ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 少女は続く
- 日時: 2011/03/18 17:16
- 名前: プーケ (ID: Qs8Z87uI)
社会問題系の方から来ました、プーケです。
自己紹介なしでw
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- Re: 少女は続く ( No.2 )
- 日時: 2011/03/18 17:37
- 名前: プーケ (ID: Qs8Z87uI)
ガラぁッ
ドアがスッと開く。
教室はざわざわしていた。
なんだろう・・・?
そう思いながら席に着く。
星加・麻友「恋奈!椎乃!」
バタバタと星加と麻友が走ってくる。
椎乃「なに?」
恋奈「どったの?」
すると、星加が言った。
星加「少女っていう都市伝説だよ!!」
星加が楽しそうに言った。
恋奈「少女ぉ?」
麻友「そう!少女!
あのね、少女は小学5年生で事故にあってしんじゃったの。
まだいきたいってね、同じ年の子を殺しちゃうの。
でもね、その子クラスでも浮いてて、死んじゃったときに
女子皆が「よかった」とか「嬉しい」とか言ってて」
星加「女子しか狙わないんだってさ!」
星加達は目を輝かせていた。
椎乃「なにそれ、誰が言い始めたの??」
あたしが聞くと、2人は黙りこんでしまった。
椎乃「嘘なの??」
麻友「ううん・・・本当っぽいから怖いの・・・」
麻友は指を指した。
そこにはクラス委員の芦田 真彩(あしだ まあや)がいた。
信じられなかった。まじめな子がこんなのを・・・
真彩「皆聞いて!昨日ね___」
- Re: 少女は続く ( No.3 )
- 日時: 2011/03/18 18:00
- 名前: プーケ (ID: Qs8Z87uI)
突然席を立ち、叫んだ。
おどろいたあたし達に真彩はズラズラとしゃべり始める
真彩「昨日の夜・・・電話が鳴ったの。夜だしそのままにしといたら
朝留守電はいってて・・・
あたしは小学5年生で事故にあったの。
あたしはクラスで浮いてたからお葬式のときにみんなに喜ばれた
の。あたしまだ生きたいし、女子が嫌い・・・だから
殺 ろ す の って」
「「「「きゃああああああ!」」」」」
女子が悲鳴をあげた。
皆パニックになった。
「嘘ぉ!留守電になんて・・・!」
「あ、でもさ・・・真彩のところにってことは・・・」
女子が真彩のほうを見る。
真彩「なによ___やめてよ!やめて!嫌ぁぁぁ!」
真彩は教室を出た。
悲鳴が教室まで聞こえてきた。
チャイムと重なり、悲鳴は一つの音になった。
女子は皆青ざめていた。
男子「芦田の様子見てこいよ!女子!!」
男子が叫んだ。
確かに心配だ。
椎乃・恋奈「「あたし見てくる!!」」
恋奈とハモッた。
嬉しくて微笑んだ。
- Re: 少女は続く ( No.4 )
- 日時: 2011/03/18 20:54
- 名前: プーケ (ID: Qs8Z87uI)
椎乃「はっはっ・・・真彩ぁーーー!?」
恋奈「どこぉー!!??」
あたし達は息を切らして真彩を探した。
でも校内のどこを探しても真彩はいなかった。
椎乃「どこよぉ・・・」
恋奈「もう全部見たよ・・・」
あたし達は座りこんだ。
他にどこがある・・・?
恋奈「あ、屋上・・・!」
恋奈はたちあがった。
屋上は生徒はいてはいけないため鍵は職員室にある。
椎乃「さっき職員室いったけど、真彩来てないって・・・でも・・・」
あたし達は顔を見合わせた。
職員室へ行って鍵を借りた。
息をのんでドアを開けた。
バンッ!
緑色のドアが大きく開いた。
光が眩しかった。
夏の暑い日差しが心地いいくらい。
でも___緑色のフェンスの近くを見ると凍りついた。
突然胸のあたりを冷たい風が通る。
少女「真彩ちゃん___ありがとう」
赤いワンピースを着た同い年くらいの少女は眠って横たわっている真彩
をスッと空にあげた。
恋奈「だめっ・・・だめええええええええええええええ!!!!」
あたしと恋奈は手を伸ばした。
でも___
ドサッ
- Re: 少女は続く ( No.5 )
- 日時: 2011/03/18 21:21
- 名前: プーケ (ID: Qs8Z87uI)
鈍い音をたてて一瞬にして真彩は目の前から消えた。
椎乃「真っ・・・真彩ああああああ!うわああああああ!」
あたしは泣き崩れた。
恋奈「ふぐっ・・・真彩ぁ!嫌ぁ嘘よおおぉぉおぉお!」
あたし達は泣いた。
スゥ___________
突然その場が冷たくなった。
少女「あの子が死んじゃったら泣くのね。
あたしのときは______。」
そういって少女はフッと消えた。
すると一通の手紙が残された。
赤い封筒___
あたしはおそるおそる拾った。
そして教室へ行った。
先生に真彩のことをいった。
先生たちは大騒ぎ。
あたし達は自習となった。
ガラッ
ドアを開けると皆がこっちを見た。
「ど・・・どうだった・・・?」
女子が聞く。
ドクンドクン・・・・・
恋奈「真彩・・・真彩死んじゃったああぁぁああうあああん!」
クラスの全員が泣いたり暗くなったりした。
椎乃「グスッ_それで___これ___」
あたしは読んだ。
あたし自身も最初に読んだから驚いた。
「あたしはあなた あなたはあたし___?」
- Re: 少女は続く ( No.6 )
- 日時: 2011/03/19 10:10
- 名前: プーケ (ID: Qs8Z87uI)
あげ↑
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