ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 友達がおかしいんだが大丈夫か?
- 日時: 2011/02/27 14:55
- 名前: あーみん (ID: S19LK/VD)
中学一年生の春、奴に出会った。
最初は普通の子で、たいして気にも留めなかった。
ただ『友達になって』と言われたから、わかりやすい作り笑いで『いいよ』と言った。
その行動を、後に後悔する事になるなんて知らないで。
中学二年生の終了間際、自分の精神は限界まできていた。
まさか、奴があんな性格だったなんて。
正直に言おう、自分は奴とは縁を切りたい。
よく今まで我慢できたと褒めてもらってもいいくらいだ。
……え?奴がどんな性格なのかって?
まぁそう焦るな。
それについては自分の下手な文章で説明していくつもりだ。
あ、言い忘れていた。
自分……物語中では『私』。
『私』の名前はあーみん。
気軽にあーみんと読んでくれればいい。
さて、もう気付いてる人もいるだろうが、この物語はフィクションで綴っていくつもりだ。
それではまた、物語の中で会おう。
はい!すいません調子に乗りました!!
超がつくほどのバスケ馬鹿のあーみんと申します!
リアルに中二なので、文章構成力がマイナス50000ですがよろしくお願いします!
……コメントを頂けると嬉しいです。
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- Re: 友達がおかしいんだが大丈夫か? ( No.1 )
- 日時: 2011/02/27 14:58
- 名前: あーみん (ID: S19LK/VD)
〔奴の覚醒〕
私が奴の本性を知ったのは、中学一年生の……いつだったか忘れてしまった。
奴というのは、当時同じクラス、同じ部活だった麻美のことだ。
私が通っている中学校にはバスケ部が無く、だからといって成績を下げるわけにもいかないので仕方なく入った新聞部。最初は部員四名だったが、あとから奴が入ってきたのだ。
あの日、部室で奴はずチと黙っていた。
表向きには真面目な私が、心配して話しかけたんだ。
「麻美ちゃん……?どうしたの、大丈夫?」
なんて、ありきたりな言葉を吐き、肩にそっと手を乗せた。
その手はすぐにはらわれ、あろうことか急に奴が泣き出すのだから当時の私は焦っていた。
え?なにコレどういうこと?麻美ちゃん大丈夫かな……もしかして気分悪いとか?
って感じに。
「……っ……ううう〜っ!……あーみんには何もわかんないくせに!」
そう言って奴は、新聞部にあるパソコンを倒していった。
は、ちょっと待ってよ。わかんないって何が?っていうかそのパソコン学校の……
「ちょ!麻美ちゃん!学校にあるもの壊しちゃ駄目でしょ」
声を上げて注意したけれど、聞く耳をまったく持たない。まわりの部員も止めるが、奴は止まらない。
ちなみにこの時、部室には私達一年生しかいなかった。
奴は暴れながら、私達に向けてこう叫んだんだ。
「どうせ皆、人の心が読める麻美の気持ちとかわかんないんでしょ!聞きたくなくても本当の気持ちが聞こえる麻美の気持ち、わかんないんでしょ!」
……まぁ、私も十年以上生きてるから、いろんな世界を見てきたけれど、これは初めてだ。
隣にいた私にネットの世界を教えてくれた友人が、ぼそりと呟いた。
「……大丈夫か?……」
今思えば、きっとそれが奴の覚醒だったのだろう。
そうそう、奴は自分より目上の人がいる前では暴れないという特徴がある。
先輩の前では暴れないし、先生が来たら静まる。
この物語は、こんな奴に振り回された……いや、現在進行形で振り回され続けている私と部員の日常だ。
どうだ?面白いだろう。(いろんな意味で)
これに二年近くも耐えている上に、登下校を一緒にしているんだから、本当に私を褒めてほしい。
そして、できれば早くこの環境から抜け出したい。
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はい!一話目です^^;
小説って難しいですね……
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