ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

psy=17
日時: 2011/03/15 22:25
名前: ザギ (ID: uRjlitq/)

はっきり言って、超初心者です・・・

下手くそかも知れませんが、どうぞ最後までお付き合い下さい!!


Page:1



psy=17 ( No.1 )
日時: 2011/03/09 23:25
名前: ザギ (ID: uRjlitq/)

登場人物。

ジル・ルヴァジア(16)
  能力:絶対燃焼
  タロットNo/19
  数字の位置:左胸の少し上辺り
・本作の主人公。サイキック病の感染者の一人。
困ってる人は放って置けない性格で、それ故、損な役回りが多い




エルー・スターライト(?)
  能力:細胞活性
  タロットNo/17
  数字の位置:右肩
・本作のヒロイン。サイキック感染者の一人。
本名はpsy=17.エルーはジルが付けた名前。




残りは作中で出します。

psy=17 ( No.2 )
日時: 2011/03/09 23:37
名前: ザギ (ID: uRjlitq/)

Episode1:サイキック病



子供の頃の話。
オレは「その日」スゲェ高熱で倒れた。
熱は下がることなく、3日3晩続いた・・・

しかし、4日目になると熱は一気に下がった。
まるで何事も無かったかのように。

その後もオレは何事も無く、無事に生活している。

『アレ』を除けば・・・







「うおっ!見てみろよジル!でっけぇ魚釣れたぜ!」
友人のロックスが手に持った魚を見せながら近づいてきた。
「おお。やるじゃねーか!ロックス!」
「だろ?早速、焼いて食おうぜ!」

今日は友人のロックスと町の近くの川で釣りをしていた。
もちろん魚は焼いて食べるため。

「じゃ、いつもどうり、アレ頼むぜ」
「任せとけって」

ジルは近くにセットしてあった木々に手をかざした。
そしてジルの手がポワっと光り、火が放たれた。

この力はあの日。
熱が冷めたあの日から出来るようになった。

手をかざし、軽く力を込めると何故か、火が放たれるのだ・・・

psy=17 ( No.3 )
日時: 2011/03/18 21:25
名前: ザギ (ID: uRjlitq/)

ごめんなさい!
入試があって更新だいぶ遅れましたっ!

これからも変わらず、応援よろしくお願いします!

psy=17 ( No.4 )
日時: 2011/03/21 19:23
名前: ザギ (ID: uRjlitq/)

「でもマジでスゲェよな〜その力・・・絶対、燃焼・・・だったけ?」
「ああ、正式名称じゃねーけど、何か名前ある方がカッコいいだろ?」

ジルとロックスは釣った魚を焼き、二人で食べていた。

あの高熱が起こった日の翌日。
ジルには絶対燃焼以外にも、もう1つある物が付いてきた。

それは左胸の少し上辺りに、まるで筆ペンで書いたかのような字で

『19』と浮かんでいた。

いつ頃から浮かんでいたのかは憶えていなかったが、とにかく浮かんでいた。




「これ食ったら、次はどこに行く?」
「そうだな〜・・・この近くの森の奥にある廃墟に行ってみないか?」

ジルが聞くとロックスは少し考えて言った。

「ちょっと待てよ。あそこは立ち入り禁止のはずだぜ」
ジルが口を挟むと、ロックスはジルの手をつかみ、
「大丈夫だって。誰かに見つかっても、お前の『コレ』があれば・・」
と言った。

「ちょっと待て。オレの能力は人を傷つけるモンじゃねーぞ」
ジルはそれに返す。

「まぁ、いいじゃねーかwwちょっと行ってみようぜ」






Re: psy=17 ( No.5 )
日時: 2011/03/21 19:28
名前: ザギ (ID: uRjlitq/)

「結局来ちまったな・・・」

ジルは自分の目の前にそびえ建つ巨大な廃墟を見上げた。
その建物は壁にたくさんの草が生えていて、ツタが取り巻いていた。

「何だか・・・幽霊でも出そうだな・・・」
 
ロックスは少し震えた声で言った。
しかしすぐにもとの声に戻り、

「よしッ!早速入ってみようぜ!」
「本当に人が来ても知らねーからな。ロックス」

ロックスが先に中に入り、ジルもそれに続いた。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。