- 参照: http://syousetu-hakaze@novel
-第一話-
部屋で酒を呷る。
部屋といっても、極一般的な部屋ではない。
実験室。
そういう例え方が一番しっくりくるような、実験器具が大量に並んだ部屋。
そんな部屋の中で、独り酒を呷る少年。
酔いが回っているのか、おぼつかない足取りでふらふらと手術台に歩み寄ると、そこにある『モノ』に眼を遣った。
「・・・。」
にやり、と少年は笑う。
「・・・今日は少ないけど、美味そうだからいいや。頂きます。」
そう呟き、少年はそれに牙を突き立てた。
じゅるり。
バリッ・・・パキ・・・グチャ・・・。
・・・ゴクリ・・・。
口の周りを一舐めし、少年は手を合わせた。
「ご馳走様でした・・・。」
手術台の上にあった『モノ』は、跡形も無くなっていた。
少年は満足げに笑った。
「さてと・・・明日の朝食の分も『調達』して来なきゃ・・・。」
そうして少年は、町へ歩き出した・・・。
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