ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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スコトス狩り
日時: 2011/03/21 21:49
名前: リクノム ◆lnkYxlAbaw (ID: p3U5S/Ay)

初めまして。

リクノムと申します

小説を書くのはあまり得意では無いのですが、これを機に頑張ろうかと思います


この小説が向いていない方
◇ファンタジーが嫌いな方
◇キャラクターに個性が無いのが嫌いな方
◇荒らし


上記に当てはまらない方、当てはまっているけど見てやろう(荒らさない)という優しいお方はどうぞ
読んであげてください

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Re: スコトス狩り ( No.1 )
日時: 2011/03/22 04:20
名前: リクノム ◆lnkYxlAbaw (ID: p3U5S/Ay)


人物設定

◇実原 御海 (さねはら みかい)

 11歳 女の子
 パソコン、携帯と通信機器が豊富すぎて大人っぽいことを色々知ってしまった女の子
 猫好き
 正直オバケとか妖怪とかは信じていない



◇クマ (あだな)

 本名、年齢、性別不詳
 御海の夢に現れた熊っぽいけど兎っぽい、でもやっぱり熊という不思議な生き物
 飴(コーラ味)が好きなご様子
 パソコンが嫌い


この一人と一匹が大体の話に関わる人物です
頑張って書いていこうかと思います。
宜しくお願いします

Re: スコトス狩り ( No.2 )
日時: 2011/03/22 06:03
名前: リクノム ◆lnkYxlAbaw (ID: p3U5S/Ay)

車に撥ねられた。

朝方、早い時間。
深夜から呑んでたんだろうか、フラフラの車が突っ込んできた。

身体が燃えるように熱くて、刃物で指切った時とは比べ物にならないくらいの痛みが、やってきた。
走馬灯とか、そういうものは無かった。

そこからは覚えてない。
身体がじんじんする感覚を覚えながら薄目を開けると見慣れない天井。
自室のベッド以外のベッドに横たわっている違和感。

病院だ、と確認するのは結構早かった。

周りに人が居たようなので、薄目を閉じ、二度寝した。
ノイズが消えて本当の暗闇になっていく時、もしかして死ぬのかも、このまま死ぬのかも、と思った。



起きると暗闇でした
何処を見ても暗闇、影しか続いていない空間。
やっぱり本当に死んだのかなあ、なんて。

「こっちむいて」

少し高い、可愛らしい声が聞こえた。

後ろを振り向くと、
闇に溶けそうな黒い身体に、丸っこい耳、少し長いしっぽ、紫の目をした熊っぽいけど猫っぽい、やっぱり熊が現れた。
熊にしてはちょっと大きさが足りないが。

「初めましてファミリア」

「何…?私外国人じゃないし、何ファミリアって」

ファミリア?とは、外国人の名前だろうか。
遺伝子の都合上髪は少し赤がかっているが、外国人には見えないだろうな。

「使い魔のことだよ、ファミリア」

今思った。
まず動物が喋っていることに関心を持つべきだと。

Re: スコトス狩り ( No.3 )
日時: 2011/03/22 06:23
名前: リクノム ◆lnkYxlAbaw (ID: p3U5S/Ay)

「は、何使い魔って、SFじゃ無いし、その前に動物が喋ってるとか。夢なのは分かるけどカオスな夢だなあこれ」

私はそこまでSFは好きじゃない

「僕は君を歓迎しよう御海」

名前については特に何も思わなかった。
だってこれ夢だし、何でもあるよね。


よし、ノってあげよう

「使い魔って何すればいいの?」

「まず空間ごとに武器が違うんだ、選んでもらわないと」

戦うんだ・・・

「最初は皆同じ空間、『意味の空間』」

「このステージの武器は、」

「待ってちょっと、何を倒せば?」

恐竜とか妖怪だったら困るなあ
大きいし、妖術とか使ってくるかもしれないし、人間の武器じゃ敵わないかも。

「影と言われる人間を倒して欲しいんだ」

とりあえず恐竜でも妖怪でも無かったが、人間か。
怖い夢だー

「影は特殊攻撃を使ってくる、腕が伸びたり、絵を具現化出来たり」

「私はそういうやつ使えないの?」

相手だけ使ってたらずるい

「使えないこともないけど、それは自分が気づかなきゃいけない事になってるよ」

何かなあ、なんか妖術的なのとか使えたらいいんだけどなあ


「主な説明も終えたことだしそろそろ本題に移るよ」

Re: スコトス狩り ( No.4 )
日時: 2011/03/22 07:01
名前: リクノム ◆lnkYxlAbaw (ID: p3U5S/Ay)

「まず武器だよ、この空間で使える武器は、日本刀、手榴弾4個セット、ハンドガン、ショットガン、ライフル、デザートイーグル、トカレフ、サバイバルナイフ、スタンガン、槍、火炎瓶、だよ。ひとつ選んでね。一度使った武器は使えなくなるよ」

「ひとつだけかあ…少ない、手榴弾は絶対無いな」

銃多いな

「銃の試し打ちとかしていい?」

「もちろん!弾は無くならないからね」

まず、ハンドガンから。

ガーンと吠えて飛んでった弾を横目に次、ショットガン
ズドーン。ゲームでもあったけど何発か飛ぶんだなあ
次、ライフル。
狙うの難しい…。とりあえず撃てた。反動凄かったけど。

「デザートイーグルってどんな銃なの?」

「アメリカが発案した自動拳銃。すごく強い弾を扱える銃だよ。
でもあまりにも反動が強くて子供が撃ったら脱臼しちゃうかもしれないから気をつけてね」

とりあえず撃ってみる

ゴガーン。
すごい反動だった。脱臼とまではいかなかったけど、上半身反り返って尻餅つきそうだった。すごかった。
トカレフもこんな感じなんだろうなあ、後ででいいや

これはラスボスにとっといた方がいいかな

「決まったかい?これは簡単な空間だからあまり強いの使うと後から後悔してしまうよ」

決めた。

「槍にする」

Re: スコトス狩り ( No.5 )
日時: 2011/03/22 07:11
名前: リクノム ◆lnkYxlAbaw (ID: p3U5S/Ay)

銃は後の方がいいと思い、一番微妙な槍を選んでみた。
刃の部分が長く、柄には変な模様が入っている。

「もし、もし!勝てなかったらどうなるの?死ぬの?」

「死にはしないよ、死にそうになったら御海を安全な所へ運ぶ。ただし、そうなったら御海の大切な物と大切じゃない物をランダムで貰うことになっている」

「んふふ…まあ負けないからこの質問は無意味だったけどね」

そう私が言うと、目の前に扉が現れた。
白の背景に黒い木が描かれている。

「御海、いってらっしゃい!」

「行ってくる。絶対避難なんかしないから」

私は白黒の扉を開けた


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