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- 赤くそまれ
- 日時: 2011/03/04 23:41
- 名前: あおぽん (ID: X9oN2mji)
ただ見つめる・・・・
真っ赤に染まる白い薔薇を・・・
こんなはずじゃなかったーー・・・・
「みーんなーでいっしょーにぬーりまーしょうーー♪
みーんなーでぬーればーーたーのしーいよーー♪
みーんなーでやーればーーこーわくーないーー♪
まっかーにそーまれーよ かーれるーまでー♪」
このときまでこの詩の意味を知らなかった。
まさかこんなに恐ろしいことになるなんてこのときは思ってもいなかった。
私が転校する時のことだったーー・・・
私の名前は霧瀬奈菜。中学二年生、成績は上の下で
どこにでもいるようなごく普通の女の子。
「奈菜・・本当に行っちゃうんだね・・・・」
「うん。でも、もう決まったことだから。」
私はそう言って美咲の手を握った。
美咲は私の親友で、毎日といっていいほど遊んでいた仲だ。
そんな親友と離れるのは嫌だったけど、お父さんの仕事の都合だから
しょうがない。
「そっか・・・じゃあ、また会いたくなったら電話するね。」
「うん、私も電話する。」
そう言い残して手を振り、急いで車に乗った。
車ではお父さん、お母さん、お兄ちゃんが待っていた。
お兄ちゃんが吐き捨てるように「ながーいお友達ごっこはおわったか?」と
言ってきた。私は、これで会うのが最後の友達に別れを告げることの何が悪い
と言ってやりたかった。でも、言い返す気にはならなかった。
車の中ではしばらく沈黙が続いた。みんなきっと引っ越した時のことを
考えているにちがいない。私も少し不安だ。(友達できるかな・・・
学校はどんなとこだろ・・・・勉強はついていけるかな・・・)
そんなことを考えている私にお母さんは話しかけてきた。
「東京に住めるなんて思ってもみなかったわぁ。北海道とは
おわかれだけど・・・。ねえ、奈菜も楽しみでしょ?」
私は何もこたえなかった。
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- Re: 赤くそまれ ( No.1 )
- 日時: 2011/03/05 01:00
- 名前: あおぽん (ID: X9oN2mji)
突然書いてしまいました。
遊び半分で書いてしまいました。
なんかすんません・・・・
書けたら書こうと思っているのですがー・・・・・
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