ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

▼ 遊びましょ。*参照100突破!
日時: 2011/04/06 12:05
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=23670

 ▼  W e l c o m e . / 初 め に .

  稚瑠です*´ω)初めまして@@
  そしてちせです\(^o^)/ ぱすわ-どが
  間違ってたので.修正版です*、

  お友達宣言かむんかむんです★、 
 
 ▼  R u l e . / ル ー ル .

  / 悪コメ.荒らし等は辞めてください(´・ω・)チェーンメールも!
  / 感想.アドバイスかむんかむんです(ry
  / 皆仲良くしましょう@喧嘩はナシですよ?!
  / ルール守って下さい*、

 ▼  G a l l e r y . / お 客 様 .

  ♭ ミ ス 版 .

   / クピクピ様

  ♭ 修 正 版 .

   / クピクピ様
   / 花音様
   / ヴィオラ様
   / 葵様

 ▼  C a s t . / 登 場 人 物 .

  ♭ 土地名などは実際には存在しません!
    馬鹿稚瑠が考えた物ですよ*、

  〜 Land to Nanase 〜

  / 森川 七瀬 ♭ Nanase Morikawa.♀
    ( 16 ) 
  / 志賀 美月 ♭ Mituki Shiga.♀
    ( 16 ) 
  / 小野田 心 ♭ Shin Onoda.♂
    ( 16 ) 
  
  〜 Land to Ayane 〜

  / 真城 絢音 ♭ Ayane Masiro.♀
    ( 14 )
  / 南 風璃 ♭ Kazari Minami.♀
    ( 14 )
  / 佐々木 祐梨 ♭ Yuri Sasaki.♀
    ( 14 )

  / 真城 絢芽 ♭ Ayame Mashiro.♀
    ( 18 )

  〜 Maine Cast 〜

  / 染胡 ♭ Shou.♀
    ( 6 )
  / 美血 ♭ Miti.♀
    ( 6 )
  / 桜歩 ♭ Tyerih.♀
    ( ?? )
  / 血緑 ♭ Tiyo.♀
    ( 6 ) >>011花音様作
  / 紅狼 ♭ Beniookami.♀
    ( 6 ) >>013ヴィオラ様作
  / 蟻巣 ♭ Arisu.♀
    ( 6 ) >>018葵様作

 ▼  C o n t e n t s . / も く じ .

 〜 Land to Nanase 〜

プロローグ >>002 / .001 >>004 / .002 >>008 / .003 >>009 / .004 >>015 / .005 >>021
.006 >>024 / .007 >>030 / .008 >>031 / .009 >>032 / .010 >>033
.011 >>037 / .012 >>040 / .013 >>041 / .014 >>044 / .015 >>045
.016 >>050 / .017 >>051 / .018 >>052 / .019 >>053 / .020 >>058 / Last Episode. >>059

 〜 Land to Ayane 〜

プロローグ. >>062 / 001. >>065 / .002 >>067 / .003 >>070 / .004 >>071 / .005 >>072
.006 >>073 / .007 >>074 / .008 >>075 /


歌詞. >>029

 ▼  B y . T i r u . / 稚 瑠 よ り .

  ライト小説進出致しました㊤
  URLにて!

  参照100突破しちゃいました笑
  嬉しいですっ!

  Land to Nanase、完結しました*
  続編、Land to Ayane.開始!!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



Re:   遊びましょ。【修正版.】 √オリキャラ3人決定@ ( No.28 )
日時: 2011/03/25 20:05
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)


 あげ@

Re:   遊びましょ。【修正版.】 √ライト小説進出! ( No.29 )
日時: 2011/03/25 20:43
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)


 ▼  T h e L y r i c s . / 歌 詞 .

  リク掲示板の璃郁さまが考えてくれた歌詞です◎
  ちゃんと話が出来てますね@
  ネタバレになんないかしら..

  とりあえず載せます!
  凄く立派な璃郁さま作詞の歌詞です@

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  貴方は私のお人形
  ねえ、一緒に遊びましょう?

  「そうね…最初は鬼ごっこがいいわ」

  私の可愛いお人形
  私が鬼よ さあお逃げなさい
  紅の中に 囚われるまで

  「次は、おままごとをしましょう」

  私の素敵なお人形
  ナイフを握るわ 貴方は娘
  まな板の隅で お待ちなさいな

  「あら、もうこんな時間だわ」

  私の哀れなお人形
  遊びは終わり この血に染めて
  ボロボロに朽ちてしまうのね

  私の可愛いお人形
  もうさよならね ゴミ溜めの中へ
  私はまだ遊び足りないわ
  新しい玩具をちょうだいな

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Re:   遊びましょ。【修正版.】 √イメソン募集! ( No.30 )
日時: 2011/03/25 20:57
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)


▼ .007




「…ねえ、美月」

あの時以来…染胡と言う少女が現れてから、美月は激変した。
前まで優しかった美月が狂い、話しかけると「黙れ」と叫ぶ。
美月…何で?
わたしが居るから。わたしが隣にずっといるから。

——…って、言っても。ずっとこんな調子?
やだよ、そんなの。

「美月」
「黙れっ!」

肩に置いた手を振り払われる。
尖った爪が右手の手の甲に当たる。
引っ掻かれた傷からは血が流れる。
あまり大きい怪我ではないが、相当痛い。

「美月、話だけでも聞いて」
「黙れ黙れ黙れっ!
 どうせわたしは殺されるんだ。
 逃げる事なんて出来ないんだぁっ!」
「美月っ!」

引っ掻かれた右手で美月を抑える。
だが、あまりにも強く、七瀬では抑えきれない。

「11月の第一週金曜日がわたしの命日なんだっ!
 次の日は誕生日なのにっ…
 あぁぁぁぁぁぁあっ!!」
「み…つき…っ」

七瀬は思う。







  駄目だ。わたしにはもう、

      この美月を、抑えられない。




.

Re:   遊びましょ。【修正版.】 √イメソン募集! ( No.31 )
日時: 2011/03/26 10:26
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)

▼ 008.



刻は流れ、11月の第一週木曜日。
"あの少女"が現れてから、美月は学校に来なかった。
けれど今日…"運命の日"の翌日、美月が来た。

「美月っ…!」
「あ、七瀬…」

作り笑いを七瀬に見せる。
けれど、七瀬はホッとした。
笑ってくれるだけでいい。それだけで、美月は美月。
あの時の美月は、"偽者"。
右手の手の甲の絆創膏を勢いよく剥がす。
その途端。

"いいのぉ?剥がしちゃってぇ。"

「えっ…?!」

突然声が聞こえた。
美月を見ると、聞こえてないそぶりだった。
わたしに、だけ…?!

"染胡に傷見せちゃうとぉ…
こうなっちゃうんだぁ"

その時、手の甲の傷から血が噴き出した。
血の固まりが、七瀬の目に映る。

「きゃああああああああああああああっ!!」

手を抑える。血は一向に止まる気配はない。
美月が振り返る。目を見開き、ティッシュを渡す。

「七瀬…?!どうしたの!?」
「いやあああああっ!」

七瀬の手から大量の血がこぼれる。
美月だけではなく、心も駆けつけた。

「七瀬っ…?!おい!」

"ほぉら…皆に心配かけちゃうよぉ、きゃはっ!
明日…逃げたら、その傷から血を全部抜くからねぇ?
じゃね、きゃははっ!"

「いやぁっ…。
 痛い、痛いよぉ…っ」

渡されたティッシュを降り投げる。
手を貸そうとした心と美月をよけ、走る。

目的も何もない、場所へ。
学校を出る。その途端。

「…逃げちゃ、駄目ですよ?」

見覚えがある赤いリボン。

「うわあああああっ!」

そう、あの時の少女の仲間…美血と言われてただろうか。

「あら…その手の血、美しいですね…
 美血、欲しいですぅ…」
「い…やぁ…」









意識が、途切れた。

.

Re:   遊びましょ。【修正版.】 √イメソン募集! ( No.32 )
日時: 2011/03/26 10:54
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)


▼ 009.


翌日。11月の第一週木曜日の翌日…と言う事は。
そう、運命の日だ。

わたしは、朝早く美月に電話をした。

【 美月…わたし達、本当に殺されちゃうのかな… 】

「分からない」、と七瀬に返す。
運命なんて、わたし達が決める事ではない。
神さまが決めるわけでもない。

少女達が、決めているんだ。

【 とにかく…生きて、帰ろう?ね? 】

前までは美月を力づける側だった
七瀬もやる気を失い、地獄の果てに
落とされたような感じがしていた。

助かる方法なんて、これっぽっちもない。
わたし達は、少女達の"人形"になろうと
しているんだ。

【 バイバイ 】

電話を切った。
その時

(  外へ…出て…  )

「だっ、誰?!」

声が聞こえた。
七瀬は周りを見渡す。
すると、また聞こえた。






苦しい、苦しい。

早く、助けて。

寂しい、寂しい。

早く、遊んで。

最初は、鬼ごっこ。

次は、おままごと。

苦しい、苦しい。

寂しい、寂しい。

早く、あ〜そび〜ましょ…。





気づけば七瀬は、
家の前へと出ていた。

「えっ…?!」

(  ポストを、見て  )

また声が聞こえた。
恐る恐るポストを覗く。
そこには…


.


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16