ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 『Re:ハジメマシテ』
- 日時: 2011/04/05 14:29
- 名前: ナツノミ明星 (ID: rBMEYlp6)
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この小説はブログネタです。分からない単語は気軽に聞いてください^^
コメントくださると泣いて喜びますので、ぜひ感想をお願いします(^v^)
* * * * *
プロローグ
お父さんなんて大嫌いだ。
もう、意地でも勉強なんてするもんか。
父に勉強しろと言われ、母はヒステリックに怒り出し、私の話なんて全然聞いてくれない。
陰険でわからずやな父は、いつも私を怒鳴りつけていた。そんな父にイライラした母は、ちょっとした事で私に怒り出す。狂ったように、ぎゃあぎゃあと。
そもそも父は、なんであんなに怒るのか。別に成績も悪くは無い。一般的、平均的な数値だ。校則はある程度守っているつもりでいるし、態度が悪いわけでもない。
私はただ、陰険な父が気に入らない。なにを言ってもわかってくれない。
そして、父の怒る顔は恐ろしい。
怪物みたい、と私は思う。なんでそんなに怒るわけ?私がそんなに気に入らないの?
大っ嫌い。
あんな奴。
あんな奴の娘に生まれた私は不幸だ。
逃げ場が欲しい。
「逃げるんじゃない」と言う父から逃げたい。
第一章
私はネットを始めた。
ブログだ。
ブログ名は『ユイの小説☆』
ユイ、というのは私のハンドルネームだった。本名の“瀬川唯”の唯をカタカナにしただけだけど。
私は小説を書くのが好きだった。
だからブログで小説を書くことにした。
サイトでもいいのだが、めんどくさいのでブログにした。
でも、アクセス数はあまり増えない。
たぶん、私が書く小説はめっきり趣味的で、あまり人と共感できる内容では無いからかもしれない。
そんなある日、初めて小説にコメントが入った。
Name:リョウ
<はじめまして>
ユイさん、はじめまして。
僕は、ブログで小説を書いていますが、趣味が独特であまり共感者がいませんでした。
僕はたまたまユイさんのブログを見て、もしかしたら話が合うかも、と思いました!
ブログのアドレス載せとくので、時間があれば身に来てください(^v^)ノシ☆
(信用できるのかなぁ)
もしかしたら悪いサイトのアドレスを載せてあるかもしれない。
でも、初めてのコメントだし、なにより初めての共感者かもしれない。
私は思い切って、<HP>のアイコンをクリックした。
パッと画面が変わる。
(あ、良かった。普通のブログだ・・・)
ドキドキしていた胸を撫で下ろして、落ち着いて見てみる。
ブログ名は『物語の門』。
管理人はさっきコメントをくれた、<リョウ>さん。
ブログの全体的なカラーは水色で、スタイリッシュなデザインのテーンプレートで無駄が無い。
(わぁ・・・この人、文の書き方が上手い・・・。)
小説を読んでみて、びっくりした。
この書き方だと、私より結構年上だと思う。
そして何より、私の小説と、どこか共通点があった。
パクリとかいう事では無くて、何かが一緒だった。書き方や内容は違うのに、どこか繋がるものがあるように思えた。
(コメントの返事、してみようかな。)
返事くらいするのがマナーだろう。と、自分に言い聞かせたが、この<リョウ>の小説に私は多分、ハマってしまっていた。
(なんて返事をしよう・・・。)
正直言って、この人とはぜひ話がしたかった。
だから、まずは相互リンクを申し込むことにした。
相互リンクとは、二つのウェブサイトがリンクを互いにはり合う事だ。
そうすれば、お互いにアクセス数が増えるかもしれない。
私はコメントよりメールが良いと思って、メールフォームを開いた。
Name:ユイ
<Re:はじめまして>
こんにちは、ユイです!
私のブログを見てくれてありがとうございます(^^)
私もリョウさんの小説に、なにか共通点を感じました。
良ければ相リンしませんか??
お返事待ってます(*^o^*)
私はすこし躊躇いながら、<送信>ボタンを押した。
* * * * *
続きます^^;
コメント、一言でいいのでおねがいします><
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- Re: 『Re:ハジメマシテ』 ( No.1 )
- 日時: 2011/04/05 17:17
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
続きがとても楽しみです。
更新頑張ってください
- Re: 『Re:ハジメマシテ』 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/06 12:36
- 名前: ナツノミ明星 (ID: rBMEYlp6)
かりん様>ありがとうございます!!頑張ります(^v^#)ノノ
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