ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 適当短編ホラー集
- 日時: 2011/03/14 19:26
- 名前: あいる ◆TiP5As2jNc (ID: p8.Ij.U2)
えっと、このスレは、あいるが思いついたときに適当に
短編小説を書くコーナーです。
思いついたときに書くので、更新はあまりしないかも……。
それでもよければ、是非見て下さい!
Page:1 2
- Re: 適当短編ホラー集 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/14 20:54
- 名前: あいる ◆TiP5As2jNc (ID: p8.Ij.U2)
第一作 後ろの正面だ〜あれ?
か〜ごめか〜ご〜め
か〜ごのな〜かのと〜り〜は
い〜つい〜つで〜や〜る
夜明けのば〜んにつ〜るとか〜めがす〜べった
後ろの正面だ〜あれ?
私とカナとユイの三人は、保育園の頃から小5の今までずっとかごめで遊んでいた。
3人だけだったけど、とっても楽しかった。
か〜ごめか〜ご〜め
今日の放課後も、3人でかごめをやっている。
「ナオ、ユイ。私もう帰んなきゃ。用事あるんだ。」
「あっ私今日ピアノの日だっ。ナオじゃあね!」
ユイとカナは校門を飛びだし、車道を突っ切った。
キキキキ——————ッ
「ユイ、カナ、危ないっ。」
私がそう言ったときには遅かった。
カナとユイは、車に轢かれて、変わり果てた姿だった。
私は2人の側に駆け寄った。
ユイとカナは、小声で私に何か言ってきた。
「ナオ。もう一回三人でかごめがしたかった……。」
「な…何言ってんの。何回だってできるよ。」
「ナオ。私たち以外の人とかごめをしないで…ね……。」
「うん。」
「やくそ……く。」
「ユイ!カナ!」
次の日、ユイとカナは、眠りについた。
お葬式の間、私は泣きっぱなしだった。
「ユイ…カナ…。」
それから半年。
6年生になって、夏の林間学校に行くことになった。
私はエミちゃんとユカちゃんと友達になっていた。
宿泊先の裏庭には、崖があった。
柵もない。だから、裏庭には絶対行っちゃだめと言われている。
「ねーナオちゃん、エミちゃん。裏庭でかごめをしようよ。」
かごめ?裏庭で?裏庭…バレなければいいよね。
もう、あの日の約束なんて、忘れていた。
「いいよ。」
「じゃあ、裏庭行こッ♪」
「ナオちゃん真ん中ね。」
か〜ごめか〜ご〜め
か〜ごのな〜かのと〜り〜は
いついつで〜や〜る
夜明けのば〜んに
つ〜るとか〜めがす〜べった
後ろの正面だ〜あれ
「う〜ん。ユカちゃん。」
「違〜う。」
「じゃあ、エミちゃんか。」
「それも違〜う。」
「!?」
その3人しかいないハズなのに……。
じゃあ…誰?
“もう一回三人でかごめがしたかった…”
“私たち以外の人とかごめをしないで…ね……”
“やくそ…く”
思い出した…。じゃあ、まさか……。
「ユイかカナ…。」
「正解…。ユイとカナのどっちだと思う?」
正解?そんな…。もうここは直感で。
「ユイ…。」
「当たりだよ…。よくわかったねぇ……フフ。」
私は勢いよく後ろを振り向いた。
そこには、ユイが立っている。その横にはカナもいる。
「どうして…ユイとカナがここに……?」
「ナオが約束破ったから…。」
「……ごめん…ね……!」
「私、もう一回3人でかごめがしたいんだ。だからこっちへ来て。
そうしたら許してあげる。」
カナは崖を指さした。ここから落ちろっていうの?
それで…天国でかごめを……?
「何回だってできるっていったよね?じゃあ、一緒に天国で…。」
「かごめをしよう…?」
「いっいやああああああああッ。」
私は逃げだそうとした。ところが、足が動かない。
「私がナオを操っているの。ほら…崖に……。」
足が崖に向かって歩き出す。
「いやッ…やめて……足が勝手にッ……。」
ヒュッ
「きゃああああああああああああああああああ!!!!!」
か〜ごめか〜ご〜め
か〜ごのな〜かのと〜り〜は
い〜つい〜つで〜や〜る
夜明けのば〜んに
つ〜るとか〜めがす〜べった
後ろの正面だ〜あれ?
これで…ずっとずっと3人でかごめが出来るね……
私、嬉しい………
ずっとずっとかごめをやっていようね………。
——後ろの正面だ〜あれ?終了——
- Re: 適当短編ホラー集 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/15 15:38
- 名前: もちのくさ (ID: jusjvnjl)
久しぶりにホラー読みましたー^^。
けっこう引き込まれるような話で面白かったですww
新便待ってます!!
- Re: 適当短編ホラー集 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/15 16:22
- 名前: @yuna (ID: qyuIaVem)
おもしろい小説ですね!
あ、いーつーいーつでーあーう ですよ(笑)
これからも見ていくので、短編小説書いていって下さい!
- Re: 適当短編ホラー集 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/15 20:07
- 名前: あいる ◆TiP5As2jNc (ID: VDwmPbKC)
☆もちのくささん☆
ありがとうございます^^
更新頑張ります。
☆@yunaさん☆
すいません。うろ覚えで書いたので……。
これからも見ていくだなんて…嬉しすぎですっ。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。

