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- 嘘つき王女
- 日時: 2011/03/09 10:48
- 名前: 友香☆ (ID: zXm0/Iqr)
「絢美様、朝食の時間です。」
召使いの女が言った。
当たり前のようにあたしはリビングへ向かう。
薄黄色のおいしそうなスープが最初に目に入った。
あたしは白い猫足の椅子に座り、「いただきます」と言ってスープを口
にした。
絢美「・・・カ?くひぃ・・・ぐっ・・・がぁ・・・!」
突然喉が焼けるような痛みに襲われた。
苦しくて息ができない。
「絢美様?絢美様!!」
「救急車を!」
召使いたちがあわてる。
そんななか、余裕な顔してあたしを見下ろしているあたしにそっくりな
女がいた。
絢美「あ・・・たが・・・・あたし・・・を・・・・ぐ・・・」
あたしはそこで息絶えた。
「ククク・・・あんたがいけないのよ。邪魔なのよ・・・さよなら。
ふふ・・・アハハハハハハ!」
登場人物
城ヶ崎 絢美♀
元王女。双子の姉
城ヶ崎 攫美♀
代理の王女。
双子の妹
その他召使いたち。
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- Re: 嘘つき王女 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/09 11:00
- 名前: 友香☆ (ID: zXm0/Iqr)
「攫美様・・・」
召使いがあたしの背中をさする。
あたしは泣いていた。
面白くて泣いたのに、女は姉が死んだことで泣いたと思っている。
馬鹿じゃないの?あんな姉が死んで、皆喜ぶでしょう!
すると、あたしの部屋をノックする音。
攫美「どうぞ・・・」
わざと元気なさそうに返事をする。
ドアがいるとお父様がいた。
王「絢美の代わりとして・・・攫美、お前が王女だ・・・!」
あたしは心の中ではもうお祭り状態w
でもそれを隠して「あたしが・・・?」と聞いてみた。
王「あぁ、わからないことや気に入らないことがあったらその召使いに
頼め。」
お父様も騙されやすいんだから。
本当に皆お馬鹿さん。ふふ。
「あたしの名前は会宮 香苗と申します。宜しくお願いいたします」
香苗という女はあたしに深く頭を下げた。
攫美「えぇ、宜しくお願いします」
ニコッと笑うと、香苗は表情を明るくした。
さてと、これからステキな毎日が過ごせるのね。
- Re: 嘘つき王女 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/09 15:46
- 名前: 友香☆ (ID: zXm0/Iqr)
絢美「はぁーあたしに顔だけは少し似てるのよね、アンタ」
絢美はあたしを蹴りまくる
絢美「本当に邪魔だわ!目障りよ!あんたと家族なんて・・・!」
攫美「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
あたしはそれしか言えなかった。
なんでよ・・・運動神経だって成績だって顔だって、お姉ちゃんと同じ
なのに・・・いや、あんなの姉じゃない!
うざいうざいうざい!憎い!あんたが邪魔なのよ!
絢美「はーあぁ・・・しょうがない、出ていってもあてがないと思うし
あたしもストレス発散できないからあんたを召使いにしてあげる
わ!感謝しなさい!」
攫美「え・・・・なんで・・・」
あたしは泣いた。
泣いて泣いて泣いた。
悔しくて、ムカついて、でも、感謝した。
3日後___
攫美「あたしを召使いにしてくれてありがとう」
そういってビンタをした。
でも、それは夜の話し、絢美はあたしを虐めることを考えて目覚めたん
だろう___。
でもね、あたしは召使い。
料理をもっていったのもあたしなの。
ふふ、さよなら___
攫美「はっ!」
あたしは病院の待合室で疲れて眠っていたらしい。
目覚めると、車に乗っていた。
ふふ・・・なんであんな夢みたのかしら?
楽しいからかしらね。ふふ
- Re: 嘘つき王女 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/17 18:23
- 名前: 銀弧 (ID: nA/hfs8a)
初めまして。
わたくし銀弧といいます!
最初絢美を殺した人がまさかドッペルゲンガー!?
とか勘違いしちゃいました、すみません。
続き楽しみにしてます!
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