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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ソール戦記
- 日時: 2011/03/08 12:16
- 名前: 自称“自閉症” (ID: BZFXj35Y)
挨拶は苦手なんで省きます。とりあえず、楽しんで読んでくれたら幸いです。
━序章 終焉始動━
2020年
『最悪の運命』という雨は、突然地球に降り注ぎ始めた。
俺はあの時、学校で数学の授業を受けていた。しかし、そんな平和な現実は、一瞬で消え去った。
青い空を横切る何機もの戦闘機。俺を含め、いや、恐らく学校内にいる全員が空を見上げた。
青い空は一瞬で黒に染まり、戦闘機の残骸が東京の街に炎を纏って落下してくる。
その内の1つが、学校のグラウンドに落下してきた。
落下した瞬間に残骸は轟音をあげて爆発し、学校が爆発の影響で振動する。
何が起きているのか分からなかった。
生徒と職員は、何が起こっているのか分からず、目の前で起きた非現実なことに悲鳴を上げた。
そして、次々と教室から飛び出していく。子供と大人なんて関係は、その時砕け散った。
数学の授業を教えていた先生は生徒を押しのけ、一番先に教室から出て行ったのだ。
「悠!!逃げようよ!!!」
「あ、あぁ………」
俺・神藤悠は、なぜか落ち着いていた。目の前にいるのは、幼馴染の平川麻里香。
俺は考えもしなかった。
今から、地球が滅ぶことになる戦争が始まるなんて________
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