ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 人が怖い…
- 日時: 2011/04/05 01:18
- 名前: あにゃか (ID: Ftjvm8dm)
はじめまして(^-^♭
あにゃかと言います。
たまたま、このサイトを見て皆さんの作品を読んで感動しちゃったので、
頑張って私も書いて見ようかと思います。
初めて書くので、上手く書けないかもですが、
ご指導ご鞭撻のほどをよろしくおねがいします。
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- Re: 人が怖い… ( No.1 )
- 日時: 2011/04/05 02:04
- 名前: あにゃか (ID: Ftjvm8dm)
では、早速…
プロローグ
いつまで、こうして居たのだろうか。
掃除がちゃんと行き届いておらず、埃っぽい部屋の隅で、私はうずくまっていた。
明かりのついてない部屋は、夕焼けの色で染まり、外からは子供達の賑やかな話し声が聞こえてくる。
時計をみると、もう8時間近くもそうしていたのだとわかった。
そんな自分に呆れて、つい溜め息が漏れる。
「何してるんだろ、私?」
そんなこと、わかりきっている。
人に会いたくないから、部屋で引きこもっているだけ。
ここでいう、人っていうのは別に他人という訳じゃなくて、家族や親戚も含む。
理由?
そんなの気にしたってしょうがないじゃない。
…嘘ですごめんなさい。
ただ、今はまだ説明する気にはなれません……って、誰に向かって説明なんかするんだろ?
そうとう病んできてるな〜、私。
少し…というより、かなりぐったりしながら起き上がって、ずっと同じ姿勢でいたせいで凝り固まった体を延ばす。
ポキポキと骨…?いや、関節にたまった気泡だっけ?
とにかく、体の節々で大量の小枝をふんずけたような音が鳴る。
う〜ん、なんだか気持ちい。
「くぅ〜っ、ぷはっ!何しよっかな〜?」
と言いつつ、すでにやることは決まっていた。
私は、読み散らかしてほったらかしの文庫本がジェンガさながらに積んである机に座り、愛用のノートパソコンの電源をつけた。
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