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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ××フラグ————
- 日時: 2011/02/28 16:34
- 名前: 霧魔 (ID: O9ehSN8q)
ここでは××フラグという駄作を執筆させて頂きます。
駄作でも良いよ!! という心の広い方はどうぞ(・ω・)b
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- Re: ××フラグ———— ( No.1 )
- 日時: 2011/02/28 16:39
- 名前: 霧魔 (ID: O9ehSN8q)
————なんで『俺』は『俺』なのだろう。
答えは簡単なはずなのに見つからなくて、
どこを探しても落ちても売ってもいなくて、
それを探している内に、
次第に俺は『何か』を失いつつあった。
- Re: ××フラグ———— ( No.2 )
- 日時: 2011/02/28 17:13
- 名前: 霧魔 (ID: O9ehSN8q)
Ⅰ章 俺の日常風景
そろそろ本格的に春になってきたこの時期。
春と言えば桜、桜と言えばピンク、ピンクと言えば——恋。
告白ブームの時期。
三年生は卒業間近、その他在校生は進級ということで周りの空気がピンク色に染まって来ている。
そのせいで俺の放課後、裏庭に呼び出されるというベタなシチュエーションが三倍になった。
最も、俺には興味すらない行事なのだが。
「は!? また告られたのかよ!」
そう言ってクラスのド真ん中で声を荒げるのは(仮)親友——速水一乃だった。
クラス全員の視線が速水に集中する。
「あぁ、フったけど」
あっさりと俺が言うと疑念の表情で、
「お前正気? 相手は学園のアイドル二宮サキラだぜ? しかもお前、こないだは燐女のマドンナ八神舞衣フったらしいじゃん」
燐女、とは燐蓮女子高校の略だ。
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