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Inglourious Devils
日時: 2011/03/04 15:17
名前: エンリ (ID: cx1920xY)

ど〜もエンリと言います!!

今回は、ええ悪魔が出てくるお話ですね・・・。

グロい作品だと思われます。

駄作で駄文で大変見苦しいでしょうが・・どうか読んでやってください

そして荒らしなどはお帰りください。

ちなみにタイトルの意味は「不名誉な悪魔共」という意味ですね。

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Re: Inglourious Devils ( No.1 )
日時: 2011/03/04 15:17
名前: エンリ (ID: cx1920xY)

俺は地にボロ雑巾の様に転がっていた・・・。

目の前で嘲笑う一人の人間とそれに従う悪魔によって。

人間が俺の頭を強く踏みつける。

「テメーが俺に勝てるとでも思ったのかよ?バカが!!!テメーは一生俺に勝てねえんだよ・・・」人間は乱暴に俺の髪を掴み自分の顔にグイッと寄せ冷たく言い放ち、手を放しもう一度俺の頭を踏みつけた後背を向けてまっすぐと歩き始める。

・・・・・畜生・・・・畜生・・・・畜生畜生畜生畜生畜生!!!!!
俺は仰向けになり空に向かい吠える。

「クソが!!!!!ふざけんじゃねえ!!!!!何で俺はここまでクソ弱いんだ!!!!ああ!!??」
自分でも何が言いたいか分からないがこの屈辱を声に出さないとつぶれそうだった。

「誰でもいい!!!!俺に力をくれ!!!!よこせ!!!神でも悪魔でもいい!!!あいつらを殺せるだけの力をよこしやがれ!!!」
頭の中には奴らに受けた陰惨な思い出がよみがえる。

男は大きく俺を滑稽と笑う。そして悪魔に指示を出す。
悪魔はゆっくりこっちに近づき無造作に俺の頭を鷲掴みにする・・・悪魔の体は大きく俺の体は宙に浮く。頭が割れるように痛い。

「・・・チクショウ!!!!何で俺はこんなにも弱い!?誰か・・・」
しだいに頭を締め付ける力が強くなり意識が朦朧とする。

「・・ち・・くしょ・・・」どうやら俺はここで虫ケラの様に無様にも
脳みそをぶちまけられ殺されるらしい。
全く最後までひどい人生だった、最後の最後まで・・・そう思うと涙がこぼれる。

「・・・・・・チクショウ。」心でそう呟く。死ぬ寸前だからかやけに時間がゆっくりと流れる。


その時だった、天から不気味な声が聞こえその場にいる全員がピタリと動きを止める。
「聞こえるぞ・・・貴様の無念が・・・奴らへの憎悪が・・・我が名はアモン・・・我の名を叫べさすれば永劫の力を与えてやる。」
どうやらこの声は俺の叫びによる応答のようらしい。
俺は力の限り叫んだ。
「アモン!!!俺に力をよこしやがれ!!!!!」

悪魔と俺の丁度中間の位置から黒いヒビが空間に入る、その空間からドス黒い瘴気がもれる、やがてヒビは大きな穴となりそこから腕が出てその穴を広げる・・・そこから大きな黒い翼をもつ悪魔が現れる。

「アモンだと・・・?召喚機ナシで感情だけで呼び出したのか!?」人間と悪魔の顔が一気に恐怖で歪む。

「アモン奴らを八つ裂きにしろ!!!!」俺はわめく様に叫ぶ。

アモンの腕から蒼い炎が出る、瞬殺・・・最早蒼炎の揺らめきしか見えず。人と悪魔は焼き焦げて・・・やがて蒼炎が全てを焼き尽くした。

「ククク・・・最高だ。」奴らが死ぬ姿を見て俺はそのまま気を失った。

Re: Inglourious Devils ( No.2 )
日時: 2011/03/04 15:19
名前: エンリ (ID: cx1920xY)

「私はただ誰からも愛されたかっただけなの、あの人と出会うまでは・・・アナタに愛されるのならそれ以外の人は敵でも悪魔でもかまわないそう思ってたのに何で・・・・・ナンデアナタハワタシヲウラギルノ?」

そう聞いてアナタが突き刺したお腹に刺さるナイフを抜いた。
お腹から信じられないぐらいの血が噴き出し私は抜いた血だらけのナイフを強く握りしめたまま膝をつく。
目の前に立つ女は顔色一つ変えずに隣で恐れるアナタを連れて逃げる。

何で?・・・私は何も悪いことはしてないのに・・・誰か一人でもいい!!誰か私を愛してほしかっただけなのに、私の傍で手を差し伸べる人が欲しかっただけなのに・・・。

アナタのために邪魔な女を始末したこともある、アナタのために夜が明けるまで家に忍び込み見守った事もある、アナタのために私とアナタの夢を電話で何度も話したこともある、アナタのために、アナタのために・・・・・・・・・・・・・。
でもそうよね・・・アナタは私の顔も知らないもの・・・。

私はついにうつ伏せになって倒れる、体が重く冷たい・・・いつのまにか血があたりの土を黒く染めている。

そして死を覚悟する私に頭の中に響く綺麗な声が聞こえた。

「私の名前はベルフェゴール・・・感じますよ・・・汝の誰からも愛されたいという強い思い・・・そして自分は特別だという自堕落で高慢な負の情念が・・・私は悪魔・・・汝の望みを・・・欲するもの汝に授けましょう。」

とうとう頭もおかしくなったらしい、私がいつ自分のことを特別だと思った?そんなこと思ったことすらないのに・・・だけどもう何でもよかっただから私は悪魔の質問に答える。

「私は・・・愛を・・・誰からも愛されたい・・・。」

かすかで途切れそうな声で言う私の心から望むものを・・・。

突如一陣の風が吹き漆黒のドレスを身にまとう金髪で長髪の美女が現れる。女は黒い西洋の棺桶を鎖で結びつけている。
・・・私はそのまま気を失った。



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