ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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,戦う者
日時: 2011/03/05 12:30
名前: 柘榴 ◆v8jLrTsMs. (ID: 87/p/wqU)
参照: 戦いは,,,,避けるべきなのか

こんにちは、柘榴です。
今回のテーマは『戦争』です、すっごい暗いイメージがあります。
「だけど戦争はいけないことだ」という事を伝えたくて、
今回この,戦う者をかかせていただきます(

▲,はじめに(絶対読んでほしい)

内容も,簡単な文章で書こうと思っているので
いろんな年代の人が、この小説を読めると思います^p^
ダークすぎないようにするんで,グロいのは嫌いΣっていう人でも
読めます(
あとは、描写、人物像などはハッキリ書かないようにします、
読者の皆さんが、頭の中で想像してほしいからです((
主人公は〔梓〕という名前ですが、容姿などは自分自身に
てらし合わせてみたり、自分で想像してくれたら嬉しいです!
なので登場人物紹介は後々書きます.....ご了承ください。

ここまで読んで,読もうと思って下さった方
ありがとうございます!(礼


第1章〔すべてのはじまり〕
>>1 >>2 >>3 >>5 >>6

Page:1 2



Re: ,戦う者 ( No.1 )
日時: 2011/02/25 16:58
名前: 柘榴 ◆v8jLrTsMs. (ID: 87/p/wqU)
参照: 戦いは,,,,避けるべきなのか

01.

....よく分からない、何が起こっているのか全く理解できない。
「な、何がどうなって...」
さっきまで、さっきまで家族4人で楽しく晩御飯を食べてたのに、どうして?目の前には無残に撃ち殺された死体がゴロゴロと転がっている。
銃声はまだ聞こえてくる。
このままここでつったっていたら危ない、..そう感じた。
でも..どこに逃げたら?
毎日通る学校の通学路なのにすごく怖い。
だって、いつもと何もかもが違っているから....

「ど、どうしたら..」
辺りを見渡して見るが誰もいない。誰かがいる気配もしない。
冬の寒さは耐えがたいものなのに今、私の額には汗が滲んでいる。
「ど、どこに逃げたらいいのっ?!」
パニックになってしまって思考能力が低下する。

目の前には横断歩道があって、その横にはいつもよくいくパン屋さん。その横はクリーニング屋さんで...
とにかくいろんな建物が並んでいる。
この横断歩道を渡って2分ぐらい行くとよく利用するスーパーがあることも覚えている。
普段は車もたくさん走ってて結構人気がある場所なのに
今は誰1人いない(死体はいっぱいあるけど...)
てか何がどうなってるの?

殺人事件?
これは殺人事件?!こんなに殺して...どうすんの?
頭がおかしくなってしまう。
今は誰かに会いたい...知っている人に...
「あ」私はふと頭に親友の顔が浮かんだ。
もしかしたら..もしかしたらまだ生きてるかもしれない
親友の住んでいるマンションはすぐそこ、
私はわずかな期待を胸に親友のマンションへ向かった。

Re: ,戦う者 ( No.2 )
日時: 2011/02/25 17:19
名前: 柘榴 ◆v8jLrTsMs. (ID: 87/p/wqU)
参照: 戦いは,,,,避けるべきなのか

02,

誰にも見つからないように、そーっといかないと行けない。
もしかしたら...
「ううんっ」
私は首を振って気を紛らわした。
今日の朝までは普通だったのに..何がどうなってこうなったんだろう?
私には信じられなかった。
砲撃されて、崩れている見覚えのある建物や、たくさんの銃弾で穴があいた一軒家。窓ガラスもいっぱい散乱してるし...危ないな...
そんなことを考えながら曲がり角を曲がろうとした...。
けど、誰かの声が聞こえてくるから足を止めた。
20代ぐらいの男の人たちの声で3人ぐらいいる。
「ぐ、軍服!?」
て、敵だ!私は驚きの声が適に聞こえないように自分の手で口を押さえた。こちらにはまだ気づいてないらしい。
3人で話をしてる。

「そっちはどうだった」
「ああ、楽勝だったぜ、何の歯ごたえもねェ!すぐくたばってやがったぜ」
「当たり前だろ!いきなり襲撃されてんだよ?w」
「ま、そうだよな!てか、俺がやった奴、包丁で抵抗してきやがったぜ」
「えっ、何だよそれwこっちは銃だっつーの」


Re: ,戦う者 ( No.3 )
日時: 2011/02/25 17:45
名前: 柘榴 ◆v8jLrTsMs. (ID: 87/p/wqU)
参照: 戦いは,,,,避けるべきなのか

03,

私は話に耳を傾ける。
「2人とも、任務に集中しろ、」
「そうだな...」
「まだゴミ共が怯えながら隠れているんだ、それを見つけて撃つ、これが俺達が今、やらねばいけないことだ。お前ら、一匹たりとも逃がすないよ」
「了解」「おっけw」

何何これ、絶対やばい、見つかったら確実に撃たれる。
どうしよう…逃げなきゃいけないのに全く足が動かない。
体も震えてきてガタガタいっている。おまけに声もでない。
こういう時、人はどうして素早く動けないんだろう
近くに敵が3人もいるっていうのに。
武器ももってないし、足も全然速くないから見つかったら終わりだ。
足音は私の方へ向かってくる。
どうぢようどうしようどうしよう、動け、私の体
とたん、誰かが私の腕をつかんだ。

「!?」
振り向くとそこにはポニーテールで眼鏡をかけている美人なお姉さんが立っていた。
「っ!!」
びっくりして叫んでしまいそうになったがお姉さんに口を押さえられる。この人、さっきの人達とは違うけど軍服だ!?
「静かにしていろ、声を出すな、絶対だ」
「…?!」
「ここで大人しくしといてくれ」
そういうとお姉さんは押さえていた手を離した。
「私は敵ではない、安心してくれ」
「…え」
「今から何を見ても絶対に声をだすな、あと念のためにこれを持っておけ」
お姉さんは軍服から小さなピストルをだして私に渡した。
「何かあれば敵を撃て」
「こ、これ、本物?」
お姉さんは小さくうなずいて自ら敵のいる方へ駆け出していった。


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