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- 嫌われた薔薇
- 日時: 2011/03/23 19:50
- 名前: ゆう (ID: hap96gvm)
始めましてor二度目まして、3度目まして以上いますでしょう。
ゆうです。
さて今回は、また長編にします。(短編については、「私の手は赤い薔薇」をご覧ください。
では、どうぞ。
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- Re: 嫌われた薔薇 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/23 20:00
- 名前: ゆう (ID: hap96gvm)
第一章 「王国の姫」 1話
ポタ…ポタ…——
流れて、止まらない涙。泣いても、泣いても涙が止まる事は無い。
どうして、私は泣いているんだろう…どうして、私は……生きているのだろう?
†††
私の名前は、『アミュ・ビューラス』。
ナルカ王国の姫君。さっきから、私は泣いていた。
なぜかは分からないけど、泣きたくなって、気づいたら泣いていた。
涙がポロポロ流れ出てきて、自分でも止められないほど泣いていた。
だけど、涙を使い切ったのかな?ある日、私は泣けなくなった。
泣けなくなると、どうも、寂しい。どうしてだろう?今まで、泣いていた事が嘘のように涙は乾いていた。
嬉しさの感情も、もちろん悲しみの感情も無い。
今、私は手ぶら状態だ。持っているのは、今までの記憶と才能。
どうすれば、また涙を流す事ができるのだろうか??
それに…どうして私は泣いていたのだろう…。
1話 END
2話に続く…
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