ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死神に魅入られし少女
- 日時: 2011/03/04 20:39
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
えー、どうも、はじめまして。お久しぶりです。
玖龍です♪
6作目だとぉっ!?
べ、別に小説書いてやったっていいんだk(ry
注意事項です↓
○3〜4っつ掛け持ちしています、小説を
○更新遅い、自覚しています
○え?私小学生ですが何か?(文の間違い指定してやってください
○作者が嫌い?Uターンでお願いします
○駄作、になると思います(内気でどうする
○今回は内容をひらめきに任せようと思います
↑をお読みの上でご覧になってください。
始めましょうか♪
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- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/04 20:53
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
.+*purolog*+.
——死神。
それは、人の命を奪い、食べていく残酷な生き物だ。
死神は死なない。鎌が居る限り。
死神は増える。
増やすことで子孫を残す。
死なないのだから子孫などは必要ないだろうに—。
死神は300歳を迎えると、一人前として認められる。
認められた死神たちは、一生に一度の子孫選びを始める。
一生に一度、一人だけ。
会いもしないし、愛しもしない。
ただただ増やす。
そう、死神に魅入られた人間は、13歳を迎えると、死神になる。
本人の意思にかかわらず。
人間は死神の下にある。
それは、避けられない現実。
避けられない未来—。
——さぁ、死神に魅入られし少女。
その身を捨て、悪魔に身を委ねてしまえ。
「嗚呼、今年もまた…。…どうしようもない。私はこのまま…」
——くだらない感情は捨てろ。
自 由 ニ ナ レ ル ノ ダ ゾ ?
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/04 21:11
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
#1
「今年もまた始まるな。死神の祭りが」
俺は町を歩きながら、独り言を呟く。
死神には興味がない。—いや、好きになれない。
俺の採った人間を食う。
ふざけんじゃねぇよ。
何が祭りだ。
これ以上死神を増やしてどうする。
増えられると俺ら「鎌」が困るんだよ。
俺らが居ないと何もできないくせに…。
いくら俺がなりたての鎌だとしても…。
心の内で暴言を吐き、俺は足元の空き缶を蹴った。
カラン、と空き缶が転がった。
俺はまだ暗い朝の空を見上げる。
息を吸うと、冷たい空気が肺を通り抜けた。
「今年は、誰が相手かな」
木箱の上に腰掛けてただ呟く。
タチの悪い奴じゃなきゃいいが。
無意識にため息が出る。
嗚呼、人間界は綺麗なもんだ。
それに比べて死神界はどうだ。
何もない所に大きな鉄の搭がひとつ。
なんという殺風景だ。
再び空を見上げると、東の空が青白く光っている。
今夜はもう帰ろう。
人間を哀れむな——。
俺は木箱から立ち上がると、静かに鎌に戻った。
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/04 23:37
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
#2
それは、去年の8月の出来事だった。
夏休みの真っ只中。
俺がのんびりくつろいでいると、チャイムの音が聞こえた。
「ったく誰だよ…」
俺は重い体を起こして玄関に向かった。
「はい」
そこに居たのは、友達だった。
右手にはサッカーボールが抱えられていた。
「よぉ、青瑠!あそぼーぜっ」
俺は顔をしかめた。
何故こんな暑い日に…。
しかも12にもなってサッカーかよ。
中1だぞ。
「いいからこいよっ!」
克也に腕をひっぱられ、俺はしぶしぶ外に出た。
やっぱり暑いな。
空は青く、入道雲がもくもくと浮かんでいる。
蒸し暑い風が俺たちの間を通り抜けていった。
「やっぱりお前、忘れてんじゃんか」
海斗が俺に言った。
何のことだ?
「お前、今日誕生日じゃんかよー」
しばらく考えて、あぁ、と声が出た。
今日は8月の14日か。
「あぁ、じゃねぇんだよ」
「せっかく俺らが祝いにきたのに」
こいつら、人の誕生日覚えてるんだ。
友達の優しさに気づき、笑みを浮かべた。
おでこにある傷が少し痛む。
「あぁ、有難うな」
——そう、幸せは続かなかった。
不注意だった。
俺たちはしゃべりながら信号を渡ろうとしていた。
克也が赤なのに気付き、海斗の腕を引っ張る。
俺は気付かず、道路の半分まで歩いていた。
車がまがって来る。
「青瑠!!」
海斗の叫び声。
タイヤが道路をこする音。
全身から来る痛みとおでこの傷の痛み。
俺が覚えているのはそれまでだった。
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/05 07:44
- 名前: アガサ・リスク (ID: Ytr7tgpe)
ちゃんと周りみんかボケぇw(あんたもな)
そして、死神になんないといけないのかー。
それは危険すぎる。
こっちも応援するぞ!ファイト!
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/05 10:24
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
アガサ・リスク☆>>
うん、ボケェと言いたくなるよね(
ん?それは少し違うぞ?w
展開はお楽しみっ♪
ありがと、私も応援してるよー!
コメさんくす★
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