ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ーΩー オメガグランデスト
日時: 2011/04/06 11:48
名前: ジェネレータ ◆tSdCM0v21w (ID: 7vvUHEHF)

 彼は男に向かって右手を突き出した。まるで何かを掴んでいるような血走る指先。
 
 手を少し上に動かした時、その正体があらわれた。
 透き通るような光沢。彼は透明の剣を握りしめていたのだ。







 はじめまして、ジェネレータといいます。
シリアス・ダーク小説では、初めてです。
更新は遅いです。



 ≪注意事項≫

・荒らしに来たよ〜!
・暴言はくぜ
・誰かと口喧嘩してぇ

 ↑もちろん帰ってくださいね〜



 特殊な力をもった人間、グランドデストロイヤー。通称、グランデスト。
同じく、特殊な力をもち、その力を悪用するダークグランデスト。

 対立する二つの組織。一人の少年はあることを企む。
“ダークグランデスト滅亡化計画”を。




 ー目次ー

>>02 「prologue」



 ーグランデスト用語ー

>>01 >>03

Page:1



Re: ーΩー オメガグランデスト ( No.1 )
日時: 2011/04/06 11:05
名前: ジェネレータ ◆tSdCM0v21w (ID: 7vvUHEHF)

・グランデスト

 グランドデストロイヤーの省略。
“地上の破壊者”と人間達から呼ばれる。しかし、人間が困るようなことは一つもしていない。
外見は普通の人間であり、特殊な能力、力をもっている。
テクノと呼ばれる、超能力の様な気を使う。




・ダークグランデスト

 グランデストとは対立している組織。
グランデストと似ているが、テクノを悪用し、人々を殺したりしている。


Re: ーΩー オメガグランデスト ( No.2 )
日時: 2011/04/06 11:47
名前: ジェネレータ ◆tSdCM0v21w (ID: 7vvUHEHF)


 
 夜明け前の暗い路地。空には新月をむかえたのか、月の姿はなかった。まさに、暁闇の空のようだった。

その場を照らすような一つの光が弾け飛んだ。

「いってぇな、お前誰だ」

そう叫んだのは街灯に照らされた、一人の男。向かい側には闇の中にうつった、少年の影。

「グランデストの“レザン”だ。お前はダークグランデストだろ」

少年は答えた。男はまるで、あざ笑うかのように言う。

「お前、一人で来たのか。あぁ、そうさ。俺がダークグランデストだが?」

そう言ったとたん、男がナイフを飛ばした。
それをレザンは軽々と避ける。

「甘いぞ!」

今度は男の手から、刀がうまれる。

「これは避けれるのか?」

男が乱暴に振り回した鋭い刀はレザンの手を、少しかすったように見えた。血が流れ出る。
今度は上から下へ振り下ろす。レザンは間一髪で後ろに避けた。

そして右手の掌を男にむける。凄まじい光と共に男は刀を落とし、地面に両手をつけ、仰向けになる。

「暗黒の組織、ダークグランデスト……。俺達の敵だ」

男が何かを喋ろうとした時、レザンは一歩前に歩み出た。

そして、彼は男に向かって右手を突き出した。まるで何かを掴んでいるような血走る指先。

手を少し上に動かした時、その正体があらわれた。
透き通るような光沢。透明の剣を握りしめていたのだ。

「意味もないのに人を殺す。テクノの力を悪用する。お前は楽しいのか」

その瞬間、レザンの剣が男の足に刺さった。外から見ると剣は見えないので、血だけが溢れ出てくる。

「まだお前は死んでない。意志があるならよく聞け。俺はダークグランデストを潰す」

男はその場にぐったりと倒れこんだ。

Re: ーΩー オメガグランデスト ( No.3 )
日時: 2011/04/06 11:04
名前: ジェネレータ ◆tSdCM0v21w (ID: 7vvUHEHF)


・テクノ

 グランデスト、ダークグランデストが使う力の名称。
遠距離に気を放ったり、近距離で武器の形にしたりと、様々な応用がきく。
利き手の方が、威力が高い。


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