ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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WoRLD×WOrLD
日時: 2011/03/23 13:59
名前: 牢儼.com ◆mnXPMotDHU (ID: faEjOLLx)

はじめまして
マエムキ.comです

まだまだ稚拙な文章ながらやってきました。
逃亡の可能性もあるかもしれません。

一話が短いですが
楽しく書いていこうと思います。

みなさんよろしくおねがいします

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プロローグ 「踏んでください」 ( No.1 )
日時: 2011/03/23 14:30
名前: マエムキ.com ◆mnXPMotDHU (ID: faEjOLLx)
参照: 半角マエムキが文字化けすることに気付きました。

 今俺はおかしな状況に出くわしている。
特に精神に異常は無いのだが、白魔導師のコスプレした人に道端でいきなり「踏んでください」と言われることがあるだろうか?

この思考約二秒。

「あ……はわっ」

顔を赤し、俯くコスプレちゃん(見た目中二)。
というかいきなり「踏んでください」と言われて戸惑わない奴はいるのだろうか?
常識人にはいないだろう。

「ま、まちがえました……」

そういえばこの人誰? 何でここにいるんだ?
というか見られてる、同級生—しかも女子—に見られてるしィ! 笑われてるしィ!

「えっと……君、誰?」

疑問その一をぶつけてみる。それから数秒後、返答。

「はい! 白魔導師のシロマです! 我ながらそのまんまだと思います!」

痛い子だ! この子痛いよ! 相手しきれないっ! たすけてー!
しかもまだ笑われてる! 明日ウワサになっちゃう! 堪忍してー!

と思ってもどうしようもないので疑問その二をぶつける。

「なんでここにいるの?」

首をかしげるコスプレちゃん。
それから数秒の沈黙。

「わたしは……賢者さまの空間転移術で飛ばされて」

やっぱり痛いよ……どーしたらいいの? 先生! 逃げたいけど逃げられない! 逃げたら泣かれそうだ!

「それで、候補生を連れてくるようにって……あ!」

「私についてきてください!」

"へ? ……why? なんていってた?"

という考えが思わず口からこぼれ出てしまったようで。

「もう時間が無いし……じゃあ行きます!」

なんか周囲が光輝くんですけど、よくわからないから抗議したい。
と思ったら俺の体が消えていく。
こうなったら抗議するっきゃないでしょ。

「オイオイオイマテマテマテマテ」

と俺が声を出した時には時すでに遅し。俺の体はもう既に消えていたとさ。



プロローグ End

プロローグ2 どうして出会ったのか ( No.2 )
日時: 2011/03/23 14:49
名前: マエムキ.com ◆mnXPMotDHU (ID: faEjOLLx)
参照: 短いお話 というか補足


 俺がコスプレちゃんに出会ったのは光に包まれる十分前。
それは俺が『九十九高校』からの下校中、丁度自宅の前の曲がり角の事だった。

コスプレを見つけてから五分は立ち尽くしたね、うん。
さっきも思ってたが、おかしすぎて常人はリアクション取れないと思う。あれでツッコめたら最強でしょ常考。

まーその間クラスメイトの視線がアレだったけど、何とか切り抜けられると思ってた。

だがそんな考え甘かった! あそこまで痛い人だとは思わなかったよ! 俺に対する視線が痛かったよ!

というわけで俺は光に包まれて、姿かたちが消えましたとさ。


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